Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

2月の鑑賞記録(引き続きミュージカル映画三昧)

U-NEXTの無料体験に登録してたくさんミュージカル映画を見ました。あとはまだ見終わってないので記録してないのですが、今月からドンブラザーズ一気見を開始しました。家でずっとオープニング曲歌ってる。めちゃくちゃ元気出るからおすすめよ。

🎞 All That Jazz (1979)

シカゴ、キャバレーとフォッシー作品に触れる機会が多かったのでこちらも見てみました。

フォッシーによる自伝的映画とのことですが、女性との関わり方などの面で共感できず、なんかこう彼がどんな人だったか知らずにいたかったな〜というような気もします。ただショーナンバーになると心掴まれるのもまた事実で。フォッシースタイルはとても好きです。

🎞 Annie Get Your Gun (1950)

レイチェル・タッカー姐さん主演でリバイバルされるというニュースを見て。

実際に西部劇で活躍したアニー・オークレーをモデルにした作品でとても楽しい作品だったのだが、結末が最悪すぎてぎょっとしてしまいました。これが1950年代。恐ろしや。

アニーはフランクという花形役者に恋をしたのをきっかけに一座に入り、彼の助手を務めるのだけれど、アニーの方が銃の腕前は上で、だんだんフランクのプライドがずたぼろになっていきます。ただ、遂にアニーがショーの主役に抜擢されたときには、一瞬興行主に怒っていたものの、アニーにプロポーズすることを匂わせ、またMy Defenses Are Downという曲で

My defenses are down
I might as well surrender
For the battle can't be won.
But I must confess that I like it,
So there's nothing to be done.
Yes, I must confess that I like it
Being miserable's gonna be fun

と歌っています。ここで、フランクはもしかして「男は自分よりも才能のある女を愛せるのか」問題を乗り越えたのか?!と期待したのですが、実際にアニーの新技を見たフランクは、プロポーズもやめてライバルパウニーのショーに移籍します。

なんやかんやあって2つのショーを合併させようという話が出てきて、2人は再開。お互いへの愛を確かめ合うのですが、ここでもフランクはアニーがヨーロッパ巡業で得た数々の勲章を見ていじけ始めます。なんなんだフランク!!!

2人は良き喧嘩デュエットAnything You Can Doを歌い、銃の腕前を勝負することになります。2人とも勝つ気満々なのですが、なんとアニー陣営がアニーの銃に細工を始めるんですよ。彼らの言い分はYou Can't Get a Man with a Gun。最悪のリプライズをすな。しかもアニーはそれに納得して、わざとフランクに負けるんですよ。信じられます???フランクが勝って、2つのショーは1つになり、2人はパートナーとしてショーに出るハッピーエンドです!って感じの映像が流れる中「男のプライドのために女が実力を隠さなきゃならないなんて最悪のエンドをハッピー扱いすな!!!」とキレ散らかしました。

さすがに終わり方が酷すぎるので、どこかのタイミングで改定されているだろうなと思って調べてみたところ、フランクも最後の対決でわざと外して、引き分けになるそうです。私はアニーに勝ってほしいけど、それだとうまくまとまらないのかな。。

先月映画で見た『ファニーガール』も、成功する女性となかなか上手くいかない男性を描いていてテーマ的には近いと思うのだけれど、1950年と1968年の20年間の差は大きいですね。

それから、今作はとても面白い作品だけれど、ネイティブアメリカンへの侵略の歴史を顧みることもなく、また彼らを馬鹿にするように描いている場面も多いので最近のプロダクションでそのあたりがどのように改定されているのかも気になるところです。

🎞 School of Rock (2003)

チルダのRevolting ChildrenといいSoRのライブシーンといいキッズが輝く瞬間に何故かうるうるしてしまう🥹 両方舞台版を今年見られるはずなのでとても楽しみ〜!バンドメンバー以外もきっちり活躍の場があるのが面白いし、敏腕マネージャーになるサマーが最高でした。それはそうと子どもたちから教育を受ける機会を奪っているという意味でデューイはクソ😇 

デューイをバンドから追い出したフロントマンがアダム・パスカルで笑いました😂 顔と声がやたらいい😂 

🎞 Little Shop of Horrors (1986)

再演版のグロフシーモアの声が好みど真ん中で音源ずっと聴いてたリトショ。本編見るのは初めてでした。オードリー食われると思ってたから救出されてびびりました、映画版そうよねハッピーになってるのよね!多分どっちの終わり方も好き。あとオードリー役のエレン・グリーンのクセがすごくて、歌い方特に気になったけど作品の奇妙さにはマッチしていてなんだか不思議な感じ😂

それからオードリーⅡが思ったよりも怖くてしっかり「ホラー」コメディだなと思いました。見ながら結構ドキドキしちゃいました!

そしてとにかくメンケン×アシュマンの音楽が強い。Grow for MeとSuddenly, Seymourばっかり聴いてたけれど、冒頭の表題曲とSkid Rowから最高にかっこいいし、改めて聴くとSuppertimeとかものすごい。3人のコーラスもとんでもなくかっこよくてかなり好みな作品です〜♪

🎞 Camelot (1967)

TLのみなさんがKAを見て楽しそうにダンダリしているのを眺めつつ、私は高崎公演までお預けなので、私は『キャメロット』を見ることにしました。『エクスカリバー』は映像で見たことがあるので、あとはKAを見るだけ?

自己肯定感鬼高ランスロットによるC'est Moiがとてもいいのと、その自己肯定感の背景にしっかりとした実力があり、遊びにかまけない真面目な性格でもあったので、ランスロット素敵じゃんねと思ったらグィネヴィアにはものすごい勢いで嫌われていて笑いました。彼の態度が気に食わないっていうののほかに、アーサーがすぐランスと政治の話をしようとするから「アーサーを取るな」みたいな意識もあるように見えました。

なので前半はグィネヴィアーアーサーーランスロットっていう構図、そこからアーサーーグィネヴィアーランスロットに変わってしまった悲しさ。なんかもう最近見た『キャバレー』の女1人と男2人の着地点が最高すぎたから、アーサーに「俺も寝た」って言わせたくなってしまいました(言いません)。

ただグィネヴィアが冒頭で「若くして嫁ぐなんて私の青春が奪われる」なんて歌っていることもあり、あんまり彼女を責める気持ちにはなりませんでしたね。私は結構ランスに対して苛立ってました笑 以前ラミハドの配信でラミンがIf Ever I Would Leave Youを歌っているのを聴いて、素敵な曲だな~と思っていたけれど、いざランスロットがグィネヴィアに歌っているのを聴くとなんかちょっと。。アーサーがいい人だから辛い。

アーサーが最も愛する女性と最も愛する騎士どちらも捨てられないからと2人の関係に目をつぶろうとしたり、グィネヴィアの火刑に際して、感情と法の間で揺れ動いてランスロットが彼女を助けに来るのを待ってしまったりするところがとても好きでした。こんな状況に陥らなければもっと良き王であれただろうにな。

🎞 Across the Universe (2007)

Hairが好きだった人にはおすすめと言っている方がいたので見てみました〜。ビートルズ楽曲を使ってベトナム戦争時のアメリカを描いたジュークボックスミュージカル。反戦メッセージを運ぶという意味では、Hairがだいぶ強烈だったので若干物足りなさを感じつつも画面の作り方や美術はかなり好みでした。舞台版LKの演出を手がけたジュリー・テイモアが監督なんですね。多分私は彼女のスタイルが好きですね☺️ テンペストも早く見たいな。

ジョー・アンダーソン演じるマックスが好きになりました。役柄もビジュも。マックスも召集令状を燃やすのでうんうんと思っていたら、刑務所には入りたくないと言って従軍することになって😇 髪を伸ばしてくれ (元からちょっと長めですが)

反戦運動に身を投じていくルーシーと戦争に対する怒りを作品にぶつけてはいるものの運動は無駄だと考えているジュードのカップルが、根底にある想いは同じはずなのにすれ違っていく展開もよかったです。

日本版のビジュアルなんでこんなにハッピーハッピーな感じにしたんだろう。いちごはもっと真っ赤だし、もうちょっとずーんとした話だよ。

🎞 Victor/Victoria (1982)

ショーに出るには上手すぎる&キーが高すぎるという理由で仕事にありつけなくてひもじい思いをしている女性歌手ビクトリア (ジュリー・アンドリュース) が女性装の男性歌手ビクターを演じて成功するお話。ゲイに対する差別的な表現やステレオタイプを助長するような表現もあるのだけれど、有害な男性性に対抗するような場面やホモソーシャルを嘲笑う展開もあり面白かったです。

特にビクトリアが恋仲になった男性に「仕事をやめてくれ」と言われたときに「逆の立場になって考えてみたらおかしなことだと思わない?」「それじゃあ私もあなたにギャングの仕事をやめてと言わなくちゃならないわね」と詰める場面がとてもよかったです。その割にはなんだかんだビクトリアがその男のために自らが女であることを明かして舞台を去るところに着地するのでなんだかな〜という感じもあるのですが。

とにかくジュリー・アンドリュースがかっこよくて素敵なのでよかったら見てください。あと、レスリー・アン・ウォーレン演じるノーマもなんだかすごく好きだったんですよね。ビジュアルもだし、別にいい人ってわけじゃないのかもしれないけれど、自分の腹の中を世界に全部オープンにしている、生きたいように生きている感じがするのが好きです。素敵!!!

🎞 Hedwig and the Angry Inch (2001)

ついにヘドウィグ見ちゃいました☺️✨ ロックミュージカルだけれど思ったよりも静かで切なくて内省的なお話だったので驚きました。とてもよかったです。ベルリンの壁の崩壊がこんなにも虚しく感じられる作品があるなんて。

魂の片割れを探し続けたヘドウィグがウィッグを取り、アングリーインチを含めて完全であるところの自分を受け入れて、街へ出ていく後ろ姿は寂しいけれど少し安心できました。彷徨っていることには多分変わらないけれど、自分を不完全だと思っているか完全だと思っているかの違いは大きいはず。だからきっとヘドウィグは大丈夫なんだと漠然と希望が感じられました。

映像も好きでした。オーブンに移されるハンセルとヘドウィグのところとか父親とハンセル、ヘドウィグとイツハクの寝姿を重ねているところとか。権力の甘い味がするグミベアのところも。

📚 Hedwig and the Angry Inch: Script (1999)

映画版でイツハク周りの事情があんまりよくわからなかったので何か手掛かりはないかと舞台版のスクリプトを読んでみました。ヘドウィグはイツハクからドラァグという道を奪って来たのか。なるほどこれでウィッグの受け渡しにまつわる背景が理解できました。映画では寝姿で父親とヘドウィグ、ハンセルとイツハクを重ねて2人の関係を示していたけれど舞台版だとその支配関係がより明確に示されていたんですね。

ドアを開けるとトミーのライブの音漏れが聞こえてくるっていう演出が素敵だし、何より生でヘドウィグの語りを浴びたいのでいつか劇場で見たいですね。

スクリプトにハンセルがJCS見てるシーンがあって☺️

🎭 The Musical Day ~Heart to Heart~ 2023 2/8 S

もっとロックミュージカル楽曲やってほしかった感は否めない!!

🎞 Hairspray (2007)

やっと見ました〜!しっかり政治的でありながらとてつもなくハッピーでもある、こういう作品が社会に与えてきた影響っていうのはきっととても大きいんだろうな〜と思います。素敵でした😌💕

ただエドナを演じるのが大体特殊メイクで身体を大きくした男性であることについては若干のもやもやがありますね🤔 体型を気にして外に出られなかったプラスサイズの女性が解放される話だと考えると、エドナは女性が演じた方がエンパワメントになる気がするのですが。オリジナルの1988年の映画を監督したジョン・ウォーターズはテレビ番組の取材で"But the reason it's always a man is because that's a secret the audience has. The cast, Tracy Turnblad doesn't think her mother is a man. It's a secret the audience has. The cast doesn't know."と答えているらしい。私がミュージカル映画版を見た時には、エドナは男性であるとは思わなかったけどな。この辺りはちょっと調べたいと思います。

🎞 Mean Girls (2004)

上演中のミュージカル版を見に行く機会がなかったので (映画見てから芽実ちゃんのジャニス見たかったなという後悔に襲われている😢)。めっちゃ面白かった。楽しく見てたらレジーナがとんでもないことになってひっくり返っちゃいましたよ👀 それをジョークにできるケイディのメンタル鬼。あれはトラウマ級よ。元気そうで良かったよレジーナ。

バーンブックきっかけの大乱闘大会はとても好きでしたね。そのあとの悪口を直接相手に言うやつも。直せるとこは直せるし、曲げたくない部分があれば交渉するなり決裂するなりすればいいし。陰口が1番嫌いよ☺️ プラスティックスの電話攻撃はエグすぎてびびった。

結構どんな映画で見てもアメリカの高校ってあんな感じだけど本当にあんな感じなんですかね?たくさんの作り手が似た描き方をするってことはあんな感じなんだろうな。

ミーン・ガールズ (字幕版)

ミーン・ガールズ (字幕版)

  • レイシー・チャバート
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🎞 God Help the Girl (2014)

音楽劇系かと思えば演奏シーン以外にも歌で気持ちを表現する場面も数ヶ所ありミュージカル・・・なのか?という作品。色んな作品のWikipediaを読みながら"musical film"の含む範囲の広さが最近気になってます。ミュージカル作品、音楽映画、音楽劇 (演奏や歌唱シーンで感情を描くものからアーティストの伝記映画まで)色々入ってる。

映像が美しい映画だったな〜と思います。ゆったりした雰囲気が心地良くはあったけれど、お話にはそんなに面白さを感じなかったかな。

🎭 ミュージカル『キングアーサー』2/12 M

高崎遠征してきました~!東京公演は出ていなかったU25チケットが地方公演で出ているっていうパターンも結構あるみたいなので、プチ旅行がてら遠征するのもありだなと思いました!サイゴンの富山公演は夜行バスだったけれど、高崎なら日中のバスで行けるし。

🎭📹「僕のヒーローアカデミア」The "Ultra" Stage (2019)

キングアーサーでガウェインを演じていた小林くんがかっちゃん役とのことだったので見てみました!YouTubeで断片的に映像を見たときには、作中の「個性」を舞台上でどう表現するのかという点で少し不安を感じたのですが、実際に本編を見てみると、その辺は特に気になりませんでした。人力によるアナログな部分とプロジェクションマッピング等の技術、それから演者さんたちの身体能力を組み合わせてアクションシーンが作られていました。肉弾戦では相手の腕に掴まって宙返りするような場面もあって「身体能力えげつない!!!」と驚かされました。

2.5次元作品を見るのは、先月見たハイステに続いて2回目でした。両方とも原作に触れたことのある=話を知っている状態で見たのですが、舞台版では時間や表現方法の制約で物語が圧縮される分、もし話を知らなかったら付いていくのは難しいかもなと思ったりはしました。

ただ、多くの人が物語を既に知っていると想定した上で、出来事を簡略化して感情を主軸に話を進めることができるというのは強みなんだろうな~とも感じました。表現方法が映像に比べると限られていて、そして観客の目の前で演じられるからこそ、舞台という媒体は感情を煮詰めるのに適していると私は考えているので、2つの作品が目指していた方向というのがとてもしっくりきました。

そして小林くんのかっちゃん、すごかったです!!!ミュージカル的な手法を取る作品では、基本的に誰もが歌い踊るわけなんですけど、中には「歌う」「踊る」っていう行動と親和性が低いキャラクターっているじゃないですか。私の中でデスノートのLとかがそれにあたるんですけど、かっちゃんも私の中ではその枠にいて。でも小林くんのかっちゃんは、めちゃくちゃかっちゃんでありながら歌い踊ることに全く違和感がなくてびっくりしました。踊るときの身体の動かし方、止め方、歌うときの声の荒げ方、細部までかっちゃんで感動しました。

そこにあのカテコでしょ。やばいて。お辞儀の仕方が天才じゃん。「カメラの前のモブども」もやばいじゃん。挨拶でかっちゃんを貫こうとしつつも中の人の照れとか泣きそうなのが出てきちゃってせめぎ合ってるの見せるのずるいじゃん。悲鳴あげる会場のオタクたちにめちゃくちゃ共感してしまったよ。

🎞 Suffragette (2015)

ずーーーーーーっと見たかった映画!やっと!

私たちが今持つ権利、残念なことに多くの人がそれを行使しないでいる参政権を勝ち取るために命懸けで戦った女性たちの物語。これ学校で必修にしようよ。見たら権利をドブに捨てることなんてできなくなるよ。今まで投票しなかった人たちが投票したら政治が確実にマシになるよ。

それまで無関心だったモードが人生を投げ合って一気に活動に身を投じていくのはまさに「個人的なことは政治的なこと」だから。日本政府は自己責任論を唱えて個人の体験と政治を切り離そうとしてきますよね。でもそれは絶対に切り離せないもの。それを意識し続けないとあっという間に支配されてしまうのだと思います。

手にしている権利を見つめ直す機会にもなるし、中絶反対勢力が幅を効かせ始めている中で抵抗運動の歴史に触れることができてよかったです。

🎞 Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street (2007)

ティム・バートンの世界観でソンドハイム楽曲が展開されることになかなか慣れなかったけど、慣れてくると楽しかった。不謹慎ブラックコメディ。A Little Priestとか衝撃的すぎて。でも嫌いじゃない悪趣味。ピピンを見たときの感覚を大きくした感じ。こっちの方がグロテスクだしだいぶ怖い。ゴキブリがめちゃくちゃ映るから苦手な人は気を付けてね(私を含め大体の人が苦手)

そしていつだって、ヘレナ・ボナム=カーターは最高に素敵。私は将来あんな感じになりたいと思っている。

🎞 舞妓はレディ (2014)

萌音氏はやっぱり素敵ですね。声がいいし歌もうまい。長谷川博己の早口オタク語りは面白すぎたし、微妙なクオリティの「京都盆地に雨が降る」もちょっと味があってよかったです。京野先生はヒギンズに比べればだいぶ良い奴なので、そういった面での嫌悪感もなかったです。

昨年か一昨年に話題になった舞妓さんの告発を思い出して、舞妓の道を歩もうとする春子を心からは応援しにくいみたいなところもあったんですけど、肝心の告発内容をしっかりは覚えていないので、この機会に掘り起こして読もうと思います。劇中では、大学院生の西野が、舞妓や芸妓の本質は水商売にすぎないといった発言をしていたけれど、その部分について春子や他の登場人物たちによって意見が交わされることもなく、うやむやな感じになったのは気になりました。

🎭 古川雄大 The Greatest Concert vol.2 2/18 S

まさかのサンセットデュエットで発狂しました。ありがとうグレコン、ありがとうふるかわし。

🎨 展覧会 タローマンin名古屋

東京での会期を逃してしまって、ちょっと後悔が残っていたところに名古屋で開催という知らせを耳にしまして、父とサクッと名古屋遠征してきました。

山口一郎コレクションをにこにこしながら見ていたら隣に立っていた男性が一緒に来ていた女性に「すごいね〜わざわざこの人から借りてきたんだ〜」と言っていて思わず父と顔を見合わせました。ネタに乗っかる感じじゃなくてなんとなくガチトーンっぽかったんですよね。。。

🎭 ミュージカル『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』2/22 S

良作だった~!こういった作品を輸入してもらえるの本当にありがたいよ。

🎞 Ant-Man and the Wasp: Quantumania (2023)

ずっと集中して見られる内容ではあるのだけれど、面白いかと言われるとうーーーーん。最近のMCUだいたいそんな感じ。ウィットに富んだ場面は少なく、絶望するような場面もなく、感情が揺さぶられない平坦な物語になっているというか。BWとかはそれでも作品を通して打ち出す「思想」がしっかりしていたから見応えがあったけれど他の作品はその辺もあまり。

アントマンの自伝の締めくくりとして登場した「小さきものを見過ごすな」が、蟻たち、そして革命を起こす人々を表す言葉になっていくという流れは美しかったです。

🌟私的ヒットチューン

Cabaret - Cabaret

歌詞がものすごく好き。エルシーのところもいいし

Start by admitting from cradle to tomb
It isn't that long a stay
Life is a cabaret, old chum
It's only a cabaret, old chum
And I love a cabaret!

やっぱり最後のこの歌詞が好き。ライザ・ミネリの後半にかけての盛り上げ方も好き。キャバレー日本でも上演してほしいな〜。平野綾ちゃんのサリー・ボウルズとか見たい。

Cabaret

Cabaret

Nowadays - Chicago

これも歌詞が好き。

You can like the life you're living
You can live the life you like
You can even marry Harry
But mess around with Ike

Advienne que pourra - La Légende du roi Arthur

メレアガンの「じ〜ごく だ↑↑↑あああ〜」のやつです。高音が気持ち良いので気分上がる⤴️

Advienne que pourra

Advienne que pourra

  • Fabien Incardona
  • フレンチポップ
  • ¥255

Mon Combat - La Légende du roi Arthur

こちらはダンダリです。ダンダリダンダリダウデ。仏版だとモルガン様とアーサーでダンダリらしいです。姉弟でダンダリは謎すぎるやろ。

Mon combat (Tir nam beo)

Mon combat (Tir nam beo)

  • Zaho & Florent Mothe
  • フレンチポップ
  • ¥255

Wig In a Box - Hedwig and the Angry Inch

ヘドウィグ楽曲は夜1人で歩いてる時に聴きたくなるし、そういう時聴くとより一層ずっしりくる

Wig In a Box

Wig In a Box

  • provided courtesy of iTunes

Sunset Boulevard - Sunset Boulevard

勝手にサンセット祭り開いて毎日いろんな人のバージョン聴いてたら、グレコンでまさかのひらふるデュエットが聴けて幸せでした。ミュ俳優、隙あらばサンセット歌ってくれ。

サンセット大通り

サンセット大通り

  • アンドルー・ロイド・ウェバー, Original Broadway Cast Of Sunset Boulevard & アラン・キャンベル
  • ミュージカル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Je Mise Toute - 1789: Les Amants De La Bastille

マリーのソロ曲の『全て賭けて』

KAを見たところに帝劇ルパンの作曲も決まったのでドーヴ・アチア作品いつもよりたくさん聴きました♪