コアなファンの方が多いイメージでミュオタになってからずっと気になっていた作品をついに見ることができました!私の愛する『SIX: The Musical』に近い雰囲気もあって楽しかったです☺️✨
作品概要
初演:2004年 ニューヨーク・シアター・フェスティバル
2005年 オフBW
作詞・作曲:Gary Adler & Michael Patrick Walker(ゲイリー・アドラー&マイケル・パトリック・ウォーカー)
脚本:Kevin Del Aguila(ケヴィン・デル・アギラ)
劇場:新宿FACE
演出:玉野和紀
2005年3月から2010年1月までオフBWで上演されていて、オフBWにおけるロングラン記録では全体の9位に入る作品らしいです!
当日のキャスト
Team SAPPHIRE
マシュー:中山優貴
マーク:大野瑞生
ルーク:中本大賀
フアン:司波光星
アブラハム:Rayshy
みなさんはじめましてでした。初見キャストで初見作品を見られる機会は減ってきているのでまっさらな気持ちで見られたのも楽しかったポイントでした。
感想
楽しかったです!好きなタイプの演目でした。最初に書いた通り、私の愛する『SIX』との共通点も多かったです。オフBWでロングランしていたことを考えるとちょっと影響を受けてたりするんですかね?大好きな演目の系譜なのかもしれないと思いながら観劇しました(もちろんトビー・マーロウとルーシー・モスは全然気にしていないかもしれない)。
『SIX』と似ているところはこんな感じ
・キャラクターたちがライブコンサートを開いていて観客がそのコンサートの観客になるという構図
・ロックナンバーでキャラクター1人1人を深掘りしながら、団結に向かう物語
・歴史や宗教に対する新たな視点や皮肉
ライブハウス音響であんまり拾えなかったんですけど、歌詞に色んなネタが仕込まれているっぽくて私の好みの方向性だった気がします。「世界で1番推されてるのは神だよ〜」っていう台詞も良かったです。Spotifyに音源が入っていたので歌詞を見ながら聴きたいと思います。
全体的に楽曲も好みでした。マークがEpiphanyの中で自身のセクシュアリティをカトリックであることに置き換えて歌うところなんかとても凝ってますよね!読めば読むほど面白いポイントが出てきそう!
【8/30 思い出し追記】
・最後に演目全体を振り返るメドレーがある
ってのを書き忘れた!めっちゃ大事なやつ。
あと、ファンのスペイン語訛りの英語を関西弁で対応していたのが印象的でした。さてさて『SIX』のドイツ語訛り英語のクレーブスパートはどうなりますかね。
キャストのみなさんのパフォーマンスも素敵でした。とにかく歌って踊って騒いでエネルギー消費量がものすごい量になっていそうだな!!と思いました。
男性アイドルグループにハマったことがないので「アイドルのライブってこんな感じなのかもしれない!」みたいな未知との遭遇によるわくわくも。経験値があがりました。
ミュージカルにおける本編から離れたアドリブがあんまり得意でないのですが、この作品は結構アドリブ力ももりもり必要されそうな感じで、後半は尊敬のまなざしで舞台を見つめていました。
あと面白かったのが、マシューのソロ曲で客席から選ばれたお姉さんが舞台上にあがる場面。お姉さんがめっちゃ玄人でマシューに「オンマイクみたいな声量で答えるじゃん」ってつぶやかれてたのに笑いました。
終演後に過去キャストを調べたら、他の作品でたくさん見ている方がわんさかいらっしゃって驚きました!海宝さんのマークとか、こばりょくんのマシューとかめっちゃ気になるぞ。
【ロックミュージカル関連】