@シアタークリエ
アテプリ見納めでした!ヨーロッパ航路楽しすぎて見納めなのが耐えられません。
セットリスト
ゲスト: 田代万里生
ヨーロッパ航路
第1部
- Live in Living Color - Catch Me If You Can(全員)
- 『ノートルダムの鐘』マッシュアップメドレー: 世界の頂上で→奇跡もとめて(Ema+村井→全員)
- エメラルドシティ -『ウィキッド』(クルー)
- 魔法使いと私 -『ウィキッド』
- 人生を踊り明かせ -『ウィキッド』(大音→田中→海宝→全員)
- バタフライ -『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』(田代)
- 君の夢の中で -『フランケンシュタイン』🇨🇭
- Tomorrow - Annie(全員)
- You Can't Stop the Beat - Hairspray(全員)
- 陽ざしの中へ -『ノートルダムの鐘』🇫🇷
- Light - Next to Normal(全員)
第2部
- Marion Montgomery「That's Life」
- 二人の男 -『マタ・ハリ』(田代ラドゥー&海宝アルマン)
- 田代万里生「愛のことば 〜ベートーヴェン第九〜」
- (肉声オペラ歌唱)『カルメン』より
- Nessun dorma - Turandot(田中&海宝)🇮🇹
- 右から2番目の星 -『ピーター・パン』
- Session 8 (Higitus Figitus→Bibbidi-Bobbidi-Boo→Supercalifragilisticexpialidocious→Hi-Diddle-Dee-Dee→Following the Leader→Zip-a-Dee-Doo-Dah→The Dwarfs' Yodel Song (The Silly Song)→Hakuna Matata→Mickey Mouse March - On the Record(クルー)
- まだ見ぬ世界へ -『リトル・マーメイド』
- Final B - 『RENT』
- ベートーヴェンデイ -『君はいい人、チャーリー・ブラウン』
アンコール. December 1963 (Oh, What a Night) -『ジャージー・ボーイズ』
感想&レポ
第1部
これまでの記事でレギュラーパートの感想はほぼ書き尽くしたので、ゲスト&航路別中心で書いていきます。配信があったからかわかりませんか、この日の海宝先生は眉毛に力が入っていてなんか覇気が強めでした。首の動きは少なめ。
今回は「君の夢の中でを聴けるのか」っていうことばかり考えながらクリエに行きました。ヨーロッパ航路初日にTwitterで君夢情報を掴んだ時にはとんでもなく嬉しかったです!というのも行くか迷って行かなかった市川のコンサートで海宝さんが君夢を歌ったと聴いて悔しくて悔しくて行かなかった自分をすごい恨んでたんですよ!ついに海宝アンリの君夢を聴けて恨みから解放されました!ありがとうアテプリ!!
バタフライ -『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』
君夢に備えて身構えていたら、突如somlのメロディが流れてきて予期せぬ方向から情緒をめった打ちにされました。イントロ聴いた瞬間全身が強張って万里生アルばりの「待って!!!!」が脳内を駆け巡りました。突然のsomlは心臓に悪い。"これが全て" が来たら全てが決壊するところでしたので バタフライ が始まって少しホッとしました。でもそれも束の間、この日の万里生さんの "バタフライ" はいつも以上の声量と音圧、勢いが相まって「アルヴィンの "バタフライ" 」にしか見えなくて聴こえなくて、そう感じてしまったら最後2021年somlの記憶の蓋が崩壊して心がいっぱいいっぱいになりました。
「君の羽 き〜〜〜〜みは蝶」で森さんの横に立って思いっきり伸ばしていたのが気持ちよかったなのと最後の方で手を広げながら階段を登るときに指先をぴらぴらさせていたのがとっても可愛かったです。
昨年末に韓国でsomlを3ペア見てきて、somを見たい欲が少しは満たされたと思ってましたが、久しぶりに日本語で聴くとさらに気持ちが大きくなっていたことを感じさせられました。ひらまりsoml、ずっと待ってます。
今日やたら声量と圧が凄かったのは海宝さんの歌声に引っ張られてなのでしょうかね。海宝さんにしろ万里生さんにしろ歌声がクリエのキャパをオーバーしてますね。皮膚がビリビリするような音圧、最高です。
君の夢の中で -『フランケンシュタイン』
突然のsomlで完全に情緒がやられている中、君夢のイントロが始まり、軍服姿の海宝アンリが上手から出てきて頭がパンクしました。君夢の美しい前奏はいつ聴いても私の心をめちゃくちゃにしますし、海宝さんの表情がもう完璧にアンリで・・・。
海宝さんの歌う君夢は頭の中で何十回もシミュレーションしていて「ここの部分をこういう風に押し出すはず」とか「ここでこういう感情を乗せてくる気がする」とかたくさん想像して脳内再生してたわけですが、頭の中の君夢とは全く違うものが目の前にはあって衝撃でした。
柔らかくて優しい声色に始まって後半は明るくキラキラした音色でいくかと勝手に想像していましたが、実際はもっと太い声で男性的で軍人らしさがあって、ヒーローボイスからは離れた人間的な影や暗さも含まれた歌声でした。内省的な要素はほとんどなくて(「恋をした」のところにさえ)、全てのフレーズがビクターにぶつけるためのものだったのも意外。ビクターがいるであろう方向を見て目を潤ませていたりもしたので「そこにいるビクターはどんなビクターなの?!」と知りたくてたまらなくなりました。本役を通っていないとは思えないほどあまりにもアンリで、これから目の前にいるアンリが死ぬんだと思って苦しくなりました。よく考えたら君夢を生で聴くのは初めてだったかも。本公演を見てたオタクたち、毎日アンリに死なれてどうやって生きてたんですか。私はこの1曲でもうだめでした。爆沸きしながらニコニコで聴くつもりで行ったのに、こんなに心にダメージを負って帰ることになるとは。
もちろん歌声は圧倒的で最後の「生きよう~!!!!」の圧なんかとんでもなかったです。というか最初から最後まですごい圧でした。あれを受けて1人残されるビクターやばいですね。後悔なんて微塵も見せないし、完全に覚悟が決まっているあんな君夢を押し付けられて死なれるビクター・・・。
海宝さんがフランケンに出るならビクターがいい!と思っていたけれど、君夢を聴いてしまうとアンリもありすぎますね。いやでも、生まれたての怪物に「アンリ!アンリ!」って話しかけるけど怪物の様子に苛立って怒り出す海宝ビクターは見えるし "偉大なる生命創造の~" も見えるんですよね。困ったな。
ちなみに君夢で心に負ったダメージがでかすぎて、このあと着替えて出てきた機長も転生したアンリとしてしか認識できず「なんで死んだんだよ!!!!」「今は楽しそうで良かった!!!」「でもなんで死ぬんだよ!!!」ってなりながら見る羽目になりました。ミュ俳優の皆様にはばんばん君夢を歌ってもらいたいけれどセトリの中盤はひかえてもらいたいわ!!後に響きます笑笑笑 Lightで後ろからピンスポ当てられてるのも「処刑台じゃん無理😫」ってなっちゃいました。
停電中
大音「みなさんのおかげでエモい雰囲気に」
海宝「エモい!若い人が言うエモいね!さらにエモくしていきます」
海宝先生が普段は「エモい」という言葉を使わないんだな〜というのが伝わってきてツボでした。
菅谷「機長、そのライトはどうしたんですか?」
海宝「これねペンライトの上を取ったやつ。皆さんも非常時には懐中電灯として使えますので。こうして色も変えられる懐中電灯です。一家に一つと言わず、一人一個お求めください」
ペンラ講座
海宝「ない人はなんでもいいから振りましょうか。例えば首」
首をペンライトの動きに合わせて動かす村井さん
海宝「例えば、指」
菅谷「かわいいんじゃない??」
海宝「例えば、眼球」
眼球を左右に動かす菅谷さん&村井さん
海宝「次は縦に振ってみましょうか。首は?」村井さん、トーントントンのリズムで首を前後に振る
海宝「次は回してみましょう。首だと?」
村井「チャンスですよ」
一同「なんの?」
村井「首をほぐす」
煽り
海宝「お前たち行かんのかい!」
ちょっと弱め
海宝「まだ少し照れがあるかな🤗」
菅谷「ここは私たちが見本を見せましょう」
海宝「クルーたち、行けんのかい!」
クルー一同「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
海宝「シアタークリエ!いけんのかい!!!」
頑張る客席
海宝「配信の人たち、いけんのかい!!」
シーン
海宝「うん、なんか聞こえた気がするかも」
陽ざしの中へ -『ノートルダムの鐘』
この曲だって大好きで全ての神経を研ぎ澄ませて浴びたいのに海アンリの打撃がデカすぎて満身創痍のまま聴く羽目になりました。1回休憩を挟ませてほしい😂
声もカジモド仕様に近づけてたし「朝 川沿いを散歩しようか」で階段の上でバランスをとるようにして歩いていたのも最高!!ビバ!ヨーロッパ航路!!
第2部
海宝「皆さまの早く呼んでほしいという圧も感じますしね、ここでゲストをお呼びします。田代万里生さん!!(デカボイス)」
田代「田代万里生で〜す!!!(スーパーデカボイス)」
長めの拍手
海宝「ほらもう拍手が鳴り止みませんよ」
共通点の話
田代「ねえ、なんで呼んでくれたの?」
海宝「そりゃもう『アナスタシア』で同じ役を演じたので!」
田代「ゲストで呼ばれると相手の出演作品とかを調べて共通点を探すんだけど、海宝くんとの共通点は全然なかった!普通、同じ作品に違う時期に出てたり、入れ替わりになってたりとかあるけどそれもなかった!僕はレミゼもサイゴンも出てないし、四季も入ってないし。」
海宝「でもたくさんの作品に出てらっしゃいますよね」
田代「海宝くんの出てない作品で頑張ってます😄」
海宝「いやいやいや」
田代「海宝くんは3人兄弟だけど、僕は一人っ子だし。でも1つだけ共通点見つけた!すごい普通のやつだけど」
海宝「おお!」
田代「A型!!!」
海宝「お揃い!!!!」
図々しさの話
田代「海宝くん、なんでもできるよね?」
海宝「いや、そんなことないです。人前も苦手ですし」
田代「でも子役のころからやってるし」
海宝「役に入っちゃえばね、大丈夫なんですけど。人前で話すのとかは・・・」
田代「えーでも今日は全然喋れてるし、兄弟がいると喋れそうな感じあるけど」
海宝「いやいや一人っ子の方が案外図々しくいけたりするんですよ!!」
この話の流れだと万里生=一人っ子=図々しいになっちゃうけど大丈夫そう?って笑っちゃいました😂😂😂
海宝「最近はある程度の図々しさは必要だなとは思ってて」
田代「オーケストラの中から飛び出るように歌ったりするのに図々しさは必要だよね。図々しくないと殻も破れないし!」
海宝「歳をとるにつれ図々しくなれるようになってきました」
田代「今日もいい感じに図々しいよ😁👍」
リサーチの鬼同士
海宝「万里生さんこそ、お母様がピアノの先生でお父様がオペラ歌手で、ピアノも弾けますし、他の楽器もたくさんできるんですよね」
田代「うん。でも海宝くんも楽器演奏するでしょ?」
海宝「僕は最近になってから必死になってやってます笑」
海宝「オペラからミュージカルにってことですけど難しかったことはあります?」
田代「オペラはビートがなくてアコースティックな演奏の中、肉声で歌う。ヨーロッパのミュージカルだとそういうビートがないものもあるけれど、ブロードウェイミュージカルはビートがあるでしょ。ビート・英語・ダンス、全部苦手!!」
この2人の組み合わせだと、両方とも綿密にリサーチしてくる派なので調べてきた情報の出し合いバトルみたいになるのが面白いですね😂
出会いの話
田代「初めて会ったときのこと覚えてる?」
海宝「おぼえてない!」
田代「『マルグリット』で初めてミュージカルに出たときに、海宝くんを小さいときから見てた劇団四季出身のtekkanさんとか鈴木結加里さんとかも出てて、ご飯を食べてるところに海宝くんも呼ばれて来たんだよ!」
海宝「行ったのか~」
田代「そこで出会った。真理恵ちゃんもその場にいたんだよ。この話tekkanさんにもしたけど覚えてなかった。僕しか覚えてない! tekkanさんも配信で見てくれてるそうですよ」
2人で配信カメラに向かって「tekkanさ~ん」とお手振り
海宝「『マルグリット』を見たのは覚えるんですけど。すごい声の方が出ているって思ったのも。ピアノも弾いてらっしゃいましたよね?」
田代「ピアニストの役だったからオーディションもピアノのオーディションからだった。でもそんな初舞台の新人が50公演も務められるかわからなかったんだろうね。アンダーでベテランでピアノも弾けるtekkanさんが入っていてくれて、僕があああ(心臓を押さえながら)ってなったときにはtekkanさんに助けてもらってた」
海宝「じゃあ、恩人が共通点ですね」
田代「そうだね! ちょうど初舞台の日も2月10日だった!!!ミュージカルデビュー15周年!!」
海宝「そんな貴重な日にありがとうございます」
田代「海宝くんはデビュー何年目?」
海宝「あとちょっとで30周年になります」
田代「失礼しました(お辞儀)半分以下だ!!」
海宝「いやいや、子役のときはそんなのカウントに入れないですからね~」
ここら辺かどっかでチャイムが鳴ったんですけど、海宝さんが手でシュって払って無視してました😂 あと晴香ちゃんにも言ってたけど万里生さんにも「もっと前に出てください」って言ってて笑っちゃった。
『アナスタシア』の思い出
田代「『アナスタシア』で同じ役だったのにあんまり話せなかったんだよね。海宝くんは2役だったから、稽古中もずっと出ずっぱりで。僕は堂珍くんと一緒にいた。」
海宝「でも僕、万里生さんが場当たりの時撮ってくれたどこにも出せない動画がすごい思い出になってるんです。Rumor(A Rumor in St. Petersburg)の!」
突然階段に上って田代「最後のところどんなだったっけ!?」
海宝「🎵ちゃんちゃんちゃ〜ん」(歌う)
田代「そうだそうだ。(2人でメロディを口ずさみながら)グレブがこうやって出てくるんですけど、僕が動画を撮りながら出て行った」
海宝「僕たちは何も知らなかったんですよ。あれは禅さんのときでしたよね?」
田代「そうそう」
海宝「それで振り返ったら(後ろを向いて🤗 のポーズ)撮られてて!あれ僕すごいいい表情してますよね笑笑 あの動画が宝物です」
美容の話
堀川「私ミュージカル好き芸人でして、色んな作品を見せてもらってるんですけど」
田代「どんな作品?😄」
堀川「『エリザベート』とか『マリー・アントワネット』とか。どうして10年前から見た目が変わらないんですか?」
田代「変わらない?今年で40歳!!!!」
海宝「ブログでお顔に鍼を打っている写真をあげていたじゃないですか。お肌がとぅるんとぅるんでした」
田代「お二人もとぅるんとぅるんですけどね」
堀川「私のは汗です」
田代「僕も代謝がいいからってのはあるかも。だから背中とか結構綺麗!」
海宝「じゃあ、いつかその綺麗なお背中が見られる作品に出ていただいて」
衝撃の二人の男
海宝「1部のソロでは『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』(言い慣れてなさそう)からバタフライという曲を歌っていただきました。僕、初めて聴かせてもらって、いい曲ですね。デュエットは『マタ・ハリ』という作品から(客席から悲鳴)"二人の男" を」
田代「今回は海宝くんからリクエストしていただいて」
海宝「万里生さんとのデュエットは何にしようと、出演作も見ながらスタッフさんと考えていた時に "二人の男" はどうですかという話になりまして。男性同士のデュエットもなかなかないですが、いい曲があったので」
田代「このラドゥーという役を見てくださって、グレブのオーディションを受けませんかというお話が来たんですよ。それで共演できた」
海宝「出てくださっておりがとうございます」
田代「軍人で上司的なポジションで狂気に落ちていくところも似ているからかな。ラドゥーの方が変態だけど笑」
万里生先生による "二人の男" のシチュエーション解説「それでアルマンの服に沁みついたマタハリの匂いを嗅いで、気が付くんですよ」
海宝「妖艶な香りがね」
田代「今日も嗅ぎますよ」
海宝「お願いします」
海宝さんのスーツの襟を掴み、顔を近づけて、鼻にマイクを当てながら「すぅーーーーー」と息を吸い込む万里生先生に客席からは笑いが。息を吐き出して襟から手を離すとイントロが流れ出して、私にはその「間」が面白かったです。
万里生先生のブログの文面の感じから「これは二人の男あるぞ?」とは思っていましたが、実際に来るとは!笑っちゃいました!!「全国の『マタ・ハリ』ゾンビの皆様、おめでとうございます🎊」と心の中で祝杯をあげました。
万里生ラドゥーと海宝アルマンの二人の男は声量音圧モンスター同士のぶつかり合いになるので巨獣の闘いを見ているような感覚になりました。万里生さんは本公演のときよりも低音の圧が増していて(グレブ効果なのか?)肋骨が音圧でビリビリしました。海宝アルマンは万里生ラドゥーの言葉を全部真っ向から受け止めて、すごく険しい顔で反論していて、アンリに続いて「軍人っぽいな」と思いました。ラドゥーだけでなくアルマンもマスキュリンになると『マタ・ハリ』という作品の解釈の幅が広がって楽しくなってきそうですよね!
田代「アルマンやってたでしょ笑」
海宝「すごい熱量だったのでそれに乗っかって。嗅がれましたし!」
田代「いい匂いでした😄」
愛のことば 〜ベートーヴェン第九〜
海宝「僕もつい最近まで『ベートーヴェン』という作品に出演していて!」
田代「だから選んだんだよ!!」
こちらは『Op.110ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』という作品に出演したことをきっかけに、万里生さんがベートーヴェンの第九を「超スローバラード」にして不滅の恋人をイメージした歌詞を乗せた1曲。ちゃんと聴いたのは初めてだったのですが、昨年末に『ベートーヴェン』で感じた「替え歌感」もなく、また同作ではイマイチわからなかった「不滅の恋人」への愛というのも豊かに伝わってくるな〜というのが率直な感想でした。
海宝「万里生さん、抜け感のある歌声も素敵ですよね」
Come From Awayの話
海宝「万里生さんには稽古でお忙しい中来ていただいて」
田代「僕、今日はトランジットなんですよ。『カム フロム アウェイ』の稽古場からこちらに来て。向こうは濱田めぐみさんが機長で」
海宝「本当に濃ゆいメンバーが集まってますけど稽古場はどんな感じですか?」
田代「カオス!!!」
海宝「笑笑」
田代「みんな思ったことをそのまま言う」
海宝「クリエイティブなお稽古場なんですね!」
海宝「この近くの劇場でやるんですよね」
田代「はい!日生劇場で。1幕もの100分でサクッと見れます!」
海宝「なん役演じるんですか?」
田代「なん役やるんだろう・・・名前が付いてる役は3役かな。12人で100役を演じ分けるので、名前のない役も入れたらもっとですね」
海宝「群像劇でね。すごく気になってます」
田代「絶対好きだよ!だって(海宝くんは)オタクだから」
同業者にミュオタ判定される海宝先生😂
それにしてもこの日は『イリュージョニスト』(梅田芸術劇場主催だけど海宝さん主演)の解禁があったのにその話は全くせず、『カム フロム アウェイ』(ホリプロ主催)の宣伝がもりもりで笑いました。
チャレンジ企画
ヨーロッパ航路のチャレンジ企画はオペラ!
オペラ歌手の田中さんが有識者として出てきて解説がありました。
田中「海宝さんとは朝ドラの『エール』で共演して、そのときは『ラ・ボエーム』の一場面を一緒に歌いました。オペラというと敷居が高く感じるかもしれないけれど、オペラが貴族のものだったのはバロック時代とかすごく古い時代で、モーツァルトが活躍した時代、例えば『フィガロの結婚』は舞台は貴族のお屋敷だけれど平民が女好きの貴族を懲らしめる話ですし、『ドン・ジョバンニ』も女好きの男をみんなで懲らしめる話」
堀川「懲らしめる話が多めなんですかね」
田中「ドン・ジョバンニなんて最後には地獄に堕ちてしまいます」
着替えてきた海宝さん「🎵ドン・ジョバンニ〜(デカボイス)」
田中「すごい」
海宝「ダ・ポンテを演じていたものですからドン・ジョバンニを歌ってみました」
田中「オペラでは演者もオーケストラもマイクなしでパフォーマンスするので、初めて行くホールではホールの音の響き方を確認して仲良くなってから舞台に立ちます。今日はシアタークリエと仲良くなってみたいと思います(マイクなしで『カルメン』の一節)」
海宝「ロンドンで出演したのが、3つのオペラをポップス調にアレンジした作品で、僕は『トゥーランドット』のカラフという役を演じました。その作品では誰も寝てはならぬという曲をデュエット形式で歌って、歌い上げはなかったのですが今回は歌い上げにも挑戦します」
田中「先ほど歌ったらした田代万里生さんは大学の先輩なんですよ」
海宝「本当に恐れ多いですが、恐れ多くも歌わせていただきます」
海宝さんは高い音でもしばらく真っ直ぐ伸ばしてからビブラートをかけるので誰も寝てはならぬの猛烈な歌い上げもドカーンと飛んでてきて私はとても好きでした。ただ割といつもの海宝さんでは?という感じもありましたね。何をもってオペラ歌唱とするのか私にはわからないので。いつだって歌がわけわからんレベルで上手いのが海宝さんですね。
堀川「万里生さんも袖でずっと聴いてましたよ」
水を飲みながら海宝「はずかしい」
堀川「難しかったところはありますか?」
海宝「イタリア語の文法が難しかったです。英語だったら未来を表すときにはとりあえずwillを付けとけばいいみたいなところありますけど、イタリア語は動詞自体が活用して、過去形も2種類くらいあるし」
田中「たしかに。活用形を一回覚えちゃえばどんどん応用できますけどね〜」
フランス語もこれです。私は活用形が覚えられなくてドロップアウトしました。それにしても1曲歌うためにイタリア語の文法まで学ぼうとしている先生すごいです。
海宝「さて次に行く前に私はちょっと着替えを(と言いながらタイを解く)」
田中「ここのお着換えいいですよね〜」
ディズニーメドレーも今回で聴き納めだと思うと悲しかったです😭😭😭 私は完全に菅谷さんとEmaさんの虜です。2人ともビジュのディズニーみが強くて好きだし、系統が違う歌声でそれぞれめっちゃ上手くて最高!!!海宝さんのミッキーみに注目しがちだけれのクルーの方々全体的にディズニー感高めですよね。
そして何度でも書きます!今回のベートーヴェンデイの音源をください!!!!
【✈️𝑭𝒍𝒊𝒈𝒉𝒕 𝑳𝒐𝒈240210✈️】
— 海宝直人コンサート ATTENTION PLEASE!2 (@APairline) 2024年2月10日
本日は、いろいろな場所からたくさんのお客様にご搭乗いただきました #APエアライン 🌏💫
2/10(土)13:00発の便のゲスト様は、
🦋#田代万里生 さま🦋
なんと本日は、田代様のミュージカルデビュー15周年記念日🥳🎉… pic.twitter.com/nniUGEybe9
【アテプリ2】