コロナ禍のおかげ？突然ミュージカル沼に転がり落ちたんよ

　もともとバレエを10年以上習っていたり、ディズニーランドに行ったらショーばっかりみていたり、洋画も音楽も好きだったり、家の中でも永遠に歌っていたり、いつミュージカル沼に転がり落ちてもおかしくない状況ではあったんですよ、ちょっとしたきっかけがあればって感じだったの。

　そんな私の背中を蹴り飛ばしてきたのがまさかのコロナ禍。世界中で劇場がクローズしていて、大きな劇場も経営が危うくなってしまったこの状況が、私がミュージカルにのめりこむきっかけになったんです。

 

YouTubeでの無料配信に夢中になる「The Shows Must Go On!」

　私は家で映画を観たり、絵を描いたりするのが好きな超インドアタイプの人間なので自粛期間も大学のオンデマンド授業をこなしつつごろごろ楽しく過ごしていました。そんな中、いつも通りTwitterを眺めていると「オペラ座の怪人が48時間限定無料配信」という文字が。

　もうその時点で残り時間がどれくらいなのかよくわからなかったので急いで夜中に見はじめました。 シャンデリアが持ち上がって大音量であの曲が流れ始めると、思ったよりもだいぶロックテイストな感じに驚きながら、テンションが爆上がりして口角が上がるのを抑えられず叫びだしそうになるくらい興奮しました。そして友達に布教しまくりました。

　この時はラミンのラの字も知らなかったんですけど、先月Blu-ray買っちゃいました笑。『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』！ラミンファントムをどうしても手元に置いておきたくて。

オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン [Blu-ray]

The Music of the Nightの、where you long to be～♪のbe～の伸ばしがやばいんですわ.。この世のものとは思えない

The Music of the Night

• アンドルー ロイド ウェバー
• ヴォーカル
• ¥255
• 

• provided courtesy of iTunes

　オペラ座を配信していたYouTubeチャンネル「The Shows Must Go On!」ではその後もさまざまな演目を配信していたのでずっと見てみたいとは思いつつ・・って感じだった『パリのアメリカ人』や『キャッツ』も見ることが出来ました。

多分これ

キャッツ (字幕版)

舞台への熱を高めた「National Theatre at Home」

  ミュージカル沼といいつつ若干脱線するのですが、もとがというか根底が洋画沼の人間なのでお許しを。

　「無料配信」というワードに気を付けながら生きるようになった私がすぐに出会ったのがNT at Home。イギリスのロイヤル・ナショナル・シアターが行っている、映画館で舞台をライブビューイングしたり舞台の録画を映画館で上映したりする「ナショナル・シアター・ライブ」をおうちで楽しめる「ナショナル・シアター・アット・ホーム」もYouTubeで無料配信してました。

　いつもは映画やドラマで観ている俳優さんが舞台ではまた違った演技をしているのがとても楽しくて、舞台いいな！生で見たいな！という気持ちが加速しました。

　ベネさんの『フランケンシュタイン』、トムヒの『コリオレイナス』など、元々気になっていた演目だけでなく『アマデウス』『スモール・アイランド』『英国万歳！（The Madness of George Ⅲ）』といったこれまで知らなかった作品もYouTubeで鑑賞しました。

　去年の12月に配信された『ウィッティントンと猫（Dick Whittington）』はミュージカルでとても素敵な作品でした！！是非見てほしいです。これに関しては色々考えたこともあるので別記事にします！

　YouTubeきっかけでNTLを知って、ホームページを眺めいていると観たい演目がわんさか出てきました。アンスコ主演の『プレゼント・ラフター』とか、ドラマがめちゃくちゃ好きだった『フリーバッグ』、推し俳優のウィショーさんが出てる『ジュリアス・シーザー』とかはちょうど上映があったので映画館に観に行きました！！

　最近クレジットカードを作ったのでちょっとNTに寄付とかできるかなーって思いつつ

　この頃はまだミュージカル沼っていうよりは洋画沼の延長っていう感じだったんですよね。それが沼になるまで書こうと思ったのですが思ったより長くなりそうなので、次の記事で

Fleabag: Season 1 [DVD]

Fleabag Season 2 [Blu-ray]