Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

【🇮🇹🇻🇦欧州観劇記1-旅行記③ローマ・ヴァチカン編】水の呪い?盛りだくさんでハプニングだらけの1日

この日は早起きして朝からローマ観光、午後はヴァチカン見学という盛りだくさんの1日!

12日(木)

🚃 交通機関の1日券を購入

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まずはテルミニ駅の地下鉄乗り場で地下鉄・バス・トラムに24時間乗り放題になる「ROMA 24H HOUR TICKET」を購入しました。

周囲を警戒しつつ券売機で無事チケットを買い、壁際に立って目的地へのルートを確認していると、駅の職員さんが私たちの方に近づいてきます。私なにかしちゃった?と思っていると、「スリが多いから気をつけて!」と声かけされました。これでもう1段階気が引き締まりましたよ!ありがたや。

 

📍スペイン広場

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この日の観光はスペイン広場(Piazza di Spagna)からスタート。この時点で7:25だそうです!早!!

階段を上って街並みを眺めていると、階段のところでウェディングフォトの撮影が始まりました。この日は街のいたるところでウェディングフォトが撮られていたのですが、複数組みのカップルでセットで周っているグループが多く、花嫁同士の写真もたくさん撮っていてとても楽しそうでした。
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でかい猫ちゃんがいました。

 

📍トレヴィの泉

続いては歩いてトレヴィの泉(Fontana di Trevi)へ。

狭い道を歩いていると突然現れるのでびっくりしました。
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まだまだ朝早いですが、ここはかなり賑わっていました。カラフルなミニドレスを着た女性がたくさんいて、その方々が着ていたであろう上着を手に撮影を行う男性たちもたくさんいて面白かったです。みんな似たようなポーズをしていたので私も真似っこしてモデルポーズで写真を撮りましたが愉快な感じになりました。
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📍パンテオン

トレヴィからナヴォーナ広場に向かって歩いていく途中でパンテオン(Pantheon)の前を通りかかりました。でかい!!!

柱の真ん中の部分が太くなっていて、奈良で習ったこういう技法なんだっけという話になり、検索の結果「エンタシス」と判明した瞬間、懐かしすぎて馬鹿デカボイスで「エンタシス!!!!!」と叫んでしまいました。でもパンテオンの様式は「コリント式」というやつです。これも世界史の授業で習った気がする。。。
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私たちがパンテオンの前で写真を撮っていると、先ほどスペイン広場で自撮りをしていたお兄さんを再び発見。この「自撮りお兄さん」と私たちはこのあとも少し不思議な縁がありましてよ。。。

 

📍ナヴォーナ広場

ナヴォーナ広場(Piazza Navona)にはカフェやレストランがたくさんあって、夜に通ったときにはとても賑わっていました。

周辺には厳重警備の政府機関なんかもありました。すぐ近くで和食屋さんも見かけましたよ。
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この時点で8:30ですが、既に団体ツアーも動き始めています(のちのち私たちは団体ツアーに苦しめられます)。

 

📍サンタゴスティーノ教会

広場から事前に友人がリサーチしてくれていたジェラート屋さんを目指す道すがらサンタゴスティーノ教会(Basilica di Sant'Agostino in Campo Marzio)に寄ってみました。この教会は入口が地図だとわかりにくくて周りをグルグル彷徨ってしまいました。f:id:yadokarinko:20231029212245j:image

こじんまりした印象の教会でしたがカラヴァッジョの絵もありました。私はこの羽のついた髑髏の彫刻が気になりました。
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🍨 ジェラート③ 1900年から続く老舗

フィレンツェで2つジェラートを食べましたがこのあとの旅程もたくさん食べましたので、ここらでナンバリングしておくことにしました。

訪れたのはジョリッティ(Giolitti)。まだ朝で気温が上がっておらず、私たちは半袖で歩いていたのでそこそこ寒かったのですが、「寒さ<ジェラート」ということで凍えながら食べました。

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私はレモン+ダークチョコレートを注文。無料でジェラートの上にクリームを乗っけてくれます。レモンはさっぱりしたさわやかなジェラートで、ダークチョコレートはものすごい濃厚でした。チョコレートペーストをそのまま食べているみたいな背徳感。
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🚌 バスに乗る

ここからは次の目的地に向けてバスに乗りました!ローマでは初めて!

バスは乗ってしまえば楽なので好きです。乗るまではバス停は合っているか、本当にそのバス停に乗りたいバスが来るのか不安でいっぱいになりますが。イタリアのバスは清潔感もあって快適でした。

それから私たちはバスのルートをGoogleマップで見て確認しながら乗っていました。そうすれば降りそびれる心配がない!

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📍聖地巡礼コロッセオ

うああああブチャラティ!!!(旅行直前に5部を一気見していた人間)。

重要な遺跡ですので本編のようにふらっとは入れませんが、前でジョジョ立ちというかジョルノポーズをして写真を撮ってもらいました。

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少し離れたら全体像が見渡せるかなと近くの坂道を登ってみたのですが、コロッセオが見下ろせるいいアングルにはたどり着けませんでした。
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坂道を上ったついでにサン・ボナヴェントゥラ・アル・パラティーノ教会(Chiesa di San Bonaventura al Palatino)もさらっと見学しました。

 

📍真実の口であのポーズ

続いてはコロッセオを背に25分ほど歩いて真実の口(Bocca della Verità)に。

旅行ではあんまり日本人に巡り合わなかったのですが、このスポットだけは日本人だらけで面白かったです。写真を撮るための列に並んで15分ほどで撮影になります。

私は『ローマの休日』を見たことがないので(ジョジョ5部を見るのに夢中で予習できなかった)、友人に再現したい場面の写真を見せてもらって、並んでいる間にポーズを決めました。

写真は係員の方がカメラを預かってくれて撮影してくれます。画角はかなり適当でしたがポーズは2パターン撮影してくれました。1枚は再現写真。もう1枚は口に手を入れて。「手が無くなっちゃった!」をやるためには袖の長い服を着ていくべきです笑

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友人が白黒加工してくれてよりそれっぽい写真になりましたよ。
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🚌 ヴァチカンへ

写真を撮った場所の近くにバス停があったのでそこでバスを待っていたのですがなぜか待っているバスが来ない。Googleの経路をもう一度確認すると「迂回情報あり」とイタリア語で記載が。ここのバス停にバスは来るのかどうなのか、パリで迂回されるバス停で待ってしまった経験のある私たちは、次発のバスを待ってそれでも来なかったら別の路線で行こうと話しました。そして待つこと10分ほど。次発のバスは時間通り現れました。それじゃあ先発はどこに行ったん??

そんなこんなで無事バスに乗り込み向かった先はヴァチカンです!

 

📍炎天下で1時間半待ち サン・ピエトロ大聖堂

橋を渡ると太い道が続いていて正面にサン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)が待ち構えています。

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そう、おわかりいただけるでしょうか。大聖堂を横切る人たち。この方々は大聖堂に入るために並んでいる方々です。

「ぎゃー!!どこまで並んでいるの!」と最後尾を探すとこの写真の左奥の方、大聖堂を0時として円形になっている広場を時計に見立てると9時か10時くらいのところまで列が伸びていました。恐る恐る「サン・ピエトロ 待ち時間」と調べてみるとハイシーズンで3時間待ちと出てきます。まじか!!予約不可で入場も無料ですからね、それは並びますよね。

この時点で大体12:30、私たちは15:30からヴァチカン美術館の予約がありましたので、3時間並ぶわけにはいかない。迷いましたが、私がミケランジェロの《ピエタを見たかったので、並ばせてもらうことにしました。友人、ありがとうね。

実際に並んでいるとだいたい1時間30分で入場できました。荷物検査があるので時間がかかるんですね。この日は天気がよかったので、日差しを遮るもののない広場で待つのは過酷でした。

でもここでちょっとしたサプライズが!なんと、スペイン広場とパンテオンで見かけた「自撮りお兄ちゃん」が私たちの20人ほど前に並んでいたのです!!流石に大爆笑でした。

そしていよいよ入場です。

まずは床にいた、ゆるめのライオンがかわいくて気になりました。
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入ってすぐ右手にミケランジェロの《ピエタはありました。

これは友人にズームで撮ってもらった写真なので近くに見えますが、実際はガラスを隔てたとっても奥の方に鎮座しています。遠い。頑張って目を凝らしましたが遠い。

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聖堂の内部もとんでもなく美しかったです。f:id:yadokarinko:20231029212022j:image
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見学を終えて外に出ると、私たちが並んでいた行列が縮んでいて1/3ほどになっていました!お昼過ぎが一番混むんですね~なんだよって言いながら大聖堂を後にしました。

 

📍ハプニングの連続!ヴァチカン美術館

大聖堂の入場列に並んでいる間にヴァチカン美術館(Musei Vaticani)の情報を調べていると「予約時間の1時間前くらいから入れてもらえる」という情報を得たので14:45くらいに試しに係員さんにチケットを見せてみると「15分後にもう一回来てね」と言われました。

そこで入場口の近くにあった売店でお水を買うことにしました(これがハプニングの素になるのです)。

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15:00ごろに建物の中に入りトイレに寄って、チケットカウンターで予約メールを入場チケットに引き換えたのが15:15くらいでした。15:30入場のチケットを予約したことを考えると、引き換えの時間なども考慮して早めに入れてくれるんだと思います。

ちなみに今回私たちは学割チケットを予約していました。これまでの施設では特に身分証明書の提示などは求められませんでしたが、ここでは求められました。私たちは事前に国際学生証(ISIC)を取得していたのでそちらを提示しました。

ただ、このチケットカウンターのある場所の電波が悪くてなかなか学生証を表示できなくて困りました。私はたまたまスクショを取っていたのでそれを見せてOKでしたが、友人は「窓の近くで電波を拾ってきて」と係員の方に言われて窓際へと旅立っていきました。
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水漏れのピナコテカ

ヴァチカン美術館は中に複数の美術館やギャラリーがある複雑な構造。まずは順路通り、絵画館のピナコテカ(Pinacoteca)を見ることに。

入ってすぐに先ほど見てきたピエタ》のレプリカがありました。
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近くで見られるのが嬉しい!先ほどの距離感では見えなかった細部を鑑賞できました。イエスの足の甲にある釘の傷が生々しくて良かったです。
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こちらも大聖堂にあったラファエロの絵ですね。

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そしてこちらのカラヴァッジョの《キリストの埋葬》を見たあとに事件は起きました。私のカバンが水没していたのです!!

犯人はもちろん美術館に入る前に買ったペットボトル。蓋が浅く締まりが悪くて心配だな~とは思っていたのですが、まさか漏れるとは。f:id:yadokarinko:20231029211928j:image

急いで展示室内のベンチに座ってカバンの中身を取り出しますが全て水浸しです。幸いパスポートが私の気まぐれで密閉できるビニールに入っていて、他のものもビニール素材のものが多かったので大事には至らなかったのですがびっくりしました。

友人が水をよく吸収する紙タオル的なものを持っていたのでそちらをいただいてカバンの底に溜まった水を取り出し、これまた友人が傘を入れるために持ってきていた防水袋にペットボトルを入れさせてもらってなんとか対処しました。友人がいなかったらどうなっていたことやら。いつもハプニングだらけの私を助けてくれてありがとう、友人。

 

タイムアタックシスティーナ礼拝堂

水を拭き取って一安心した私たちですが、そろそろ16:00閉館(とGoogleに書いてある)のシスティーナ礼拝堂(Cappella Sistina)を目指すべきでは?という話に。この時点で確か15:30くらいだった気がします。

そうしてシスティーナ礼拝堂を目指して館内を歩き始めた私たちなのですが、一向にシスティーナ礼拝堂にたどり着かない。表示は出ているのに進めば進むほど間に他の美術館やギャラリーが立ちはだかり、たどり着くことができないのです。しかも先を急ぎたいのに、団体ツアーの方が多すぎて道がふさがれていて前に進めない。。。私はウフィツィ美術館と今回のこれで美術館における団体ツアーを憎むようになってしまいました。

この時は知らなかったのですが、システィーナ礼拝堂は順路が7kmあると言われるヴァチカン美術館の1番終わりに位置するのです笑

そんなことを知らない私たちは黙々と歩き続けました。けれども16:00を迎えてしまいます。もう扉は閉ざされたかもしれない。そんな不安からスタッフさんに「システィーナは何時に閉まりますか?」と聞いたところ「あっちに進んで」と即答されました。いや、何時に閉まるんや。

でもこの辺りで私たちは重要なことに気が付きました。それは、周りにまだたくさんの団体ツアー客がいること。彼らがヴァチカン美術館の1番の目玉であるシスティーナ礼拝堂を見ない、なんてことがあるでしょうか?

少しだけ歩みを緩め始めると、ちょうと礼拝堂への入場に向けて道が狭くなり詰まり始めていました。礼拝堂にはどうやら入れるらしい。でもここで次なる心配が。

これじゃあ後ろの展示室に戻れなくない

どんどん狭くなる通路、階段では進めないので段に止まって待ちます(TDSインディージョーンズの待ち列みたいに)。確実に逆流はできません。

今度は礼拝堂が直接出口に繋がっている可能性に不安になり始めます。

そうこうしている間についに礼拝堂に着きました。礼拝堂内は撮影禁止、話すことも控えるように言われますが・・・スタッフさんの注意の声と礼拝堂いっぱいの鑑賞者のたてる音が高い天井に反響してめちゃくちゃうるさい!!笑

ここにはミケランジェロの《アダムの創造最後の審判があるわけですが、ガヤガヤしていて集中できないし、天井や壁面が遠くて見づらくて細部が見えない!てなわけで早々に退散してしまいました。もっと神聖な雰囲気なのかと思っていましたよ・・・。

 

そして、他の展示を見に戻れるのかドキドキしながら礼拝堂を出ると、出口の表示に加えて先ほど見てきた「ピナコテカ」と書いてあります!やったー!!!

美術館の入り口に戻ると入ってきた時のような人混みがありません。この時点で最終入場時間を過ぎていたんですね。

 

ブラッシュアップライフばりの2周目

美術館を1周して構造の複雑さを身をもって知ったので、まずは絶対に見たい展示の位置を確認することにしました。展示室の名前を頭に叩き込んで出発です。

まずは中庭。ヴァチカン美術館のシンボルがあります。

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ここで写真を撮っていると、ベンチに座っていた若い男性に声をかけられました。何事か!?と驚いていると「電話の充電が無くなってしまったので充電器を貸してほしい、5分だけでいいから!」とのことでした。

女性と2人でかなり困っていそうだったので貸してあげることに。ベンチに座っている男性のiPhoneにプラグを挿し、横に立っている私がバッテリーを持っている図はなかなかに面白かったと思います。

充電をしている間は少しお話をしました。2人はギリシャから旅行に来ていたそうでギリシャはとても美しいから一度来た方がいいよと言われました。私たちが日本の東京から来たことを伝えると、行ってみたい、東京もとても美しいんでしょう!?と言われました。私はそのとき咄嗟に美しい東京がイメージできなくて微妙な顔をしてしまったのですが、横を見たら友人も似たような顔をしていました笑笑

あまり充電が進んでおらず、友人のバッテリーの方が性能が良さそうだったのでバッテリーを交換。話題は旅程の話に。

私がミラノでミュージカルを見るためにイタリアに来たことを伝えると、男性は頭にたくさん???を浮かべていました。そのあとの『オペラ座の怪人』の名前を出すと女性はピンと来たようでギリシャ語っぽいタイトルを口にしましたが男性はここでもピンと来ていなさそうでした。

近くに今にも泣き出しそうな少年がやってきたので4人で見守っていたら、金のオブジェの方に行きたかっただけらしくお母さんの許可が出たら嬉々としてそちらへ走っていって、それを微笑ましく見つめたり、私がウミネコを見てはしゃいだりとゆったりした時間を過ごしました。

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男性が十分充電できたと言ったタイミングで別れて私たちはまた美術館の中を周り始めました。順路に沿って進んでいくのですが、全部さっき急いで通った場所😂 友人は「進研ゼミでやったところだ〜」って言ってました。
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ただ2周目の目的地は先ほどはスキップしたラファエロの間(Stanze di Raffaello)です。私はアテネの学堂》が見たかったのです☺️
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それから進んでいくと驚いたことにマティスの間(Sala Matisse)なるものがありまして、私が今年7月に東京の「マティス展」で見た祭服もありました。ヴァチカンでマティスを見られるとは!嬉しかったです!!
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ヴァチカン美術館で出口を目指す=システィーナ礼拝堂を目指すことのなので、再びシスティーナ礼拝堂の中を通って《最後の審判》をさらっと眺めて出口へ向かいました。普通にヴァチカン美術館の閉館時間まで開いていました。Googleシスティーナ礼拝堂の営業時間を修正しておいてほしいですね。

そして私はミュージアムショップで《アダムの創造》の絵柄のメガネ拭きを買いました。海外旅行に行くとメガネ拭きとトートバッグが無限に増殖しますね😂

いやー長い旅でした。出口付近で座って少し休憩せずにはいられませんでした。なんとか見たいものを全て見られてよかったです。座ったままヴァチカン付近のお店を調べました。安くて美味しそうなお店を見つけたのでそこを目指すことに。

 

それから館内のどこだったか忘れましたが、例の「自撮りお兄ちゃん」がヴァチカン美術館にもいたんですよ!!!!完全時間予約制ですよ!?そんなことあります??

 

💥 右手の呪い?水の呪い?

美術館周辺のお土産物屋さんを物色しつつレストランへ向かいます。道すがら私は改めてペットボトルの水を買うことに。

やっと水が飲めると勇み足で蓋を捻ると手のひらに鋭い痛みが。ハッとして右手を見るとペットボトルのふちで手のひらを切ってしまっていました

切った瞬間は何もなかったのですが段々血が滲んできて痛くなってきて嫌な感じでした。ヨーロッパは乾燥しているからか、傷がなかなか塞がらず、それも困りました😂
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しかもこの3分後くらいに私はこのペットボトルをなぜか地面に落としまして1/3ほど水を失いました😂 何かの呪いとしか思えませんね。

手は痛いし、水も減ってしまったけれど夕方のヴァチカンはとても美しかったです。
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🍽️ 人生初!酔いが回る!

訪れたのは「CASA&BOTTEGA」というお店。テラス席はもうすぐ閉めてしまうとのことで、店内のお席に。お店の中もとてもおしゃれで可愛かったです☺️💕

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このお店ではレモンのスプリッツと2種類のパスタ(カルボナーラとバジル)を頼んでシェアしました。美味しかったのですがバジル味の方のパスタは信じられないくらい硬くて面白かったです笑f:id:yadokarinko:20231029211951j:image
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そして、レモンのスプリッツはお通しのポテトチップスと合わせて美味しくいただきました。こちらのスプリッツは前日にフィレンツェで飲んだアペロールスプリッツよりは苦めでした。

食事を終えてお手洗いに行ったところで私の身体に異変が。お手洗いで立ち上がろうとするとなんだかグラグラする!!私はお酒を飲んだ経験があまりなかったので「これが酔っぱらうということでは!!!」と謎に嬉しくなりました。気持ちが悪くなったりはなかったのですが、度の合わない眼鏡をしたような感じでやや平衡感覚が怪しい状態で歩きました。両手をほっぺたに添えると歩きやすかったので、頭を支えながら友人の横を歩いてホテルまで帰りました。

部屋に着いてベッドに横になると頭がいつもの何倍も重くなったような感覚で、眠くて眠くてしょうがなかったのでそのまま夜寝をしました。2時間後くらいに起きると酔いは抜けていたので夜中にお風呂に入って寝ました。

お父さんに「初めて酔っぱらったよ」と連絡したら、「水をたくさん飲んで加水分解してください」「空きっ腹にお酒は酔いやすいよ」「飲む前にチーズを飲むといいよ」と連絡が来ました。炎天下で並び、ヴァチカン美術館を歩き回った空きっ腹の状態で飲んだのは良くなかったのかもしれませんね~。あとはヴェネツィアで会った友達いわく、レモンのリキュールは度数が高いものが多いらしいので、それもあったのかもしれません。特に大事にはならなかったので、初酔っ払いがローマってのはいい思い出かもしれません。

 

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