Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

3Dすぎて記憶がない『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』12/14 S 感想

解禁があってからチケットは取れるのか、取れなかったらどうしていいかわからないからなかったことにしよう!とかなんとか騒いできたsomlを遂に生で見たということにまだまだ実感が湧かずどこかふわふわしております。劇場から出た時にはディズニーランドから帰りたくなかった10歳のような気持ちになってしまったよ。

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今回は私のための感情の記録が優先。お話についてとアフトについては後ろの方に書きました〜


今日はとんでもないお席に座らせていただいたので目の前で紡がれる物語が物理的にも精神的にもあまりにも近くて今までにない演劇体験でした。そうですね、「体験」という言葉が1番適している気がします。


タイトルにも書いた通り、平方トムが勢いつけて前方に来た時とか3D映画みたいにそのまま飛び出してくるのかと怯えたり、万里生アルヴィンのジャンプで座席が揺れたり笑 そう雪!雪も降ってたんですよ!そこにトーマスとアルヴィンが居て、喋ったまま歌ったままの声が届くから、あまりにもそこに存在していて。しかもたまたま題材が私自身に通じる部分が多すぎて、作品に飲み込まれていた感覚。その感覚をうまく書き残せない自分に今とてもがっかりしてる。


そんなこんなで今までにない経験だったから、2人の一挙手一投足に心が捕らえられていつもみたいに作品を考える要素が全く拾えてなくて、というかもはや記憶がほぼなくて困っている。平方は安定にやば方元基だったし万里生は万里生で万里生だったからほんっと色々かわいいとかかっこいいとか思う瞬間がたっくさんあったのにそれすら記憶にない。瞬時に更新されるから記憶してる暇がない。平方の眉毛の動かし方がたまらなく好きだな〜とかはギリギリ覚えてるけど。


今日までネタバレを避けようと、バタフライと雪の中の天使しか聴いちゃダメってルールを科していたのでほとんどが初めて聴く楽曲だったのだけど、ほんとうにメロディラインが美しいし、2人して楽曲の良さ引き出してくれるから魂に染みる。特に平方の1876〜よすぎる。大好きだわ。しかもトミーって言ってたよね自分のこと。Saying Goodbyeのメロディも涙が出そうなくらい美しいし、雪の中の天使のハモリは天上の調べだよ。お話についてはまだ詰められてないから私の胸がこんなにもいっぱいになってる理由は音楽的なものも大きそうだな。


お話についても少し🤏


帰省のシーンの雪がトムのズボンのお尻につきっぱなしになったり、アルヴィンの頭に乗っかりぱなしになったりそういうの好き。


序盤の幼い日の2人が可愛すぎるな〜はたきで祈るアルヴィンとエアはたきなトム、「待って!!!」で肘を床に叩きつけられて痛がるトム(すごい音したし客席めっちゃ笑ってた😂)、ぶすって顔したりあのデカい図体をまっすぐにしてぴょんぴょん跳ねたり。なんか平方のことばっかり書いちゃうけど万里生はなんかいつも通りの可愛らしさなので!

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その分14歳以降は辛すぎて😢 変わることを求めるトムと変わらないアルヴィン。バタフライの裏でアルヴィンがあんな顔してるなんて聞いてないよ!最初はあんなに楽しそうにはしゃぎながら聴いてたのに。バタフライのときのアルヴィンの表情、トムの枝は滝に落ちるけどアルヴィンの枝は落ちない、ただ最後には滝に落ちる、滝に落ちたママのローブ、滝に落ちるアルヴィン。この辺についてはぼんやりと考えつつまだ答えを出したくないなって気持ち。

【一夜明けての追記】

観劇中、バタフライの時の万里生アルヴィンのあの表情はトーマスが飛び立ってしまうことに対してなのかなって思ってたけど、それに加えて自分が与えたインスピレーションがトーマスに翼を与えてしまったことに気づくみたいなのもあるかもしれない。ただトーマスの旅立ちを確信して悲しんでいる顔には思えなくて。追記終わり


そして耳の下(首)へのキスは全然飲み込めてない。特にトーマスからのがさらにわからない。首っていう場所とキスそのものっていう2つの軸で考えないと。アルヴィン→トーマスの気持ちに私は恋愛感情を感じなかったのだけど、頬とかではなく首なのがきになるよな。しかもトーマス→アルヴィンのキスがあるからやっぱり恋愛じゃないと思うんだよね。ではなぜ首なのか。うーんまだわからん。次回見る時の課題。

 

クリスマスカードの差出人が最後だけアルヴィン・ケルビーじゃなくてケルビー家なのも気になるな。紐解きたい要素がたくさんある。


私はこの作品のことを大好きだけどお話が好きかはまだわからない。トムは弔辞の制作を通してアルヴィンと向き合うけれどそのアルヴィンはあくまでもトムの記憶に生きるアルヴィンであって橋から落ちたアルヴィンではないってところが辛いんだよね。でもアルヴィンが「君はいなかった」「ない記憶を探さないで」って言うのはとても好きなの。私はトムの目を通したアルヴィンに感情移入しまくっていたけど、あくまでアルヴィンのストーリーを通して見るトムの物語なんだろうな〜ってこれを書きながら思い至りやっぱりお話も好きだという結論に達する。

 

この作品は辛いのに幸せになるから不思議だな。逆だったら辛すぎて耐えられなかったかもしれない。万里生アルヴィンはなんだかんだ打たれ強い感じするから見守れるけど平方アルヴィンだったら確実に耐えられない。とりあえず見て試したいから逆の再演お願いしていいですか???

 

一応書きたいこと書けたからアフトのこと書くか〜アフトは笑いすぎて記憶がない😂

あんなに笑ったアフトは初めてだわ笑 

・万里生「最後のうん!みたいな顔する元基がすっごいイケメンなんですよ。」からの「僕ここに立つから(客席に向かって)ちょっとやってよ!」の流れがもう面白すぎて爆笑してしまった。しかも平方も顔真っ赤にしてしゃがみ込んで笑ってたのにちゃんと立ち上がって😏ってやってくれるのも好き笑 「明日からこんな顔🤪してるかも」とか言うし。

・「マジフライ」とか「ぽんぽん」とかとんでも発言飛び出しまくり。ぽんぽんのくだりはベストの下からはみ出したネクタイを万里生が「それほんとは中にしまっとくんだよ」みたいに言ってる中ペロペロしてる部分を持って「コンニチワ!」って遊んでたしあれまじ何?🙃f:id:yadokarinko:20211215222855j:image

あのペロペロ、実は劇中も気になってたからさらに笑ってしまって。だって多分動きすぎてめっちゃ左腰の方に寄って飛び出してたからなんかベストの中でネクタイすごい斜めになってんのかって思ったら面白くなっちゃってさ笑 あとで図を書いて足すわ。

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・万里生「元基は脚が2mある」オタクみたいなこと言うじゃん。たしかに実際2mあるけど。

・セットの模型を見せたいがために持ち上げようとして破壊しかける万里生もおもろすぎる。下の本に固定されてたからミシっみたいな音して笑うしかなかったよ😂

・万里生のアルヴィン衣装の話になって、新ペアみたいな新しい衣装も作ってもらってたけどプロデューサーさんに「こっちの方が似合う」って言われてこの衣装になりました〜って話してるときに、平方が「絶対こっちでよかったよ。暑いし」みたいなこと言ってたけど全然聞いてない万里生の図も面白すぎた。聞いてあげてwwwww

・万里生が来年か再来年に2人でまたやりたいってはっきり言ってくれたのがめちゃくちゃ嬉しい。万里生アルヴィンやる気満々だけど平方が逆かもしんない!って言ってたからどうなるでしょうね笑笑 

 

なんにしろ、音源をくださーーーーーーーーーーーーーーい。