Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

韓国ミュは積極的に見ていきたいな「BLUE RAIN」1/18 S 感想

TLで話題に上ることも多く気になっておりまして見てきました。


フランケンはもちろん、ブラックメリーポピンズとかも好きだったので気になる韓国ミュは積極的に見ていこうと思ってます!BLUE RAINはSMOKEと作者が一緒なのですね〜SMOKEも観たかったな😭

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カラマーゾフの兄弟をベースにしたお話ですが私はお話は知らないまま見ました。とはいえTLのブカマ感想受動喫煙してるから、思いっきりサイラスに注目しながら見ましたけども

ちなみに本日はテオ: 石井さん、サイラス:染谷くんでした。JCSコンで低音バチバチにキメる染谷くんが印象に残ってたので、そしてサイラスとても美味しい役だったから見れてよかった。


演出が2020年版に引き続き、コロナ禍ならではなビニールシートを使用したバージョンでとても面白かったです。青みがかったシートに照明を当てると幻想的で美しく、タイトルの青い雨のようにも感じられました。俳優さんがビニールシートを挟んで対峙すると、劇中の役柄同士の届かない想いやすれ違いが可視化されているようでそれも楽しい!


神に見捨てられたと言うサイラスと神を創ったのは人間だから君は神に見捨てられてなどいないと言うルークのやりとりとか、ヘイドンが突然君夢しそうになる(愛する人間のために無実の罪を被ろうとする行為の意)ところ、サイラスがルークの上着着てルークになりきって裁判ごっこするところ、テオが幼き日にルークを父の鞭打ちから必死に守ってきたこととエマにはそれが神の手に見えたことなどなど、細かいエピソードが好きになるタイプの作品でした。きっと原作を読んだらずぶずぶ行くやつだよね。神についての記述とか多そうで読みたい!

全体で見ると、勝手にもっと地獄な展開を期待したがために若干手ぬるく感じた部分もありつつ。地獄ならばいいというわけではないけども、ベースが古典というのもあり、物語に引き摺り込まれるような感覚にはならなかったのよね。エピソードで表現される関係性が面白いのにまとまったときの吸引力が思ったよりなかったというか。脚本と私の相性が良くなかったのかな。


俳優さんたちの演技は好きだった〜

特に、今さんパパの存在感がすごくて見ててめっちゃ楽しかった。絵に描いたような最悪な父だけどカラッと演じているのもあり楽しい。死んだあともルークとサイラスを苦しめるシーンはかなり迫力あった!

 


レミゼ(2巻目で止まっている)を読み終えたらカラマーゾフ読みたいですね。匣ミュ見たときも同じこと言ってるし1ミリも読んでないの笑っちゃうけど、人生は長いしいつか読めれば良い。

 

博品館劇場は初めて行った〜座席が深いからお尻筋肉痛になりそうです笑 でも劇場のサイズ感とか雰囲気は好きかも☺️

そう、開演前に流れる音楽がsomlのときと同じで大手町ホールに置き忘れてきたものが沸き立ったってしまった。