Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

【🇮🇹欧州観劇記1-旅行記①ローマ編】初日からハプニングの連続!?

 

9日(月)

🚌 出発

飛行機が深夜便なので夕方のリムジンバスに乗って空港へ。リムジンバスでは朝ドラ『ブギウギ』を一気見して快適に過ごしていたのですが、バスに乗るまで、というかバス停に行くタクシーに乗るまでが大変すぎました。

今回12日間の旅行というだけあってなかなかに大荷物でしてキャリーバッグが17kgちかくあったんですよ。それを階段で家の前まで降ろすのが大変すぎて。最早この時点で心が折れかけましたし半泣きでしたし左脚と右脇腹と右肩から手首にかけてが速攻筋肉痛になりました😂

旅行を楽しむためには普段から筋トレが必要だ💪

 

出発前の記録も自分用に少し。私は今回イタリアに行くということで『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』のアニメを旅行の準備もほっぽり出して出発前日まで大急ぎで一気見しておりまして、家を出る5分前までどったんばったんやっとりました。結果「頑張って一気見しておいて良かった〜」という奇跡がヴェネツィアとウィーンで起こるのですが、今後の戒めに。せめて前日には準備を終えなさい。

 

🍽️ 羽田で夜ご飯

友人と合流して「つるとんたん」へ。しばらく日本を離れるのでやはり和食を食べておきたかったのです。

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✈️ チェックイン

0:05発の飛行機ということで21:00ごろにはチェックインを無事済ませて身軽に。

離陸48時間前からできるオンラインチェックインで友人がチェックインと座席指定(しかも遠慮せず使えるツインシート☺️✨)を済ませてくれていたので空いているカウンターでささっと手続きができました!

搭乗まではまだ時間があったので羽田空港の2階部分を探索し、私はドンキの前に積まれたドンぺんのぬいぐるみと写真を撮るなどしました(ドンぺんってクビになって「ド」ってやつになったのかと思ってた)。

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✈️ 搭乗

毎度の如くどきどきしながら荷物検査と出国ゲートを通過し(あれ何度やっても緊張する。何か不備があったらどうしようって!)、搭乗口へ。そして座ってひたすら『スリル・ミー』について話す私たち。どこ行ってもミュージカルの話してるんよ。

搭乗開始時刻の23:25から10分ほど遅れて搭乗が開始になりました。

 

✈️『Heathers: The Musical』が入ってるじゃないの!?

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乗った飛行機がエミレーツの最新機種(多分)だったんですけど、ずっと見たかったミュージカル版『ヘザース』の映像が入ってたんですよ!!!ひーーー!!!この時点でテンションが爆上がりした私です😆🔥

私のTLで大人気の「あのヘザース」をこんなところで履修できるなんて〜と勇足で再生を始めました・・・が。

 

10日(月)

✈️ 飛行機が全然飛ばないぞ

ノリノリでヘザースを見ていた私なのですが、離陸は0:05の予定なのに全然飛行機が動かない!なぜ!

不安になってCAさんたちを見ると何やら忙しそうに走り回っている。かと思えば荷物棚を開けては近くの乗客に「これはあなたの荷物か」と聞いて回っている。

これは何か非常事態が起こっているなと思いました。友人と不安でソワソワしているとCAさんに話しかけられてチェキを撮ってもらえました☺️☺️☺️ うれしい!

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ちなみに友人の記録によるとこの時点で0:50らしいです。

その後も荷物の捜索活動は続き離陸したのは1:40でした。アナウンスを聴いた感じ、機内に体調不良者がいたようでその方の荷物を探していたみたいです。

 

✈️ 乗り継ぎの危機、ドバイ国際空港ダッシュ

1時間半押しで離陸した飛行機が着陸したのはドバイ時間の7:20。乗り継ぎ先の飛行機が9:10発だったのでかなりタイトになってしまいました。

ただ着陸時点では2時間弱時間がありましたから「まあ、大丈夫やろ」とたかを括っていましたが、そう上手くはいきませんでした。

① 着陸地点から空港の建物までバスで輸送される

② 座席が飛行機の1番後方なので降りられるのは最後の最後

③ 乗り込んだバスが全然発車しない

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(他のバスはさっさと発車したのに私たちのバスが出発したのは8:00。着陸から40分も経っていました。誰か具合でも悪いのかな?と思っていたら遅れてパソコンを開いた乗客が階段を降りてきて『一体!?』ってなりました)

離陸の45分前とかにはゲートを通過しなくてはならなかったので(と機内の端末に表示されていた気がする)、この時点でものすごいギリギリ!

空港の建物に入るなり急いでスタッフさんに声をかけようとすると、スタッフさんたちはバルセロナ行きのお客さんを必死に探していました。「私たちよりも乗り継ぎがタイトな人がいるってことは大丈夫かも」と安心しつつも一応スタッフさんに声をかけると「ローマ行きはまだ離陸まで時間があるから自力でゲートまで行って!」と言われました。

そこで競歩スタイルでゲートを目指します。

まずは乗り継ぎのための手荷物検査。ここでもバルセロナ行きのための優先レーンが設置されていました。急ぐ私たちを見て職員の皆さんは「バルセロナ??」と声をかけてくださるのでクソデカボイスで(急いでるからデカくなっちゃう)「ローム!!」と答えます。

ゲートAを目指して歩みを進めますが、なんとゲートAに行くには空港内の電車に乗らないといけませんでした。急いでるのに!!

初めて降り立つドバイ空港を脇目も振らずに歩き続けゲートに着いた時にはすでに最終コールが行われていました。あぶない〜😇 (といってもまだまだゲートを抜けた先で搭乗のための列ができているような状況でしたが)。

あわや乗り継ぎ失敗の危機でしたがなんとか無事搭乗することができました。

 

✈️ 機種が古いが『エルヴィス』はある

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乗り換えた飛行機は古い機種で、コンテンツがあまり充実しておらずヘザースもなかったのですが、ずっと見たかった『エルヴィス』がありました。うれし。

 

🇮🇹 イタリア上陸

13:40 ローマのフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ空港)に着陸。

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ウィトルウィウス的人体図》を模した顔はめパネルが出迎えてくれたので写真をとりました。こんなにも顔に届かないパネルは初めて見ました。

 

🚃 ローマ市内へ移動

空港からはレオナルド・エクスプレス(Leonardo Express)を利用しました。空港の建物内に券売機があってそこで切符を購入して、そこから乗り場まで移動したのですが案外乗り場に行くまでに時間がかかりました。スーツケースが重いのでね。

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私たちは今回ローマ・テルミニ駅にホテルを取っていました。ホテルは駅を出てすぐに立地していますが、駅にはスリが多いと聞いていたので、列車内でしっかり駅のホームからホテルまでの道筋を確認して覚えました。

 

🏨 ホテル着 早速ハプニング発生

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私たちが泊ったのは、Hotel Madison Rome

駅の道路を挟んで向かいにある立地最強のホテルです。入口にあるやたら角度のついたスロープをなんとか乗り越えてロビーに到着。予約書類を見せるとすぐに鍵を渡してもらえました。

エレベーターで部屋に上がります。ドアの前に着いて鍵を開けようとしますが・・・

ドアが開かないぞ!!!!!!!!

鍵を回す向きが違うのか、カードキーの場合みたいにタイミングよくドアを押すべきなのか、色々と試行錯誤すること数分。ドアがぴくりとも動きません。諦めの早い私がフロントの方を呼びに行きました。

私がドアが開けられない旨を伝えるとフロントの方は快く部屋まで来てくれて、道中も「ちょっとしたコツがあるのよ~」と話してくれました。

内開きのドアを1度手前に引っ張って鍵がしっかりかかった状態にする→鍵を挿す→カチッと音がするまで回す(固め)→取っ手を手前に引っ張ってから向こう側に押す

この手順でドアが開くのですが、フロントの方に実演してもらった後もなかなか上手くいかず滞在中はかなり苦戦しました。

 

⚡️ あわや感電!?

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こうして苦労して部屋に入ってすぐに第2のハプニングが起きました。

iPhoneを充電しようとコンセントの変換プラグ(日本の形からCタイプに変えるやつ)をコンセント口に挿したところ、黒い煙と共に火花が散って右手にバチっという衝撃が。その瞬間部屋が真っ暗になりました

大混乱です!私は何をしてしまったの!?!?

海外のコンセントは電圧が強くて日本の電化製品を直接挿せないことは知っていましたし、そもそもまだiPhoneの本体を繋げずに変換プラグだけ(この状態ならまだ電力を使わないはず)を挿した状態でこんなことが起きて、もう私はパニックでした。

友人がすかさず「部屋の外を確認しよう」と言ってくれて廊下を見ると普通に電気が点いています。電気が落ちたのは自室だけだったようです。部屋に入ってすぐの壁にブレーカーがあったので、友人がそれを上げようとしたのですがすぐに下がってきてしまいます。

ブレーカーじゃないならショートなのか??と震えながらひとまず煤が付いた手を洗い、再びフロントに行くことに。不安で半泣きになりながら事情を説明すると先ほど鍵の件で対応してくれたスタッフさんが「大丈夫よ。今から同僚に連絡をして見てもらうから」と言ってくれました。スタッフさんの声かけがとても優しくてこの時の私は「高額の賠償請求とかされたらどうしよう」と不安でいっぱいでしたが、少しずつ安心し始めました。このホテルのスタッフさん本当に優しくて素敵な方でしたよ😭

スタッフさんに「このまま観光に行く?それとも部屋に戻る?」と聞かれて、部屋に戻りたいと伝えて5分ほど待つと、エレベーターのある方向からなにやら工具を持ったスタッフさんらしき方2名がロビーにやってきました。2人はロビーのスタッフさんと少し言葉を交わすとどこかへ行ってしまい、スタッフさんには「もう直ったから部屋に上がって大丈夫だよ」と言われました。

恐る恐る部屋に戻ると、電気が点いていました~!!!

よかった・・・ありがとうございますスタッフさん方!!!

さっきは上に固定できなかったブレーカーも上にきっちり上がっています。ロビーで待っている間に不安で「ホテル ショート」「コンセント ショート」などと調べまくっていた感じでは、ショートの場合、ショート箇所の修理工事が必要とのことでしたが、コンセントを挿した場所も聞かれなかったのでおそらくブレーカーが落ちただけで済んだのだろうと思っています(もしかしたらショートしそうになってブレーカーが落ちてくれたのかも)。真相はわからずじまいですが。それから帰国後に友人の母と話すと「停電が多いって口コミがあった」と教えてくれました。ローマは古い建物が多いですし、よくあることなのかもしれませんね(とか言って私のせいだったら本当に申し訳ない)。

 

ちなみに私は昨年夏のWE旅行の際にも、Wi-Fiレンタルで借りた変換プラグ(ちゃんとロンドンのBFタイプに対応していると説明書に書いてあったから私に非はないはず)を挿したら上手く挿さらない上に挿し込み部分が溶け出してくるという事故?ハプニング?を起こしていたので、友人からは「今後コンセントには近づかない方がいい」と言われました。私もそう思う。

 

今回、変換プラグを握っていた手は少しの時間ひりひりしていました。もしかしたらちょっと感電したのかも?

 

📍サンタ・マリア・マッジョーレ教会へ

やっとこさ落ち着くことができたので、夕ご飯を食べることを目的としつつ街に繰り出しました。

この時点で結構疲れていたので「観光はしなくてもいいか?」という流れにもなったのですが近くに大きな教会があるということでせっかくなら行ってみることに。

そうして行き着いたのが、サンタ・マリア・マッジョーレ教会(Basilica Papale di Santa Maria Maggiore)

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教会はフランスでステンドグラスが有名なサント・シャペルを見たくらいだったので、こうして最早奇怪なまでに豪華な金細工で飾られた教会を見たのは初めてでした。圧倒されます。

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👗 ミラノ発のショップ「upim」

教会の外の椅子に座って夜ご飯を食べるレストランに当たりをつけ、移動を開始。お店に向かう途中で気になる洋服屋さんを見つけたので入ってみることに。

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↑飛行機スタイルの抜けない私の服装がなかなかにダサい😇 

店内にはヨーロッパ各国の複数のファストファッションブランドのアイテムが並んでいて、私は「Iwie」というブランド(upimの中のラインかも)のワンピースを買いました💪 このワンピースはさっそく今回の旅行から大活躍しましたよ!

 

🍽️ カプチーノは夜に頼んだらだめらしいよ(知らんかった)

夜ご飯はテルミニ駅周辺のお店で検索をかけたら評判が良く、日本語のメニューもあると書いてあった「TRATTORIA PIZZERIA NUOVA STELLA」というお店に行きました。

お天気も良かったのでテラス席をチョイス。イタリアではテラス席がとても人気で店内には誰もいないみたいな感じでした(日本だと逆だよね)。

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↑真横をトラムが通っていくのが楽しかったです🚃

まずはドリンクを頼むことになったのですが、ソフトドリンクがファンタ、コーラなど炭酸ジュースしかないんです!私は炭酸飲料が苦手なので困りました。お酒もあんまり飲んだことがないし・・・。悩んだ結果私たちはカプチーノを頼みました。

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これは後からわかったことなのですが、イタリアではカプチーノは「朝の飲み物」らしく夜に頼む人はいないんだとか。まあ頼んでしまったものは仕方ない。おいしくいただきました。ご飯のときの飲み物問題は旅行中割と深刻な問題としてついて回りましたね~。

それからブルスケッタ+ピザ+ドルチェのセットがお得との情報だったのでそちらを頼みました。

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物価高+円安の中、これで16ユーロ(2500円くらい)はかなりお得な気がします。

味もとっても美味しかったです!ただ量がとても多くて、元々小麦粉の吸収が弱めな私はバテバテになりました笑笑 ピザのシェア+ドルチェくらいでよかったかもしれないです。

 

ぱんぱんのお腹を抱えてホテルに帰り、1日目は無事?終了しました。

ホテルのシャワールームについた衝立(水がトイレや洗面所に飛ばないようにするやつ)の守備範囲が狭すぎて苦戦したり、帰ってからも面白いことはありましたが笑

 

【今回の欧州旅行の記事】

 

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