Mind Palaceがない代わりに

ミュージカル観劇レポの保管庫です

あつまれかんげきのもり状態(宝塚多め)

タイトルで出オチなんですが、ここ最近、旧知のリア友たちがさまざまな趣味から最終的にミュージカル沼に到着するという不思議な現象が起きていて、新たな知り合いも探ると沼りかけていたり、まさにタイトルに書いたような状況にあるんですよねー。日本全体でみたら観劇人口って減ってると聞くのに!不思議だわ!

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面白いのでみんながたどったルートを記録しておこうかなと笑

 

Mちゃん(バレエ友達): ドクターX米倉涼子天海祐希宝塚(過去)宝塚(月城かなと)

もともとイケてるお姉さんが好きな子だったのでまあ納得というか、いつかヅカにたどり着くだろうなとは思っていました笑

あと何故かミュージカル俳優を下の名前で呼び捨てする。一瞬誰の話かわからないときある。

 

K一族(母の大学時代の友人一家): 姉は嵐→セクゾン→宝塚・ジャニーズJr.、母は韓流→嵐→宝塚・KAT-TUN、妹は嵐→セクゾン→宝塚・KAT-TUN

最終的にジャニーズと宝塚を共存させている。ちなみに贔屓は月城かなと。私の周りで大人気すぎる!確かにめっちゃかっこいい。

 

Rちゃん(中高の友達): ディズニー(Dオタ歴かなり長い)→PoC→洋画→レミゼ→ミュージカル

ディズニー繋がりで急接近して、洋画沼も一緒に過ごしていたら突然レミゼになってミュヲタになった。

 

Aちゃん(Mの同級生): 洋画→exo→KinKi Kids→exo?

この子は洋画沼ということでMに紹介されたのだけど昔からさらっとミュージカルを色々見に行ってた人だったと最近判明した。帝劇コンでみた正親おじちゃんに圧倒されたらしい。Mと一緒でミュージカル俳優を下の名前で呼び捨てしてる。謎や。

MとAと私で宝塚みにいくときもある!

 

Tさん(ば先の新人): 天海祐希→宝塚

なんか好きなものとか趣味ある?って軽く聞いたら「ないんですよね」とか言ってたくせに、「あ!でも女優さんだったら天海祐希さん好きです!」とか言うからMのこと話したら「宝塚興味あるんです!WOWOWで観てます!」って言われた。びっくり。ダークホース

 

そんな彼女たちに囲まれた私は

ディズニー→スターウォーズMCU→洋画→レミゼ→ハミルトン→ミュージカル沼って感じの流れでしたね〜☺️

yadokarinko.hatenablog.jp

yadokarinko.hatenablog.jp

 

基本的にRと一緒にみにいくけど、Mがたまに宝塚のチケットを恵んでくれるから一緒にみにいく!

初宝塚はワンスで、眩耀の谷、ピガール、アナスタシアみた〜!来月はロミジュリ!!楽しみ💕

花組だけまだみれてない!ポーのDVDはみたけど!

宝塚の福利厚生うらやましすぎていつもキャトルについて行くたびにこんなにたくさんDVDがー😭😭😭😭ってなる

 

ちなみに宝塚なら私は多分あーさが好きです。




 

初体験から2日でおいチケしてしまった・・・4/14『スリル・ミー』感想

私のスリルミー週間

4/9に戻しチケを入手(それまではまだ行くか迷ってた)

4/11初スリルミー(にろまり回)

yadokarinko.hatenablog.jp

4/12は悶え苦しみ

4/13になんの思し召しか当日引き換え券を入手

4/14の今日、2回目のスリルミーでした。成河私×福士彼回です。

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この間、1週間もないわけで驚きを隠しきれません笑

こんなに愛について根詰めて考え続けるのははじめてかもしれない〜

 

ちょっとまだ処理しきれてないのであの当たり障りのないところから書きますね!

おいチケまでのあれこれ「当日引き換え券」

昨日13日の18時からこの当日引き換え券の販売がありました。12日は前日の初観劇の衝撃で家で唸りながらのたうち回っていましたが、おいチケするかはものすんごく迷っていました。大学生のお財布事情は厳しいのです!

でもまあ取れたら行こ!と運試し的に挑戦してみたら奇跡的に本日のチケットを入手してしまい、なるほどこれは行けと言うことだと腹を括った次第です。

開演25分前くらいには劇場に着いていたのですが、引き換えは10分前からとのことでそわそわしながら待ちました。苦行。

そして手にしたチケットはなんと!11日の1つ右の席笑 びっくりしちゃいました。F列なので視界がスーパー良好シートなのですがまた緊張しすぎちゃう席でしたww

 

本編雑感

スリルミーほど話の展開を永遠に知らないままでいたい、毎回初めて話を知りたいって思う作品初めてなんだけど!!!でも話を知っている分、表現の方に集中できるっていうのもあって今回はかなり頭を使いながらみてきた感じがします。(全然考えまとまってないけど頑張って書きます!)

 あと初体験って親として強烈に残るから、やっぱりスリルミーみてる間だけ過去の体験を全部忘れる技術ほしい。

 

場面ごとの感想

成河さんねはじめましてだったんです!お噂はかねがね伺っていたので、初っ端の背中からして哀愁がものすごくても年老いた演技が異常に上手くてもなるほど噂通りだ!!って感じだったんですけど、19歳に戻った時の衝撃ね!いや違う人おるやん。なんかね誰?とかじゃないの。明確に違う人おるんよ。1秒で声帯交換してきたみたいに声も変わるしもう感動してた。あと鳥のメモめっちゃ熱心にたくさん書き込んでるのかわいい。すごい書くじゃん。

 

そして福士さんは出てきた瞬間デカい!怖い!かっこいい!って感じだった。頭悪い感想で申し訳ない。表情筋の動きが少なくて周りの温度を1、2度下げそうな雰囲気なの。ほんとうにここのところ何も感じてなさそう。周りにはいない、ああこの人だから「私」があんなことになるのかという説得力がある。もうなにも書き表せなくて悔しいよなんなんだよ。

ああああとめっちゃいい声だった!!!伸ばした時の声質好きなんだけどさ、ビブラートかけずに短めに切るところとかに少年感というか若さを感じてめっちゃいいなと思ってました。

2人の声が重なった時の相性が素晴らしくいいんじゃーーーー!!!!

 

やさしい炎はにろまりと全然違った印象でとても驚いた。なんかにろまりは退廃的なオーラを放っていて、こう、湿り気ぽい感じがしたんですけど、そんふくは2人とも目が爛々と輝いていて曲調も明るく聴こえて希望に満ちた感じがしたんですなんでですかね。理由はちょっとわかんないんですけどもー!

 

契約書の「眼鏡がないと」の不自然さは観客に眼鏡を存在を強調するためですよね、まだ考えてませんよね?!もう何も信じられん。

血のサインのところ、指勢いよく引っ張られて彼の背中にほっぺぶつかって顔がむにゅってなってんのかわいかった笑 彼にすっと流れるようにハンカチ貸してあげてそのまま仕舞う動きも好き。あと自分の指を切る福士さんの所作が綺麗すぎてん

 

これが噂のスリルミーオクターブ上げ!!笑

 

戻れない道が話を知っているのと知らないのではまるっきり違う歌になるのやばいですね。時系列的に計画のあとだから、初回はきづいたら殺人にまで手を染めそうになっているそんなところまで来てしまったっていう歌だと思っていたのに、今回はラストを知っているから「私」の決意というかもうこの時点で「私」の計画が進んでいるていう歌になるんだうわーー!

 

スポーツカーがねめっっっっちゃよかった。福士彼表情筋の動き少ないって書いたけどここと強盗の後数秒はすごい動いてるのー!!!表情も声質も優しいお兄さんじゃん騙されるよこんなの。それで下手から上手にむかって歩いていく最中に誰にも見られてないかしっかりチェックするんだけどそのときの真顔がまじで綺麗だし怖い。その後また人のいい笑顔に戻ってるし。

 

電話のところは慌てる「私」の行動も震える顎も全部全部演技なんだって思ったら怖すぎて。あれ実は全然心音上がってなかったりするのかなと思ってただ恐怖していた。ここのシーンか定かではないのだけど彼が私の胸倉をつかんで、彼が手を離したときに私が床にばたんと落ちるのとこ好き!私が高い方の舞台から一段落ちるところ成河さん膝から落ちてたけどあれめっちゃ痛そう。あ!待って思い出したのだけど、どこのシーンだろう上の段の上手に私が追いやられてかかとが宙に浮いてるアンバランスな状態になるところがあるんだけどあれ好き!まじでどこのシーンだろう思い出せない。つらい。

 

53歳に戻る私、大切な美しい思い出で心が満たされているような顔をしてらしてちょっと微笑んでる感じ?、なのに眼鏡があんなに早く見つかるとは思いませんでしたってところは信じられないくらい不気味な笑顔で背筋が凍った!!ほんとに!もう!!

 

取調室のシーン、初見時はどうしてキスを止めるんだろう。って思ったんです純粋に。だってこのために罪を犯すほどだったのにって。だけどあれだったんだね。もうそんなもの必要ないというか、だってこの時点でもう私は勝利を確信していて彼を一生自分のものにする算段が完璧に整ったんだよね、そりゃ悟りの境地みたいになるわ。めちゃめちゃ納得したよ。そして全部俺のせいだろなんて言う彼はもう完璧超人じゃなくなってるね。そして前半の彼に人間味がないと我は感じていたからこそ死にたくないの衝撃も強かった。取調室からどんどんはがれていって最後に残る彼の本質ってこんな感じなのかというところ。護送車のところではもういつもの「彼」を身にまとってますね。

 

99年は話わかっていてもやっぱり鳥肌だわ。私が椅子にお尻をつけたまま彼の方にぐいぐい寄っていくのが不気味すぎる怖い。彼後ろにさがった!

 

内容感想

福士彼ってなんとなく親に愛されていないせいで歪んでしまったというよりは根っからのソシオパスっぽい印象。電話口での態度も彼は本当に捕まらないと信じている余裕がある気がする。全くのフラットな状態から突然キレるのもぽいなって感じた。

成河私は彼に心酔はしていないなんかこう全体的に自分が正しくあろうとしている感じが強い気がしました!身代金のところで、「お前は自慢の息子だからな」の後、見捨てないよ的なことを私が言うじゃないですか。あそこがやけに気になって。彼を唯一心から想う存在として、彼のために、的なものも感じるなーとかふわふわ思った。

 

そしてこのペアは「契約」の印象が強かった。彼→私への接触がどことなく事務感というか、契約書の存在感がとても大きくて、あのペアごとのコピーが「資本主義の病」ってなってるのどういう意味なんだってずっと考えてたけどこの資本主義と契約って切っても切れないし、

全体として私と彼の2人の関係性をメインとして描きたいんだ!というよりは社会に訴えかけているというか。その分、彼らを死刑から守る弁護士がいるとかも強調されて聞こえてくる。正義ではなくお金のために働く弁護士がお金持ちの命を守っているんだよね。

 

カテコ!!

成河さんはもう1回目からやり切った感出てて役はすっと抜けるタイプなのかな〜と思いつつ2回目くらいまで2人とも真顔だったかな

最後成河さんがお辞儀からの床にペタって手つくやつやってて、え!かわいい!やわらか!って思ってたら会場から「お〜」って声上がっててわろた。福士さんも真似してやって足痛そうにしてたかわいい。しかも福士さん帰りにさセットの柱をピースで抑えながら帰るのなんなんですかあれなんなんですかまじでくそかわいくて彼からの落差がやばくてあの心臓がやられるのでちょっと控えていただきたくまじでめちゃくちゃかわいかった。

 

ちょっとした比較感想

私はじめてのスリルミにろまり感想記事で彼が「私」をどう思ってたのかわからないっていうようなことを書いたんだけど、そんふくを見た今は新納彼は田代私のことめっちゃ好きだし甘々だったなって思いますwww

そしてわしのスリルミ体験としては感情ジェットコースターになるにろまり→頭抱えながら分析したくなるそんふくって感じでちょーどうまい具合にずふずぶいけました!

もうレミゼキャスト先行でお財布がお亡くなりになられたのでおいチケはできないんだけども、今から再演が楽しみなんだ!誰にやってもらいたいかなー!脳内キャスティングが捗ってしまうし過去のやつもみたいんですがーーーーーー

 

同じ事件を題材にした『強迫/ロープ殺人事件』って映画があるみたいなんだけど見る術がない。泣いた。これ↓

Compulsion [DVD] [Import]

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  • アーティスト:Compulsion
  • 発売日: 2010/09/20
  • メディア: DVD
 

iTunesに英語音源もあるのね!!今初めて見つけたわ!

Life Plus 99 Years (Finale)

Life Plus 99 Years (Finale)

英語音源の99年聴いて思ったのはジョナサン・グロフの「私」は絶対に似合うし私の心も心臓もやられる。

 

 

白鳥の湖、数年後にはなくなったりして?

クラシックバレエとボディシェイミング、肌の色について考えていることをつらつらと。

バレエとボディシェイミング

私自身クラシックバレエを十数年やってきたのですが、身長も小さくて手足は短いし、おまけに太りやすい、いわゆるバレリーナ体型とは真反対で、プロを目指したことはないのに色々と辛い思いをしてきました。

踊った後の注意が「痩せろ」だけだったり、スリーサイズは事前に提出しているのに到底入るわけのない小さいサイズの衣装を渡されたり。

私の通っていたスクールが極度に酷かったのもあると思うけれど、バレエって「体型」への要求がすごいですよね。

 

いや、わかるんですよ。クラシックバレエって揃える美しさがありますよね。白鳥とかパキータとかコールドがバシっと揃っている美しさをみせる演出ではそりゃあ同じような身長体型の人が並んでいたら綺麗だと思います。

 

けれど今の時代、というか元々そうだったのにみんなが気付き始めたんだけど、他人の体型や外見についてとやかく言うのはやめようという流れになってきていますよね。日本ではまだ残念ながらオリンピッグとか発言する輩が威張っていたけれど。(MIKIKO先生のみたかったな😭)

 

これからの時代、ボディ・ポジティブが浸透していけばクラシックバレエの世界がダンサーにいわゆるバレリーナ体型を要求することは難しくなるはずですよね。それこそ親の体型をチェックしたりとか。

そうなると、多様な体型のダンサーでコールドを作り上げるのか(それでも動きがぴったり揃うという意味での美しさは十分あると思う。)、はたまたコールドがっつりの古典は廃れていくのか

白鳥と黒鳥

体型の問題と同時に気になるのが肌の色の話。特に白鳥の湖に関しては色々考えてしまいます。

同じような体型・肌の色が踊りを揃える美しさが存在することと、その統一感のある舞台のために同じ人種だけを集めたり、肌の色の違いによって排斥することになるのはおかしいというのがありますね。バレエの世界ではまだまだ黒人ダンサーって少ないと思うし(全然バレエ詳しくないのですが、来日公演とかの感じでいくと)実際に黒人ダンサーが白鳥のために白粉をはたかされたという衝撃的な記事も読みました。

この問題ってどう対処されていくのでしょうか。

例えば、肌の色が透明になる、つまり誰もその人の肌の色なんてまったく意識しなくなるような世界になればいいのか。またはどの人種の人も自然ではありえない肌の色に塗るとか?エルファバ的な。現実的ではない気がします。
それなら、白人だけの白鳥の公演と同じくらい黒人だけの白鳥の公演をやるとか?これはこれで人種の分断というか、アジア人はどうするんだとか、褐色の人はどうするんだ、ハーフの人は?とかいう問題があふれ出てきます。

もうこの問題に対する回答が迫られるべき世界になっていると思うのですが(もしかしたら私が知らないだけでもう動きがあるのかもだけど)、近い将来バレエ界はどういう結論を出すのかとても気になっています。

 私の予想では、白人だけが踊る前提でつくられたバレエの古典作品はどんどん上演されなくなっていくのかなと。もしかして実際そうなっていたりしますか?ちょっと詳しくなくて。日本ではそのへんの対応遅いからずっと上演されそうだけど。

 

最近みた白鳥の湖たち。古典かっちりよりかアレンジが激しい作品が好き。

Illusions Like Swan Lake [DVD]

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  • アーティスト:Hamburg Ballet
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Hamiltonが配信されている限り、Disney+の奴隷

私がミュージカル沼に滑り落ちた過程のうち、沼に両足をついてしまったのは映画レミゼのせい、頭までつかってしまったのは『ハミルトン』のせいだったと思います。ということで記録の為にハミルトン初体験を書こうと思います。

yadokarinko.hatenablog.jp

yadokarinko.hatenablog.jp

 

 これがオリジナルキャストCD。Spotifyにもあるのでぜひ聴いてほしい。

Obc: Hamilton

Obc: Hamilton

 

 

ハミルトンがある限り君はディズニーマイナスではないよ

MCUドラマの新エピソードが公開する度にサーバーが落ちて使えなくなったり、dアカウントを作らされる、サブスクの入会も退会もわかりずらい、その上アメリカ版に比べて画質や音質が悪いなどのことから日本では「ディズニーマイナス」という言葉が主にTwitterミームと化しています。確かにもろもろの不具合や対処には私もいらっと来てはいるのですが、それでもディズニープラスには頭が上がりません。

だって、『ハミルトン』を配信してくれているから。日本語字幕は永遠につけてくれないよ、それでも!配信してくれているから。

2020年、全米で最も視聴された配信映画

それが、ハミルトンです。去年夏に配信が開始されて大ヒットしているというニュースをみて私がその存在を知ったのが去年の12月。ちょうど、11月にはレミゼの映画をみてミュージカル沼に到着していたころだったのでそんなタイミングでこのニュース、もともとディズニープラスには入会していたこともあってみない手はありません。

事前知識なし、英語字幕設定で挑んだ初回。ラップが早くて読めねえ。気合いで食らいつく。

アメリカ建国の父の一人、アレクサンダー・ハミルトンの人生を描いたミュージカルなのですが、私はそれも知らずなんだかよくわからないまま再生ボタンを押して、いつも通り、日本語字幕に切り替えようとするも、英語字幕しかない、という状況が発生。YouTubeでのミュージカル配信は英字幕なことが多かったのでそこはまあしょうがないと諦めて見始めました。

ありがたいことに1曲目のAlexander Hamiltonでハミルトンの生い立ちを紹介してくれます。この曲で人物関係をざっくり把握。

Alexander Hamilton

Alexander Hamilton

  • レスリー・オドム・Jr, アンソニー・ラモス, ダヴィード・ディグス, Okieriete Onaodowan, リン=マニュエル・ミランダ, Phillipa Soo, Christopher Jackson & Original Broadway Cast of "Hamilton"
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 その後、ラ・ファイエットが登場したことで、これは歴史ものなのか!と気付く。遅い笑
3曲目ハミルトンが革命家の仲間入りを果たそうとするMy Shotくらいから、ああこれは好きなやつだと確信していたのだけれど、この曲のスピードが速い&ラップ調ということで字幕は追わなくちゃだわでも舞台もみたいわでてんやわんやしてました。このラップ前半はもうできるようになりつつある!!!

My Shot

My Shot

  • provided courtesy of iTunes

 ハミルトンと後に結婚するエライザたちスカイラー姉妹の曲The Schuyler Sistersくらいからはもう楽しすぎて口元ニヤニヤになってた。私たちへのエンパワメントソングでもあると思う。コモンセンスを読む女、アンジェリカは"When I meet Thomas Jefferson I'ma compel him to include women in the sequel!"って言ってくれるからね。

The Schuyler Sisters

The Schuyler Sisters

  • Phillipa Soo, Jasmine Cephas-Jones, レスリー・オドム・Jr, Original Broadway Cast of "Hamilton" & レネー・エリス・ゴールズベリー
  • サウンドトラック
  • ¥255

そして、来ますよ!

みんな大好きジョナサン・グロフのジョージ3世!

いや、初めて見たときは知らなかったんですけどね笑笑

舞台に出て行く後ろ姿のカットから始まるYou'll Be Backはもうたまらん!アメリカ独立戦争中のイギリス王ジョージ3世のソロ曲なのですが、これはまじですごい。アメリカを恋人に見立てたイギリスのヤンデレラブソングです。それをねハムスターみたいにきゅるきゅるした顔でジョナサン・グロフが歌うのですが、本人のもともとの声に艶があって色気がやばいわ、高音はまろやかに綺麗に伸びるタイプなのに低音がものすごく響く声質だわで、セクシーかわいいサイコパス元カレ(軍隊持ち)が出現するんですわ。いやはや怖い。

You'll Be Back

You'll Be Back

  • ジョナサン・グロフ & Original Broadway Cast of "Hamilton"
  • サウンドトラック
  • ¥255

このままグロフ好きになっちゃって調べてみたらアナ雪のクリストフやっててびびった。ちなみにスヴェンもやってるからね笑

トナカイのほうがずっといい

トナカイのほうがずっといい

 

エライザとハミルトンのウェディングソング幸せでポップなHelplessからのアンジェリカの後悔Satisfied。この2曲は切っても切り離せない双子のような曲です。2人の結婚を祝うアンジェリカは、エライザとハミルトンが初めて出会った夜、そして自分とハミルトンが初めて出会った夜でもあるその夜を思い出すんですよ😭

ここで舞台が反時計回りに回転してその日の夜がアンジェリカ目線で繰り返される中自分がハミルトンを諦めるに至った過程を歌うんです。中でも1番辛いのは"I'm a girl in a world in which my only job is to marry rich"というフレーズです。コモンセンスも読んで政治家の卵とも対等に渡り合える才能のある女性がこんなことを考えなくてはならない世の中だったんだなと悔しい気持ちになります。

Helpless

Helpless

  • Phillipa Soo & Original Broadway Cast of "Hamilton"
  • サウンドトラック
  • ¥255

Satisfied

Satisfied

  • Original Broadway Cast of "Hamilton" & レネー・エリス・ゴールズベリー
  • サウンドトラック
  • ¥255

 

ちょっとハミルトンってビッグナンバーが多すぎて紹介しきれないのですが、1幕最後の曲のNon-Stopは本作におけるOne Day More的楽曲です。語り手のバーが引っ張りずつそれぞれのキャラクターがそれぞれのメロディに乗せてその時の心情を歌いまくって被さって盛り上がって終わる。最高なあれです。曲自体は言わずもがななのですが、この場面は小道具の使い方がとてつもなくかっこいいです。

この作品は全体通して小道具が少なくて、その少ない道具をダンサーが踊りながら運んだいく楽しさがものすごいですね。おしゃれの一言に尽きるかも。これについても記事1本書けちゃうな。書こう。Harricaneのシーンも演出がいいんだよなー。

Non-Stop

Non-Stop

  • レスリー・オドム・Jr, リン=マニュエル・ミランダ, Phillipa Soo, Christopher Jackson, Original Broadway Cast of "Hamilton" & レネー・エリス・ゴールズベリー
  • サウンドトラック
  • ¥255

もう書きたいことが多すぎてまとめられないから急に終わるけど

とりあえずみんなディズニープラス入って映像見よう!

ついでにファルコン&ウィンターソルジャーも見て4話の苦しみを一緒に味わおう😭💕

万里生私に握りつぶされた心臓が物理的に痛い 4/11『スリル・ミー』感想

4/11 15:00開演の田代私×新納彼回についての感想です。スリルミー初見です。前情報はほぼ0の状態で見ました。よろしくお願いします。帰り道の電車の中でタイトルのような症状に見舞われております。

【追記】当日引き換え券を手にしてしまったため明日そんふく回行って参ります。緊張で震え止まらん。(4/13)

yadokarinko.hatenablog.jp

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みた舞台の感想がこぼれ落ちていくのが嫌で嫌でブログに書き留めるとに決めたのに、何を書いたらいいんだろう。何から書けばいいんだろう。ということで一つのまとまった文章にはならない雑感になります。未見の方も歴戦の猛者も本編感想前にはUターンしてください。というかもう自分の覚書なので。

 

スリルミー初体験までのあれこれ

Yシート戦争に負けまして、まあ縁がなかったんだなーと再演狙えばいっかともう諦めモードだったのですが、いざ開演してみるとTLのみなさんが荒ぶる荒ぶる。これは買わなきゃ行けないやつだ!となった次第です。(ウェイトレスもこんなんやったやん)

とはいえ、買おうと思っても、もう一般は売り切れているし、まりお私がみたかったのもありチケットが手に入らない!!という状況に陥りました。

またもや諦めモードに突入していると、当日券が出るとか出ないとかいうふわっとした情報が流れてきて、けれど発売時間もわからないからなーと思いつつ、一般発売のところを更新していたら

たまに×だった表示が△になるんですよ!

この△表示を押し負けること3回目?かなで見事本日のチケットを入手することができました😭😭😭

しかもF列センブロという良席でラッキーとしかいいようがない!座席はA〜EXが段差なしでFから1段ずつ高くなるので視界が完全に開けてました。けれどあれですね席が見やすいと舞台からも見えてしまうのでは?と思って1mmも動いてはならぬ。息をしてはならぬ。ってガチガチになっちゃいます笑笑

席についてからはどんどん緊張してきてしまってそわそわして心臓もバクバクでした。本編中はもっと大変だったけれど笑

 

本編雑感

場面ごとの感想

ピアノの落合さんが出てきて座って楽譜をめくるその一挙手一投足に集中しすぎてまりおさんが出てきているのに気づきませんでした。びっくりしたし、最初から誰?ってなってました。

 

からの「待ってたよ」も誰?って感じでした。私の中のまりおさんのイメージがフェルセンとアメブロくらいなのも問題なのですが、とてもかわいくてとろけそうな具合でびっくりしてしまいました。さっきまでおじさんだったのに一瞬光で目が眩んだうちに19歳になっていました。本編通して過去→現在の切り替えはゆったりなのに現在→過去の切り替えが素早くてほんの一瞬の暗展で19歳になるのがすごいなと感動していました。

 

そして初っ端から彼が抱きつくのであれ?甘いやんもっと怖いと思ってたわとびっくりしていたら全然甘くなかったわーあはは。

 

マッチのところなー。先に出して待ってる私に気づいたとき彼はどうでるんだってどきどきしたわー。返し方やばいね。私の上をきれーいに通り越すマッチを首ごと追うまりお私の動きちょっとカートゥーンぽかった。なんて言えばいい?まあとにかくかわいかった。そして、彼の考えを先読みして待ってるところから一瞬対等な関係になったようにみえたけれど、返すときは手渡しで返さないことで関係性に段差をつけるようになっていて、彼の支配のうまさが際立ってました。けどあれや、最後のひっくり返しを思うと彼の考えを先読みする私っていうのは見返したらきっとたくさんあるんだろうな。悔しい。おかわりしたい。

 

契約書のとこの「血で汚すなよ」が酷すぎて私と一緒にううってなった。というか全編通して私に感情がリンクしてしまっていたから99年で突然突き放されて呆然とした。

 

スポーツカーのところの彼が、ただの大人の不審者ではなくて、しっかり19歳の少年が子供に話しかけている様にしか見えないのが新納さん演技やべえってなりました。

 

犯行後動揺しっぱなしの私に彼がロープ投げてきたら塩酸持たせてきたりするじゃないですか、その時彼は手袋してるのに私は素手でガッツリ塩酸の瓶を握らされていて、それを見た我は彼は絶対に私に罪をなすりつける気なんだな!とか思ってけど違ったww

 

そして!あの!上下分かれて向き合ってネクタイ取るっていくところ!!!!指の動きとかよすぎてやばかったし、あの!知らないまりおさん出現しまくりでした怖い怖い。色気が!!!!!多分劇中最大の負荷が心臓にかかったすごかったわ。

普段育ちの良さとナード気質ぽいオーラを漂わせて表情がくるくる変わる分、恍惚とした顔とのギャップがすごくて大混乱でした。あのですね。これより前のシーンからサスペンダーがちらっと見えたところでサスペンダー!!!!!ってなっていたんですがこのシーンのまりおさんのサスペンダーの脱ぎ着が!あの!もう伝わってますよね!

 

色気関連でいくと、取調室?に彼が連れてこられたところでなぜかいきなり耳をお舐めになっていたと思うのですがあれはいったいなんぞや。若干のスペースキャット顔になってしまったわ笑 あのあと拒否ってすーってなるところ好き。

 

99年らへんに、私の99年一緒だ的な発言に対して彼がお前は孤独だみたいに返すところ。この場面単体で考えると彼はもう私に今まで通りには戻れないからなのかって一瞬思ったんですけど。彼は鳥籠から出たいのか出ないで私と共にあることを受け入れているのか。ちょっと判断がつかなくて、出たかったのならば彼が刑務所内で刺されたのはわざとなのでは?鳥籠から出るために刺されたのならもう99年の時点からそういうことを考えていて自分は死ぬからお前は孤独だなのかなとか思ったんですけどいかんせんうろおぼえなのがつらい。どっかでスクリプトとか読めないのか。

 

とにかく立場がまるっきり逆転する後半はもう肌がざわざわーって波打って恐怖やら感動やらでいっぱいになって泣きそうになりましたわ。悟りを開いた様な顔をしていましたね。

 

独房での私の寝っ転がり方綺麗で好き。膝の三角が綺麗。

 

カテコさ2人とも最初真顔すぎて特にまりおさん笑ってるイメージ強いから役抜けてないのかなとか思って心臓バクバクしたし3回目くらいでやっと笑ってくれたときの安心感やばかったあんど最後だけ肩組んで帰っていくのも安心できてよかった。

 

内容感想

ここまで細かいシーン書いてきたけどもっと全体的なところだと、新納さん彼はすぐに激昂したりと焦燥感に苛まれている、こう色々中身がぐちゃぐちゃになっているのに外面は大人びた振る舞いで魅力的な少年でした。他ペアだとどうなのか気になるのだけど、彼ってこうサイコパスっぽくしようと思えば出来そうな役なのかなって思うんですけど、新納さんの彼にはサイコパスみがなくて、がんじがらめになってる感が生身の少年がそこにいるって思えてとても好きでした。所作の美しさも相まってものすごくバタバタうろうろする私との対比も楽しかったです。特に電話のところとか。あ、段差を転がり落ちる私にめちゃめちゃ驚いたしあそこ好き。

 

新納さんとてもいい声でまりおさんの声と2人で重なった時のバランスも良くて素晴らしかった〜全体に曲難しすぎてよくこんなにお芝居しながら歌えるなと終始驚いてました。まりおさんはめっちゃ意外だったのがものすごい荒く歌っているというか音程や技術よりも演技!っていう方に全振りしているんですね。私は普段ピッチ重視で歌を聴くのですが、ちょっと曲の聴き方が変わってきそう。

 

恋愛を解する心がないもので、私の彼に対する心情っていうのはかなりわかったのですが、結局彼の私に対する感情ってどんなものなんでしょうか。最初はああ、私を支配するのがとてもうまいなと思っていました。アメとムチの使い分けがエグい。

けれど、彼→私への愛情表現ってあんまりなくないですか?身体的接触も私へのご褒美的な要素が強い気がするし、彼が安心したような顔をしてる気もするけど。自分よりは劣るけれど数少ない超人の1人としてその価値は認めていて他の有象無象とは一線を画したお気に入りなんだろうとは思える。それに父から愛されていないことが巨大コンプレックスになっている彼からすればあそこまで真っ直ぐに愛をぶつけてくる私に安らぎを覚えなくはない気がするのです。だとすればそんな私に自覚のあるなしに関わらずのめり込むと思うし、犯罪にいちいち私を連れていくのは危険なスリルを楽しむ一方で無意識に安心感持ち歩いているのかななんて。なんだろう、あんまり彼が私をいじめて楽しんでいるという印象は持たなかったからそう思ったのかな。

とにかくこんなに感染リスク高そうな飛沫・接触が多い舞台が感染者を出さずに上演されて、それを私がみるとこができたのは奇跡だなと思います。

こうしてぐるぐる考えていると他ペアの公演が見たくてたまらなくなるわ。昨日の夕方から気を抜くとしわしわピカチュウみたいな顔になっちゃうんだけど😭😭😭

 

これ気になる。CDにろまりペアないじゃんと思ってたけどこれは一体なんぞや

スリル・ミー with 新納慎也 『スリル・ミー』より

スリル・ミー with 新納慎也 『スリル・ミー』より

  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

これはかなーり気になっている。

 



 

舞台に向けて、映画版『ラスト5イヤーズ』感想

今年6月にオルタナティブシアターでかかるとのニュースで知って、調べて、映画あるやん、アナケンとジェレミージョーダンやんとなってみるに至りました。

www.last5years.net

去年『プロデューサーズ』でみたカルメン素敵だったから達成くんでみたい気もするし、昆ちゃんのマルグリットめちゃよかったからこっちもみたいし。どうしようかな。JCSコンでお財布が寂しいことになる予定だからどっちかになりそうなんだよね。

ラスト5イヤーズ(字幕版)

ラスト5イヤーズ(字幕版)

  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: Prime Video
 

 

私自身恋愛を解する心を持ち得ていないので、恋愛がメインテーマになっている作品はあまりみないというか選ばないのですが、ミュージカルになっていると楽しく見れるというのはあるかも。もちろん2人の歌がはちゃめちゃに上手いからっていうのは大きいとは思うのですが。

 

私のTLにジェレミー・ジョーダンを推している方がいらっしゃって、その方が「推しの役がクソ男オブクソ男」的な発言をされていたのでそういう認識でみていたのですが、そこまでクズというほどではなくないかって思いつつ。前半はむしろめっちゃ素敵な人だなと思っちゃったよ。

一気に人生がいい方向に向いていって少しずつ傲慢になってはいるけれど。むしゃくしゃして落ち込んでいるキャシーに歌ったThe Schmuel Songとか、「準備したんだから聴いてよ!」と言ってしまう傲慢は感じるけれど、そんなことは忘れてしまうくらい魅力的だった。

The Schmuel Song

The Schmuel Song

あと気になったのが、うろ覚えなのが残念なのだけど、この曲でジェイミーが6分?だったかな、「聞いてよ!」って言っていて、「後半の口論では2分でいいから話を聞け!」って怒鳴っていて、プロポーズのところも「もう10分一緒にいようって言い続ける」みたいなところがあって、この辺きっちりスクリプト読んで確認したくなる。

 

それから、幸せな始まりから順行するジェイミー(ジェレミー)と別れの場面から5年を遡るキャシー(アナ)が時系列的に重なるA Miracle Would Happen / When You Come Home to Me がとても楽しいです。

ジェイミーはこの辺からクソ男ムーブかましていますね。"this pair of breasts walks by and smiles at you and you're like "That's not fair!" "とか歌っちゃいますからね。といいつつ自分に"I'm fine"と言い聞かせ続けて誘惑に負けまいとしているのところはコミカルで可愛いです。

それに対してキャシーは、女優オーディションへの愚痴が止まらないところが面白すぎるの!!!!タイトルにもなっているWhen You Come Home to Meというフレーズをいろいろなオーディションで歌うんだけど、遂に審査員への不満が爆発してその曲のメロディに乗せて"These are the people who cast Russell Crowe in a musical" とか歌ってくれます。はちゃめちゃに楽しい。関係各所から怒られそう笑笑

星よ

星よ

 

 

Ost: the Last Five Years

Ost: the Last Five Years

  • アーティスト:Anna Kendrick
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: CD
 
Last Five Years

Last Five Years

  • アーティスト:Various
  • 発売日: 2002/04/16
  • メディア: CD
 

IMDbで映画のこと調べてたら2020年っていうのが出てきて、舞台映像出てるのかなと期待。

m.imdb.com

STREAM.THEATREで配信だったのかな。みたいなー

 

結論言うと映画レミゼ。ミュージカル沼に転がり落ちた経緯、今度こそちゃんと書く。

ここまでミュ沼に落ちた経緯を書くといいつつ脱線を重ね続けてきましたが、そろそろ頑張って本筋に戻ろうと思います。

yadokarinko.hatenablog.jp

ここに書いたようにYouTube配信で「舞台楽しい!」ってなってはいたんですが、まだミュージカル沼ではなかったんですよね。

 

コロナ禍に背中を蹴られて沼の方向に走り始めた私の足を思い切り掴んで引っ張り込んできたのは一足先にレミゼ沼に落ちていた友人でした。

とにかくみてほしいと長らく懇願されていたんだけど、1回小学生の時にみて全然響かなくてっていうのもあり、なかなかみる気が起きずにいたんです。今考えると何してんの過去の自分ww
 

Moulin Rouge! the Musical、そしてアーロン・トヴェイトとの遭遇

レミゼを勧められては、「まあいつか〜」とかいいつつ他の作品のCDは聴き進めていた私はここでBW版ムーラン・ルージュの音源に出会ってしまったんですよね。
 
何この人!うますぎる!声も好みすぎる!!ということで調べてみるとそれがアーロン・トヴェイト映画版レミゼのアンジョルラスだったと笑
Moulin Rouge! the Musical

Moulin Rouge! the Musical

  • アーティスト:Musical
  • 発売日: 2019/10/25
  • メディア: CD
 

 もともと好きだったエディ・レッドメインも出ているしこれはみるしか!ってことで、かの友人にカラオケで「レミゼをみる会」を開いてもらいました。だいたい11月ごろだったと思われます。LINEの履歴を見るに。

 

鑑賞会数日前に、アーロンの歌声にガチ恋しかけていたとの記録が残っているのですが、鑑賞会を終えて蓋を開けてみれば、私はすっかりエディマリウスに落ちていました。

 

A Heart Full of Loveとか、歌声が優しくてコゼットのキーのオクターブ下のはずなのに高く聞こえると言うか、フェミニンな感じがしてとても素敵だったり、

music.apple.com

 Empty Chairs at Empty Tablesでは、序盤、ひたすら深い悲しみと喪失感が感じられて、曲が盛り上がっていくにつれて行き場のないあらゆる感情が溢れ出していて、ものすごく心が揺さぶられました。

music.apple.com

思い返すとこの時点でもまだ洋画沼色強いんですよね・・・

 

歌詞を読むのが楽しみ期到来

カラオケでの鑑賞会後、サントラを11月は毎日聴いていました。おかげでSpotifyの年間で1番聴いた曲がABC Café / Red & Black でした。

Abcカフェ/赤と黒

Abcカフェ/赤と黒

英語で歌えるようになりたいなと思って歌詞を見ながら聴き始めたら、おしゃれだったり胸熱だったりする言い回しがたくさん見えてきました。

A Heart Full of Love で、マリウスが "I am lost" っていうのに対してコゼットが" I am found" って答えるのが可愛いな。とかマリウスの" I don't know what to say" に コゼットが"then make no sound"って返すところは、コゼットがマリウスに対して1枚上手な感じがするなーとか。

コゼットの歌詞って注目するとおしゃれなところが多いです。私は勝手にコゼットは和歌作ったらうまいだろうなと思ってます。

Paris / Look Down の最後アンジョルラスが演説の中で、"Before we cut the fat ones down to size?"って言うのとか、私の中のアンジョのイメージだと言わなさそうな言葉なんだけど民衆を扇動するために使っている感じがするなとか考え始めました。(早く原作読んで自分の中のアンジョルラス像を固めたい)

パリ/囚人の歌

パリ/囚人の歌

music.apple.com

 

とにかく歌詞から登場人物の性格とか心の機微を想像するのに夢中で。ここでやっとミュージカル沼に辿り着いたのかもしれない。

バイト中にこっそりスクリプト読んだりしてた笑

 

ちなみにこの後12月『ハミルトン』見てどハマりして帰ってこられなくりました〜

MCUドラマのためにディズニープラス入ってる人も多いし布教のチャンスだから頑張って布教記事書こう!