Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

ミュージカル本業の人ばっかりでみたいとか言ってた自分を殴りたい!3/29 『ウェイトレス』感想

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タイトルでだいたいお察してとこあると思うんですけれども、昨年末に突然ミュージカルにはまってからはや4~5か月。

 

生の舞台を観に行きはじめ、DVD化されている作品を見漁り、オリジナルキャスト版CDを聴き漁りと過ごしていたら、だんだん自分の「好み」のようなものができてきたころだったんですよ。それで偉そうに「本業でミュージカル俳優やっている人でキャストそろえてほしいわ~」とか舐め腐ってたんです。

 

そんな状態だったので『ウェイトレス』は思いっきりスルーしてたのですよ。

 

それが開幕してみると、普段ツイートを拝見させていただいている観劇アカウントの方々が絶賛していて、そこまで言われてると観たい!チケット取っておけば・・となったわけで

 

そこからおけびでチケットを探し始めたのですがなかなか希望の日程や席種に巡り合えず、もうこれは観れないのでは、と友達と諦めかけていたところで、チケットをお譲りいただけることが決まりました。

 

もうそのころにはとにかくはやく観たい!楽しいに違いない!という気持ちになっていて当日までの数日もソワソワしていました。

 

当日の朝は少し早めに友達と集合してパイを食べました。絶対食べたくなるだろうなと確信していたので笑

 

ここからうっすい感想入ります。前置き長くなりがちだわ

劇場に入ると友達が「かわいい!」というので、前を見ると

幕が!パイ柄!

めちゃんこかわいかったです。宝塚みたいに撮影タイムを設けてくれよ~と思うかわいさでしたね。なんでなんだろう。MAとかでも思ったけどせっかく素敵な幕を用意しているんだから写真OKにしちゃえばいいのにな~とか思うんですけど、著作権とかもろもろの大人の事情があるんでしょうか

 

しかもいただいた席がセンターブロックのM列?ぐらいで、前の席の方もあまり身長が高くなく、とても見やすい席でした!視界がストレスフリー!

 

アナウンスが素敵というのはちらっとSNSで見ていたのですが、しょっぱなからニコニコになっちゃいました。思わず拍手してしまったのはちょっと後悔。1 曲目がすぐ始まるスタイルだったのでみんなの拍手とかぶってました。

 

幕が開いたら思ったよりも舞台との距離が近くてびっくり!高畑充希近っ!てなりました。充希ちゃんは基本まろやかな感じの歌声なんだけどたまにある突き刺すようなところが私は好きでした。(ちょっと歌に関する知識も語彙力もなさすぎて泣ける)

 

The Negativeの3人の掛け合いがとても好き!歌詞の楽しさはもちろん、そこからかなり3人の性格とか関係性も伝わってくる。充希ちゃんのうまさ際立つし3人の声のバランスもよき。

 

このあたりからLiLiCoよい〜!ってなってて、ソロ曲のソウルフルな歌声がめちゃかっこよくて私の中で永遠に拍手喝采してた👏

 

What Baking Can Doいい曲〜♪

おうちでずっと歌ってますw

しゅが〜ばた〜ふら〜わ〜

日本版の音源も聴きたいー!

 

What Baking Can Do

What Baking Can Do

  • Jessie Mueller & Waitress Original Broadway Cast Ensemble
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

ポマター先生はなんかものすごいグイグイくる感じなのかと勝手に思い込んでいたのですが(完全に宮野さんのイメージw)、純粋な優しい人で挙動不審なのすごい面白くて、浮気する男とかほんと嫌いなはずなのに、嫌いになりきれない。いや、好感度高かった。

 

事前にSNSに流れてきた場面写真がジェナが脚をスプレッドしてる例のシーンで、浮気シーン絶対面白いやつやんってかなり期待してたのだけどそれを上回る楽しさだったわ!1幕終わりが楽しすぎ!2幕頭は若干やりすぎ感あるけどだいぶ楽しめました笑

 

周りで見ていたキッズたちは大丈夫だっただろうか。とちょっと不安になった。舞台って年齢制限とかないのかな🤔

 

宮澤エマちゃんもすごいよかった!とても可愛い声で歌もその可愛い声のまま伸びやかに歌っていてとても素敵だった。これから出演してる舞台あったら絶対観に行く。

 

そしてね、みなさん書いてらっしゃるけど、おばたのお兄さんねー!!!

 

正直、ウェイトレススルー決めてたのこのキャスティングも大きくて。歌えんの?的な舐め方してたんです。

 

まじで土下座めちゃくちゃ楽しかった。1幕、はじめから楽しくてにっこにこで観てたんだけど、客席からの笑い声があんまりなくてちょっとさみしかったんですよね。私も声を出して笑うタイプの人間ではないので面白くてもクスッくらいになっちゃって。

 

そんな中、オギーが出てきてからは客席の笑い声がどんどん大きくなってあったまっていくのが感じられたの!私もめずらしく声出して笑ってたし!!

 

かなり動き回るのに歌も素敵で、花束をドーンに投げるところが1番テンション上がった!上手の机の上からノールックで下手のエマちゃんの手元にすとーんって入るの!ものすごい勢いで拍手しました。"エンターテイナー"って感じ!本当に感動しました。

 

とにかく、キャストの皆さんが役にぴったりでみんな思いっきり輝いてらして素晴らしかったです。

 

ストーリーで刺さったところは、DV夫アールがリアルにいそうでガチで怖いところと、ジェナの赤ちゃんに対する考え方かな。

 

アールはほんとうにタチが悪いよねー。俺のものだ!って乱暴に恐怖でジェナを支配しつつ、ジェナがいなくなったら死ぬとか喚いて弱い自分を見せることでジェナに自分を助けてさせて支配を強めてる。自覚を持ってやってるかはわからないけれど。人間って自分が助けてもらった相手よりも助けた相手に情がわいて離れがたくなるらしいし。

 

ジェナがお腹の赤ちゃんに対して他のママたちみたいに大喜びできない。っていうスタンスなのが好き。ポマター先生とのやりとりではそれが面白おかしく描かれていてとても楽しいし、私的には妊娠を過度に喜んだりしてるのには違和感を覚えるタイプなので観ていてとてもしっくり来たんですよね。

 

そして、ラストお店のネオンサインが降りてくるところは思わず泣きそうになりました。常人の涙腺を持っていたら泣いてた。

 

日本語音源ないからこれを聴きこんでいる

Waitress (Original Broadway Cast Recording)

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  • 発売日: 2016/06/03
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 映画も観たいな!

ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (吹替版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video