Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

最初で最後の生ライブ?「The Musical Day ~Heart to Heart~ 2023」2/8 感想&レポ

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TMD初参戦してきました〜。そしてまさか初のZeppがミュコンになるとは思いもよりませんでした!

 

写真のペンラは入場時にもらえました。ミュ関連の場でペンラ振ったのは初めて。

 

2階後方立ち見ゾーンがU25枠で売り出されていたのでそちらを購入したのですが、当日会場に着くと、1階後方での立ち見に変更になってました。フロアから1段高くなっているエリアだったので、フロアの方々がスタンディングになった後も視界が良好でラッキー🌟

 

今回のTMDはロックがテーマとのことだったので、ロックミュージカル中心の選曲になるのかな👀と勝手にわくわくしていたのですが、実際のイベントの趣旨は普段聴いているミュ曲をロックアレンジで届けるというもので、私の希望とはちょっと違ったものでした。それでも海昆筆頭に好きな方々が集まっているコンサートなのでしっかり楽しかったんですけどね!

RENTとJCSはあるとして、願わくばHairやヘドウィグ辺りも!と思っていたので。。。まさかJCS1曲もないとは。

セットリスト

  1. Overture / Prologue - Mamma Mia!
  2. Money, Money, Money - Mamma Mia! (轟晃遙・杉山真梨佳・藤森蓮花)
  3. ミルク -『エリザベート』(上山竜治)
  4. Lady Marmalade - Moulin Rouge! (平原綾香)
  5. Out Tonight -『RENT』(昆夏美)
  6. Diamonds Are A Girl's Best Friend / Material Girl - Glee (宮澤エマ)
  7. Let It Go -『アナと雪の女王』(海宝直人)
  8. 舟を漕ごう -『雨が止まない世界なら』(西川大貴)
  9. Good Morning Boltimore - Hairspray (ダイアナ・ガーネット)
  10. Tomorrow - Annie (吉田沙良)
  11. I'll Be There - MJ The Musical (宮澤&吉田)
  12. 世界が終わる夜のように -『ミス・サイゴン』(海宝&昆)
  13. Joyful, JoyfulSister Act 2 (ボーカル・ボイパ: 平原、タップ: 西川)
  14. 血風ロック -『レッツゴー!忍法帖』(橋本じゅん&上山竜治)
  15. Dog Eats Dog -『レ・ミゼラブル』(橋本)
  16. Go the Distance -『ヘラクレス』(上山)
  17. How Does A Moment Last Forever - Beauty and the Beast (平原)
  18. I'm Alive -『ネクスト・トゥ・ノーマル』(海宝)
  19. One Day More -『レ・ミゼラブル』(全員)

 

感想

いや上山さんのMCよ😂 

冒頭から「最初で最後の生ライブ!!!!」と叫んでいて (しかもその時は特に訂正もなく進んだ笑) あとからみんなに「最後なんでしょ😏」といじられてました笑笑 

全編通して、緊張しているのか上手くハマらないのかぎこちないMCを展開する上山さんが面白くて、他のメンバーに助け舟を出してもらっている姿も面白くて、でもなんだかあたたかくてにこにこしながら見てました☺️

 

あと、平原さんのふんわりトークにもめちゃくちゃ笑わせられました。

まずTMDのタイトルがどうしても覚えられない笑 最初のMCで「なんだったけ?この~」という発言をし、上山さんに「最初から出てくれてるのに!?」と盛大に突っ込まれてました。しかもそのあとのMCでもまた忘れてた笑 ちなみに橋本じゅんさんとはドラマで夫婦役を演じたらしいのですがそのドラマのタイトルも「なんだったっけ?」って聞いてましたね。

それからHow Does A Moment Last Foreverを歌う前に「あれ、昆ちゃんが映画版の吹き替えをね、してらして。。昆ちゃんが歌えば良かったんじゃないの?」となっていたり、最後の告知タイムではMR!の話題に触れて「でもね、サティーンは今日歌ったLady Marmaladeは歌わないらしいのね。エマちゃんが歌った方を歌うらしいの。そしたら昆ちゃんがHow Does~を歌って~」と気にしている様子だったりが面白かったです。

 

ここから印象に残った曲を中心に書いていきます〜♪

まず初っ端のMoney, Money, Moneyでサポートボーカルの御三方の歌のうまさにひええってなりました。声が素敵だし音域もやばい広くてひええってなりました。

 

昆ちゃんのOut Tonight!昆コン3回のうち2回見たのですが、私がいなかった回の日替わり曲がOut Tonightだったので、今日聴けて嬉しかったです😆 昆ちゃんミミは心身共に健康そうで見ていて幸せな気持ちになるミミでした。

 

エマちゃんのDiamonds Are A Girl's Best Friend / Material Girl!The French are glad to〜って来た時点で選曲の良さに痺れましたし、歌声も可愛くてとっても好きでした💕💕💕 エマちゃんのことは今までも好きだったんですけど、生で見たのは初めてかも?早くミュージカルでも見たい!!メアリーロバートの動画はよく見てます👀

 

海宝先生のLet It Goも嬉しかったですね❄️ アレンジが激しくてイントロではなんの曲かわからなかったので歌始まった時の驚きが大きかったです。やっぱり歌が凄まじく上手い。

 

フィーチャーフューチャーのコーナー

上山さんがかみかみで「ふゅーちゃーふゅーちゃー」とか言い始めるから頭の中でめっちゃBTTFのテーマが流れました笑笑

西川くんはスパーンと飛ぶ声も素敵だし、作り手としても日本ミュージカル界を盛り上げようと活動されているのが素敵ですよね。舟を漕ごうのパフォーマンスもとても良くて、雨が止まない〜のCDをじっくり通しで聴いてみようと思いました。

これからミュージカルで活躍するかも?な方としてガーネットさんと吉田さんが登場。2人とも声が特徴的でそしてとてつもなく上手くて、早くミュージカルで拝見したいです。

 

エマちゃんと吉田さんでMJからI'll Be Thereをデュエット。とってもゴージャスでした~。MJやMR!と来るとブランニューコンに若干近いセトリという感じもしてきますね。そしてMJはいつか日本版上演するのだろうか。絶対にないと思っていたMR!の日本語版上演が行われるとなるといつかはやるのかな。個人的にジュークボックス系は原語で見たいので来日公演があるといいなと思っています。

 

海昆の世界が終わるようには本当にいつ聴いても素晴らしいのですが、あんまりバンドサウンドとしての新鮮さはなかったですかね。サックスがバンドにいらしたから入れたのかな。Superboy and the Invisible Girlやってくれてもいいのよ。

 

そうそう、ライブハウスだからかバラードになると音が結構回っていて二重に聞こえたのが気になりました。

 

Joyful, Joyfulのコラボはとっても良かったです!平原さんてボイパできるのね。ボイパ×タップは目も耳も楽しかったです!!

橋本じゅんさんと上山さんによる血風ロックも楽しかった~!曲は知らないし作品も初耳だったんですけど、しっかりロックを浴びられて幸せでした。新感線作品はロックテーマのもの多そうですよね。メタルマクベスとか見てみたいな。

 

そしてそして、海宝先生のI'm Aliveですね~!!!ありがたい!!!!しょっぱなイヤモニを外すのを見てにこにこしてしまいました。ステージの横幅いっぱいに動き回りながら歌っているのに全然歌声ぶれないのすごすぎますね。そして最後の音上げは景気がいい。ごちそうさまですって気持ちになりますね。

 

One Day More 割り振り

ミュコンでODM聴いた時は割り振りを軽くメモっとくようにしとりまして。

バルジャン: 冒頭上山からの海宝メイン

マリウス: 西川、海宝

コゼット: 平原

エポニーヌ: 宮澤、昆

アンジョルラス: 上山

ジャベール: 上山

テナルディエ: 橋本

マダムテナルディエ: 吉田、ガーネット

 

上山さんと海宝さんのバルジャンは熱いし、西川くんのマリウスは本役に思えてくるし、昆ちゃんのエポパートはやっぱり最高だしで楽しかったです。ロックアレンジのODMは新鮮でした。

声出し解禁と会場の雰囲気

会場に着いてから知ったのですが、今回の公演は「声出し解禁」でした。私はもともと手拍子も上手くできないし(曲を聴く方に神経を集中させてしまって手元がおろそかになるタイプです)、歓声を上げるのも得意ではない(いい感じに出せない。ひゅーって言おうとすると超音波になるし死ぬほど疲れる)ので、解禁になっても特にいつもと変わりないですね。そしてU25ゾーンはみんな無言でゆるくペンラを振っていたので、感染対策的にも怖いと思うことはありませんでした。スタンディングの方だったらまた別の感想を持ったかもしれませんが。

 

演者さんたち的には歓声が聞こえるのがとても嬉しいとのことでした。確かに今回のようなコンサートは歓声が上がった方が多分見る側も気分上がりますし、中には歓声がないと成立しない演目とかもありますよね(SIXとかね)。でもこれからの時代、歓声がOKになることによる不安が観劇中の雑念になることもあるだろうし、なかなか難しいところだなと思いました。どこに着地するかね。段階的には歓声ありの公演となしの公演を設けるとか?

 

ちなみに昨年秋に行った韓国では、ごんごんに歓声上がってました。文化圏近いけれど結構な違いが出てますね。隣の人もめちゃくちゃ叫んでましたが、そのときにはあんまり感染の怖さは感じませんでした。ただ海外旅行で解放的な気分になっていたからかもしれないし、普段の観劇でとなるともっと神経質になるだろうなと思います。観劇中は作品のことだけを考えたいから、やっぱりしばらくは歓声なしがいいかもしれないです。