Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

再演はこれで終わり?『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』12/25 M 感想

あぁ〜終わってしまった😭😭😭

やっぱり素敵すぎる作品だ〜この作品自体がThe Greatest Giftなのよ。幸せな2週間、幸せなクリスマスだった。

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今回は分析を封印して全力で心に浴びてきました☺️


お席がアルヴィンと一緒に蝶々を眺める滝つぼ注釈席だったのですが、この作品は斜めから見るのもまたいいですね。2人両方を視界に入れて捉えられるし、アルヴィンの肩越しのトムの表情やトム越しのアルヴィン(大体しんどい)がよく見えて良いお席をいただいたな〜☺️

 

バンドがよく見えたのも楽しくて、中野さんの手元のモケケも見えたよ🥺💕

 

今日の印象

今日の平方トムは苦しみ→情けなさや無力感→決意って印象でした。序盤の苦悩が私の記憶より大きかったのと終盤の「決意」は全く新しかった!

ミセス・レミントンでひげじょりじょりされた後から少し柔らかくなるけどふとした瞬間になんとも言えん顔で幼いアルヴィンを見つめていて辛そうだった。1回目の「神の偉大な図書館」でも、アルヴィンとのやりとりの間とんでもなく情けない顔をしてた。素晴らしい贈り物の「作家の立ち往生」あたりからかなり元気でてきた感じ。

それ以降は情けなさと無力感が際立ってた。21日の感想に度々書いた情けなくて愛おしいポイントとは別に社会的な肩書きとは切り離されたときのアルヴィンとの関係においての無力感とその自覚って感じ。何言ってんのか自分でもよくわかんないな。

「出会い」をトムが丸めて投げる→アルヴィンが拾ってシワを伸ばす→アル「もっと絞り込んで探したいってこと?」→アルヴィンが「出会い」を放り投げる。ここで最初にトムが自分で丸めて投げたのにアルヴィンが丸めて投げたらちょっと悲しそうというか未練ある感じに投げられた紙を見ていたところとか「無害で無邪気な軽い一押し」では、アルヴィンに背を向けると、途端にどうしたらいいかあれこれ考えても何もできない様子なところとか。

決意っていうのは、主に「これがすべて」から感じ取ったもの。アル「君の物語!僕の物語!僕たちの物語!」「物語は時代を越え続いていく」トム「キャプラーとトウェイン」アル「そしてトム」この辺を受けての表情に、トムがアルヴィンの物語を語るんだっていう強い意志を感じて鳥肌が立ちました。ここのトムは固めな印象なんだけど、書き途中の雪の中の天使を少しぶっきらぼうにアルヴィンに手渡して「気に入った☺️」ってとびっきり優しく言われてからは解き放たれていくような。そんな印象だったな。

 

万里生アルヴィンは終始なんかめちゃくちゃ優しくて柔らかくてさ〜😭😭😭 なんでそんな優しいのさ!余計に辛いんだよ! さっき書いた「気に入った☺️」がほんっとに優しすぎて泣けた。なんでそんな優しいの今日。前回見た時のチクチク感や計り知れなさがなくてさ。

バタフライの途中で顔が死ぬのはそうなんだけど、トムが階段降りてきて振り向いて2人が向かい合ってるときは少し微笑んでいるの!それでトムが客席に向いたらまた顔が死ぬの。あああ😭😭😭

お金と賞賛、前回見た時アルヴィンチクチクと痛いところを突くし攻撃力高いわ怖いわって感じだったのだけど今日はもうとにかく素直にニコニコしてたな。3回目の神の偉大な図書館でトムが声を荒げるところでさえ、かなり怯えながら後ずさる(辛すぎ)のに、それでもトムに語りかける口調が穏やかで優しくて。なんだろうな。うまく表現できないけど全体にあたたかくて柔らかいアルヴィンだったよ。

ラストの雪の中の天使以降とても幸せそうで、よかった、よかったねアルヴィンって心が大号泣した😭😭😭

 

トーマスのずるいところは優しいところ

神の偉大な図書館で自分からハグに行くの平方トムオリジナルってほんとですか?あそこすごい好きなんですよ。トムの人の良さと温かさ、アルヴィンを大切に思う気持ちが伝わってくる。優しいんだよ。

Saying Goodbye1の写真撮って、アルヴィンに背を向けてから「旅立ちが嬉しいこと」のフレーズを歌うところ。

「無害で無邪気なちょっとした一押し」で自分で「来るな!」って言っときながら「どうかな?アルヴィン」って言ってくるところと🎵ここが好きでもサラに結婚を延期しないかって提案した後「どう思う?」って聞くところ。トーマスが決めたのに判断の責任を相手にも持たせようとする。情けないな〜ずるいな〜。聞き方の優しさもまたずるい。

 

本日の好きポイント

より良い場所: 「どれだけ愛してるかも」に対してのトムの反応を受けて、身体を前後に揺らしながら唸って駄々こねるところ。駄々っ子の動きを熟知してらっしゃるじゃん。

素敵な贈り物: アルヴィンが本屋に祈り始めるまでに階段のふもとでぴょんぴょんしとるトム

1876年: 目の前で1番好きな曲が繰り広げられる幸せ。でもジャンプから前方に出てくると脚が長すぎて圧が凄すぎて一瞬ギョッとする。投げた紙がものすごいスピードで舞台奥に消えていった。豪速球。

ムカつくピラピラ虫: 😕「何も起きない」🥺「起きる」の表情いいな。

素晴らしい仕事: 水を口に含んでほっぺ膨らませながらの「うん」。アルに「蝶々!?」って言われた後のまんざらでもないけどちょっと恥ずかしそうな「うん」。全編歌がうまいけどバタフライの終盤はリミッター解除って感じでどこまでも伸びてゆく。

滝を越えて: 首へのキスの後、アルヴィン動揺して後ろを向き、驚いたように唇に手を添えてた。(ここのキスの意味まじで何度見てもしっくりくる答えを出さないでいる。なくても話が成立するように感じるし、でもトムからのもあるから確実に重要な要素なんよなー。)

Saying Goodbye1: ノリノリでカメラを向けるアルヴィンに万里生じゃん😂ってなるしノリノリでポーズ決めるトムに平方じゃんってなる😂

帰省: 1人でスノーエンジェル作ったアルヴィン、後からローブなのかな?も手で掘って作ってる?形整えてるだけ?雪合戦激しめな2人。トムへのエアハグアルヴィン、ピアノの真上くらいまで進出してたけどガン無視で平方の次の音に注視している中野さんプロだわ。スノーエンジェル作りか雪合戦どっちか忘れたけどなぜか平方トムのお腹に触りにいってた万里生アル。

Saying Goodbye2: トム「あうぅ〜?」なんでそんなテンションで言えんの!?ってアルヴィンのモンペになりました。

お金と賞賛: パーティ会場でちょっと間をとってエージェントを探すトム

アルヴィンを見てなかった: 「彼が離れるのを無視した」彼を無視した、彼の孤独を無視したとかではなく彼が「離れるのを」無視したなのか。ちょっとここは考えたいのちのち。「砂が手からこぼれ落ちた」のさみしさ。

好きポイントは思い出したら追加するね

 

カテコ😭

こんな幸せなカテコ見たことないよ😭😭😭

チケットが早々に売り切れた話に触れつつ再再演も〜なんて話してくれるところがまず好きですよ。万里生がみんなの前で話せばなんか実現できそうな感じが強いからね!万里生「空席が1つもないですよ、元基さん」平方「元基さんって初めて言われた😆」

公演通して唯一のシングルキャストとしてピアノの中野さんを紹介した流れで、平方が中野さんに指ハートを送ったけど指ハート知らない万里生であった。ま「なにこれ?」ひ「え?なんか流行ったじゃん!」ま「僕の中では流行ってない」

 

万里生「再演はこれで終わり?」からの

平方「♫太陽が隠れ〜」でもう感動止まらなかったのに中野さんと合わせて音楽付きで「雪の中の天使」を歌ってくれました。

万里生はトムの帽子を被りはたきを振り回しだし、2人してセットを走り回り橋の上で肩組んで揺れてたり平方くすぐられて「ちょっとマジでやめて😆 ♫クリスマスイブに〜(よれよれ)」みたいなんもありめっちゃ楽しそうだったな。あと平方が万里生に投げてあんま飛ばなかった紙飛行機を万里生が拾って客席センターまでふわって飛ばしたのもめっちゃ綺麗だった!

最後はハグかな〜と思いきや万里生が平方の腕の下をすり抜けて、え、帰省のすり抜けるトムの逆じゃんって0.5秒辛くて😨ってなったけど回り込んで後ろからハグしてて、平方もあの長い腕を後ろに回してていい感じに収まってました。そのまま万里生が後ろから平方の手を振ってご挨拶みたいになって平方が「俺もう36さいなんだけど〜」って笑ってたのめっちゃおもろかった。

もう一回出てきてくれたときは万里生の手が平方の顔にべしって当たったのを掴んでガジガジする真似をしながら退出したいった笑

ま「もうすぐ38さい!」

2人とも45までと言わずいつまでもsomlやってくれ。

 

toi×3に入ってる友人から「今回CDは出ない模様」って聞いて落ち込んでるんですが、自分で書いたものやみなさんの書いたものを読みながら思い返したいなと思います。

 

ほんとうにこの作品に出会えてよかった😂