Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

私は!歌が!たくさん聴きたい!!海宝直人コンサート『ATTENTION PLEASE!2』2/4 M 機長貸切便 セトリ&感想&レポ

@シアタークリエ

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機長貸切便が運良く当選しまして行ってまいりました✈️ 地下にポスターがあって、入口では同じビジュアルの写真も貰えました。普段、俳優さんたちの顔がプリントされたものを手にする機会があんまりないので、ちょっと気恥ずかしい😌✨

セットリスト

機長貸切便

ゲスト: 林家正蔵(シークレット)

アメリカ航路です🇺🇸

第1部

  1. Live in Living Color - Catch Me If You Can(全員)
  2. ノートルダムの鐘』マッシュアップメドレー: 世界の頂上で→奇跡もとめて(Ema+村井→全員)
  3. エメラルドシティ -『ウィキッド』(クルー)
  4. 魔法使いと私 -『ウィキッド
  5. 人生を踊り明かせ -『ウィキッド』(大音→田中→海宝→全員)
  6. 林家正蔵さんが客席から登場
  7. Cry For Me -『ジャージー・ボーイズ』(海宝ボブ&大音フランキー&村井&田中)🇺🇸
  8. Tomorrow - Annie(全員)
  9. You Can't Stop the Beat - Hairspray(全員)
  10. So Close -『魔法にかけられて』🇺🇸
  11. Light - Next to Normal(全員)

 

第2部

  1. Marion Montgomery「That's Life
  2. APエアライン 座談会
  3. 言葉にできない -『この世界の片隅で』※本邦初出し
  4. (即興ジャズアレンジ)早く王様になりたい -『ライオンキング』
  5. Take the 'A' Train(Ema & 海宝)🇺🇸
  6. 右から2番目の星 -『ピーター・パン』
  7. Session 8 (Higitus Figitus→Bibbidi-Bobbidi-Boo→Supercalifragilisticexpialidocious→Hi-Diddle-Dee-Dee→Following the Leader→Zip-a-Dee-Doo-Dah→The Dwarfs' Yodel Song (The Silly Song)→Hakuna Matata→Mickey Mouse March - On the Record(クルー)
  8. まだ見ぬ世界へ -『リトル・マーメイド』
  9. Final B - 『RENT』(全員)
  10. ベートーヴェンデイ -『君はいい人、チャーリー・ブラウン』(全員)
  11. ヒグチアイ「ラジオ体操

アンコール. December 1963 (Oh, What a Night)  -『ジャージー・ボーイズ』(全員)

 

感想&レポ

第1部

ここまでに大体感想は書き尽くしているのでレポ中心でいきます。

機長アナウンスは貸切仕様で「本日は〜機長貸切便にご搭乗いただき誠にありがとうございます。〜」でした!ちょっと語り口の熱量はいつもより高め!!

ここまでのレポで書き忘れてましたが、"Live in Living Color" の「I'll be your one-man Disneyland」のところの両手をミッキーの耳みたいにして指をひらひらする振付可愛いですよね。あと "Dancing Through Life" でベストから出てるシートベルトみたいなのを掴んで回すのが『キャッツ』仕草っぽくて好きです。今日のDTLは覇気というか圧というかアタックというかが強めで楽しかったです。

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今回は堀川さんが怪我ということで一部演出に変更がありました。1番最後のクルー紹介で本人からお話があったのですが「寝ている間に脚が攣ってしまってそれが治らない状況」だったそうです。「朝の7:00ごろに連絡したらスタッフさんがみんな動いてくれて、出演者の皆さんも朝から稽古してくださって。しかも私が落ち込んでると『大丈夫か、えみみ』って声までかけてくれて本当に嬉しかった」とのことでした。大怪我ではなさそうで良かったですが、お大事にですね。。。公演は踊りや動きのある寸劇からは外れつつ歌では参加していました。

1部の変更点
・冒頭は堀川さんは登場せず、機械のボタンを押すところはスーツケースを引いた旅行客姿の村井さんが「Push This」と書かれたボタンを押すという展開に。堀川さんが菅谷さんのペットボトルを飲む演出は無しでした。

スペシャルプログラムの前振りは客席からではなく舞台上からアナウンスをしていました

と、そこに下手の客席ドアから林家正蔵さんが登場
正蔵「どうしても乗りたいんです〜」
同じドアから入ってきた大音「お待ちください〜💦」
堀川「ごあいにく、本日は満席でして」
正蔵「木戸さん(オフィスストンプの代表)が席を用意してくれるって言ってたんですよ!!」
下手通路を通って舞台上へ

海宝さんの大ファンだという師匠
正蔵「海宝機長の便にしか乗らないと決めてる。井上さんには乗らない。山崎さんにも。あと浦井さんにも乗らないようにしてる」
大音「ちょっと!!」
正蔵「機長に初めて出会ったのは望海風斗さんのコンサート。 "陽ざしの中へ" を歌ってた。『アナスタシア』も見ましたし、『ベートーヴェン』も見ました!井上さん演じる『ベートーヴェン』が『澄んだいい声だな~』ってアドリブを入れていたけれど、あれは天国にいるベートーヴェンが井上さんを介して海宝機長を褒めているんだと思う!それにしても皆さん、『ベートーヴェン』の2幕、もっと機長を出してほしいですよね!?」

客席拍手喝采
確かにカスパールは出番が少なすぎる。

村井さんを怖がる
正蔵(村井さんに向かって)「あなたは『アナスタシア』で怖い人だったから嫌!」
村井「なんですか『アナスタシア』って?僕は知らないですけど」
正蔵「しかも稽古場で『おじいちゃん』って言われた」
村井「そうそう、『おじいちゃ~ん、こんなところに迷い込んじゃだめですよ~』って」

「王子」呼び
正蔵NHKで『演芸図鑑』っていう番組をやってるんですけど、そこに海宝さんをお呼びしたことがあるんです。『ミス・サイゴン』の地方公演中だったけど忙しい中来てくれて、これくらいの距離(1mくらい)でお話させてもらったんですけど、(正蔵さんが)もうずっと上の空でした。NHKは厳しいので『海宝さん』って呼んでくださいと言われて、初めは『海宝さん』って呼んでたんですけど、だんだん『直人さん』になって、まあそこまではいいんですけど、なんか気づいたら『王子』『王子』って呼んでしまっていました」

眉間の皺
正蔵「色々質問もさせてもらって、ラーメンの話になって、『好きなラーメンの具はなんですか?』と聞いたら『なると』と。渋くていいですよね。機長は眉間の皺が4本と2本の時がありますけど、集中すると2本になるんですよね。ラーメンの具の話のときは皺2本でした。もうあの眉間の皺を見ていると皺に入りたくなる」
すごいオタク構文が飛び出してきてびっくりしました。

退場のときには階段を上って舞台奥へと捌けていったいったのですが、階段を上るときには「機長が上ってる階段!」と言って上り、捌けるときには大音さんに少し身体を支えられるようにして去っていきました。嵐のようでした。

ここで着替えてきて特別プログラムと思ったら、通常のアメリカ航路と同様にCry For Meが始まり、まさかのゲストソロ曲の歌唱枠がカットになっていました。これはショック・・・。海宝さんが大御所の方にも愛されているのを知れるのはそれは楽しいのですが、私は!海宝さんの!歌が!たくさん聴きたい!!!これは声を大にして言っておきたい!!!貸切便なら尚更です。

停電の原因はチーフパーサー
通常は「うみのたから」ラーメンを堀川さんが機械にこぼしてしまい停電が起こるという流れですが、今回は堀川さんに代わってチーフパーサーの村井さんがカートを押しながら登場。堀川さんから「押し付けられた」指示ノートを基に寸劇を繰り広げていました。
村井「皆さんも困惑してると思うけど私が一番困惑しております」
  「なんで引き受けちゃったんだろう~」
そんなことを言いながらしっかり機械にラーメンをこぼして停電を起こしていました。そして停電パートに突入。
海宝「チーフ!停電の原因については何も聞いてないの?」
村井「はい、報告は上がってきていません」
停電パートで村井さんがいつもに増して喋って、他のクルーに「どうしたどうした」と言われているのが面白かったです。

 "You Can't Stop the Beat" の前には機長によるコール&レスポンスがありました。クリエを6ブロックにかけて順番に「いけるのかーい!?」って聞かれていって、最後の前方センブロまで来たら「数のわりにぃ😕」と不満げになる海宝さんとすかさず「なんて顔してんの!こんな顔してんの見たことないんだけど笑笑笑」と突っ込む菅谷さんが面白すぎました。

菅谷「そう言う機長はいけるんですか?機長いけんのかい!!?」
海宝「うおおおおおお!(クソデカボイス)」

堀川さんが歌っていたパートは加島さんに!そして後半では機長がまさかの客席降り。上手の通路に飛び降りて駆け抜けて行きました。クルー紹介でどなたかが「ゲネではやってなかったのに!」と言うと、海宝さんは「すいません、テンションが上がっちゃって。照明さんも付いてきてくれてありがとうございます」と話してました笑

曲終わりは通常、海宝さんの早替えの間に堀川さんが「ビックカメラで買ってきた」パーティーグッズを身につけて "You Can't Stop the Beat" を歌って踊り、ピンスポを追いかけてポーズを取る流れですが、今回は村井さんが捌けようとするクルーを呼び止めて停電の原因が自らにあると告白し「機長には秘密にしてくれ!」とお願いするもクルーたちから業務中にラーメンを食べたことを怒られる展開に。そしてお詫びにと村井さんが堀川さんのピンスポ芸を再現していました。最後は照明さんが村井さんをバッチリ照らしていて労いの意を感じました。

 

第2部

海宝さんからお礼のご挨拶
海宝「前回の公演の時は2の話は塵ほどもなかった」

2部のゲスト枠は「APエアラインメンバーによる座談会」でした。事前に(と言っても前日に)FCからメールで質問の募集が来ていて、その質問が読み上げられる形でした。司会は堀川さん。みんな「セルフサービス」で椅子を持ってきて座談会のスタートです。

Q.1 アテプリではトークからすぐに歌に入る場面も多いですがどうやって気持ちを切り替えているんですか?

海宝「音楽が聴こえてくると自然にスッと入れますね。あとは照明だったり。周りの皆さんのおかげです」

Q.2. 海宝さんのすごいところと変なところを教えてください

堀川「これは菅谷さん回答お願いします」
菅谷「なんで私!」
堀川「付き合いが長いので色々知ってるかと」
菅谷「直人のすごいところは歌声に壁がないこと。リミッターがない。直人って歌うときにアクセル全開でバーーーって歌うじゃない?でもコントロールも出来ていて。私はボイトレで色んな生徒を見てるけど、すぐ『1回海宝直人見てみ?』って言っちゃうもんね笑 元の楽器の良さもあるけれどそれを使いこなしてるのがすごい!変なところは・・・結構ギャンブラーだよね笑笑」
海宝「確かにそれはあるかもしれない。だからギャンブルはやらないようにしてるよ!結構負けず嫌いなところがあるから、追い詰められるとやったるぞ!ってなっちゃうかもしれない」

Q.3 衣装のこだわりは?

海宝「衣装の巨和さんがこだわって作ってくださったもので、どの航路の衣装にも機長のモチーフが入ってるんですよ。アメリカ航路のジャケットの袖には腕章と同じく4つ星が付いてたり、他の衣装にもラインが入ってたり。ベストには各衣装の生地が全て使われてます。カマーバンドはシートベルトを二重にクロスさせたものになっていて、これに関しては早替えもあるので揉めてました、穏やかに。衣装さんと他の関係者の方が『真ん中から外せないんだよ?早替えあるのに!』『でもさ〜』って。そしてカチッと簡単につけられる形に仕上げてもらえました。」

Q.4 どうしてこんなに素敵なメンバーが集まれたんですか

海宝「真理恵とは2008年の『ミス・サイゴン』で出会ってからの長い付き合い」
菅谷「一緒にコンサート出たりとかね」
海宝「それこそ20代前半で自分の歌に自信がなくてコンサートの出番を待ちながらお兄さんたちの歌を聴いて不安になってる時とかに真理恵にバチーンって背中を叩かれて励まされた」
菅谷「今の海宝直人があるのは私のおかげ💁‍♀️ でも今回はもっと長い付き合いがいるから🫱」

海宝「そうね、Emaは『ライオンキング』でヤングシンバとヤングナラを演じてたから。共通の知り合いから今はジャズシンガーをしているってたまたま聞いて、しかもちょうど舞台に出たいって言ってたとのことだったので是非アテプリにと誘って」
Ema「そうだね〜年賀状のやり取りはしてたんだけどね〜」

菅谷「茜と直也はね、私が騙して連れてきたの。ちょうど前回のアテプリの時にダンサーがいたら楽しいかも〜なんて話してて、『ムーラン・ルージュ!』で一緒になった茜と元々飲み友達だった直也に『そんなに歌はないと思うよ〜』って声かけて連れてきた」
加島「そしたら歌もたくさんあって!スタジオでたくさん練習したよね!?」
松出「クビになったらどうしよう〜って」
加島「私は朝の6時とかから練習してそのまま稽古に行って」
松出「僕は夜お風呂に入ってからそのまま朝の4時までとか練習してました。皆さんより曲を覚えるのも時間かかるので」
菅谷「歌稽古から振入れになったときは2人の水を得た魚のようだったよね」
松出「やったー!ストレッチできる!って」

海宝「俊太郎さんは朝ドラの『エール』がきっかけですよね。オペラのオーディションを受ける場面でご一緒して。あれ金文字で名前が出るような大学だったからきっと東京藝術大がモデルだったんでしょうね〜」
ここでチャイムが鳴るもののガン無視して話を続ける海宝さん
田中「先ほどもおっしゃられてましたけど、海宝さんは『オペラの歌い方はこうですよ』って教えるとすすっとできてしまう」

海宝「村井くんとは最初に共演したときはそんなに仲良くなかったんだよね笑」
村井「初めて共演したのが『バイオハザード』という作品で、同じ役を演じてたんですよね。それぞれ東京と大阪で。あの海宝直人とおんなじ役をやるんですよ!!しかもあのとき海宝くんが忙しかったからあんまり話す時間もなくて。だから普通の共演者って感じでしたね」
海宝「そのあと『ロカビリー☆ジャック』『アリージャンス』と共演していってね」

大音「あの~私の話はいつしていただけるでしょうか~」
菅谷「私も気になってたんだよね、なんで智海は呼ばれたんだろうって」
大音「僕も気になってたんですよ!事務所も違うし!!」
終演後に気になって調べたら、海宝さん、村井さん、菅谷さん、Emaさん、田中さん、そして森さん、藤倉さんとみんなオフィスストンプ所属なんですね!!
海宝「智海とは『キャッチー・ミー・イフ・ユー・キャン』で初めてご一緒して、あのときから目がバキバキだった」
大音「バキバキでしたね~」
海宝「何かしてやろうっていう気迫があってすごく印象に残っていて。そのあとも『ジャージー・ボーイズ』で共演もあり。あと智海ってアニメーションっぽいじゃないですか」
大音「え?何が?」
海宝「ビジュアルが?」
大音「そうですか?」
海宝「あれ?自覚なし?」
大音「はい。ノーマルだと思ってました笑」
海宝「あのYouTubeとかやってるじゃない。作品を解説してくれるやつ。あれ見ようと思って開くけどエネルギーがすごすぎて『吸われる!!』ってなって一回閉じる。疲れてるときは『うん、あとで見よう』ってなるし」
大音「『アリージャンス』の紹介動画をあげたとき、海宝さんがSNSで取り上げてくれたんですけど『僕は見ないですけどおすすめです』って言ってた笑笑笑」
海宝「そんなアニメーションっぽいところがアテプリの世界観にぴったりだなと思って呼ばせていただきました」

海宝「えみみは関西の番組でマリウスと浪速のコゼットとして出会ってね。劇場の外のところで歌ったよね!!」
堀川「フェスティバルホールのすぐ近くで歌いました。歌いながらよく笑わないなと思ってました」
海宝「役者ですから。私はプロですよ。それがすごく印象に残っていたので声をかけさせてもらいました」
村井「なんかでもアテプリ1のときは『機長の顔が恥ずかしくて見られない!!』とか言ってたのに今では全然普通に見てるよね」
堀川「そりゃ毎日見てたら慣れますよ」
海宝「立石俊樹がゲストの日は『見られない~!!!』とか言ってたのにね、失礼しちゃうわ!!笑」
堀川「立石さんはもう作画がすごすぎて・・・」

 

『この世界の片隅で』から楽曲を初披露
海宝「今回は貸切便ということでスペシャルな1曲を。まだ世界中のお客さんの誰も聴いたことがない曲です。『この世界の片隅で』から "言葉にできない" という曲を歌います。この作品は2023年から楽曲の制作が始まってワークショップなども行われています。」

これは本当にスペシャルでした~!!1部でゲストソロ歌唱枠が削られた溜飲がやや下がりました。楽曲はやはり初めから日本語で歌うことを前提に作曲されているだけあって言葉とメロディの流れが一致していて心地よかったです。その分「海宝先生が歌うには簡単すぎるのでは?」と思えたりもしたのですが、最後のロングローンでは途中で音が上に飛んで海宝先生のすごい響く歌声ゾーンも楽しめたので本公演で聴くのも楽しみになりました。

 

ジャズコーナー

今回のEmaさんによる即興ジャズは堀川さんのリクエストで "早く王様になりたい" でした!最高!「早く王様になりたい/早く王様になりたい/早くなりたい/なりたい/王様」のところを歌ってくれました。
Ema「海宝くんにも歌ってもらおうかと思っちゃった」
海宝「いやいや、このあとチャレンジコーナーなのにさらにチャレンジしてどうする」

Ema「すごいよね~市川では弾き語りもして、スキャットがこれだけできたらもうジャズシンガーだよ」
海宝「構成を決めるのはだいぶ前じゃない?そのときはスルスルっと書いちゃうんだよね。それで後から後悔する。でもいいんです。僕たちが苦しめば苦しむほどお客さんは楽しめるので」

Ema「ちなみに私は普段あんまりスキャットを歌わないタイプのジャズシンガーなんだけどね」
海宝「歌わないタイプのジャザーと歌うタイプのジャザーがいるんだ」
Ema「昨日から思ってたけどその『ジャザー』っていうのは何なの笑 聞いたことないんだけど😂」
海宝「ジャズをする人だから『ジャザー』」

 

ディズニーメドレーの "Session 8" は本当に毎回毎回楽しくて仕方がないです。特に菅谷さんの「Hi-Diddle-Dee-Dee」とEmaさんの「Zip-a-Dee-Doo-Dah」が大好きで、毎回そのパートになると「来られて良かったな~!!!」って気持ちになります。今回は歌が少なかったのをまあまあ根に持ちながら鑑賞していたのですが、2人のこのパートが幸せすぎて心が安らぎました。そして最後のリミックスも本当にすごくて毎度毎度感動します。クルーの皆様のこのパワフルなパフォーマンスがなんとかして形に残ってくれればいいのにと思っています。

そして今回も今回とて "Wild Uncharted Waters" が素晴らしかったです。前半の暗くて怪しい雰囲気から後半にかけて視界が開けるように明るくキラキラとしたヒーローボイスになっていくのがもうたまらなく楽しいです。

それから "ベートーヴェンデイ" の多幸感はものすごいですね。"December 1963" と並んでミュージカル界最強の多幸感ソングなのではなかろうか。こちらもなんとか音源になってほしいです。毎朝聴いてハッピーになりたい。

大原薫さんの追悼
 "ベートーヴェンデイ" のあと普段は "December 1963" に入るところですが、その前に演劇ライターで2022年に亡くなった大原薫さんの追悼としてヒグチアイさんの「ラジオ体操」の歌唱がありました。
海宝「大原薫さんは僕が若いころからずっと応援してくれていて、ロンドンにも公演を見に来てくださいましたが、2022年のコンサートを見に来てくださったのが最後になってしまって。なので今回は2022年のコンサートで歌ったヒグチアイさんの『ラジオ体操』という曲を大原さんへの追悼の想いも込めて歌わせていただきます」

この楽曲は初めて聴いたのですが「ラジオ体操みたい/きただけでもらえるハンコ/生きただけでもらえるハンコ/よくがんばりましたって押してほしいよ」っていう歌詞がすごく沁みました。本当にその通りだなと。今の世の中、みんな頑張りすぎっていうところはありますよね。もちろん頑張らなくちゃならない局面はあるとは思うのですが、もっと自分で自分を許してもいいんじゃないかみたいな。聴きながら先日の市川公演で "闇が広がる" の後のトークで海宝さんが「みんな生きよう!!」って言ってたのも思い出してなんかグッときました。Live Foreverだよ。

 

ちなみに正蔵さんは第2部を12列センブロでご観劇されていて、カーテンコールでは舞台上から呼ばれて「いいのいいの」と遠慮しながら舞台にあがっていきました。

 

次回は田代万里生さんゲスト回に行く予定です!デュエットは何になるんでしょう!?私はついに "二人の男" が来るのではないかと予想しています。楽しみです!!

【2/12 追記】

デュエットの予想大当たりでした🎯😂

 

【アテプリ関連】

 

【海宝さん関連】