着々と読み進めてます。ついにファンテパートが佳境。そしてジャベの初登場
第五篇「沈淪」
第三章
悪い草もないし、悪い人間もいません。ただ悪い耕作者がいるだけなのです
第四章
人生の最高の幸福とはじぶんが愛されているという自信である。
暗黒の天国
第五章
ジャベ初登場!雌狼の息子の犬
彼は社会が、ふたつの階級の人間、すなわち社会を攻撃する者たちと社会を保護する者たちを容赦なく締めだしていることに気づいた。
2つの感情から成り立つジャベ→「権威に対する尊敬」と「反逆に対する憎悪」 相対的には善良な感情だけれど誇張されると嫌味になる
「なんとも知れぬ権力を人間の法律にあたえ」「悲しい夢想家」「警戒と監視」
彼はどんな悪徳ももっていなかった
第十一章
ファンチーヌの物語= 社会が貧困から女奴隷を買う 魂と引き換えに
女性にだけのしかかる奴隷制 「これは男性にとって、大きな恥のひとつである」
第十三章
ファンテを救うバルジャンの構図が、他の媒体に比べて、バルジャンを救う司教の図に近いように感じた
At the End of the Dayとかよくできたシーンだなって思う。原作だとファンテを工場から追い出すのは女監督だけど、街の人々の好奇心もその片棒を担いでいるわけで。その好奇心を工場の中だけの限られた場面で手紙を使って表現したのがすごいですね!