2023年にロンドンでジェイミー・ロイド演出の『サンセット大通り』をやると知ったとき、見に行きたくて仕方がなかったものの、前年にロンドンへ行っていたことや他の場所への旅行が決まっていたこともあり断念。
ロイド=ウェバー作品が好きで、サンセットも音楽を聴き込んでいるのに、そもそも実際の上演を見る機会がないという状況が辛かったわけですが、この度ブロードウェイで念願の『サンセット大通り』を、それもジェイミー・ロイド演出版で、見ることが叶いました🙌
この過激で血塗れのプロダクションは、まさかのレベルの「初見殺し」でした😂 原作になった1950年の映画とミュージカルのスクリプト×音源に触れていたので私は楽しめましたが、『サンセット大通り』を全く知らないという方は何かで予習しておくことをおすすめします。ナンバー・場面のカットも非常に多く、おそらく『サンセット大通り』の物語を観客がわかっていることを前提に作っています。
作品・公演概要
Sunset Boulevard
原作: Sunset Boulevard(1950年公開アメリカ映画『サンセット大通り』)
音楽: Andrew Lloyd Webber(アンドリュー・ロイド=ウェバー)
脚本・詞: Don Black(ドン・ブラック)& Christopher Hampton(クリストファー・ハンプトン)
初演: 1993年 ウエストエンド
1994年 ブロードウェイ
2012年 東京
SUNSET BLVD. プレビュー公演
演出: Jamie Lloyd(ジェイミー・ロイド)
劇場: St. James Theatre(セント・ジェームズ劇場)
オープン日: 2024年10月22日
2023年のロンドン第3リバイバル公演のブロードウェイトランファーver.
キャスト
ノーマ・デズモンド: Nicole Scherzinger(ニコール・シャージンガー)
ジョー・ギリス: Jimin Moon(U/S)
ベティ・シェイファー: Grace Hodgett Young( グレース・ホジェット・ヤング)
マックス・フォン・マイヤリング: David Thaxton(デイヴィッド・サクストン)
アーティ/アンサンブル: Diego Andres Rodriguez
+15人
チケット購入までのあれこれ
数ヶ月前にサイトで見たときに残席にまだ余裕がありそうだったので、その後も思い出した時にちょくちょくチェックして、最終的には観劇5日前にSUNSET BLVD.の公式サイトから買いました。
観劇2〜1日前でもまだ残席はありましたが、BWでは当日になると一気に売れて、一気に残席の値段が跳ね上がり始める傾向があるので(多分)、いいタイミングで買ったと思います!
1階(Orchestra)の中盤端・後方と2階(Mezzanine)で席は迷ったものの、舞台写真を見て大きなスクリーンを使った演出があることを知っていたので、見切れ防ぐべく2階席を取ることに。
2階の下手側、前が通路の席で頭被りも少ないだろうと踏んで、99ドルの席を取りました。
感想
予想外の「飛び道具」演出だらけ
舞台の中央に置かれた遺体袋。袋の口を内側から開けてジョー・ギリスが語りかけてくる。もうこれだけで悲鳴を上げそうでした。やっと、サンセットを見られる。
ほとんど素舞台に近い真っさらな空間に、袖にも設置された強烈な照明とスモークを使ったミニマルながらも華やかなステージング、会話の相手ではなく客席を向いて台詞を放つ役者たちに、とても「ジェイミー・ロイドっぽさ」を感じていました。私はNTLの『シラノ・ド・ベルジュラック』(Cyrano de Bergerac)しか見たことがないですけどね。
手持ちカメラ×巨大スクリーンで映画の世界に
冒頭はその「っぽさ」を超えるものはなかったのですが、On the Roadまできてメインテーマが流れる中、ギリスが舞台上を写す手持ちカメラをハンドルのように握って動かして、自分の顔をデカデカと巨大スクリーンに映し出し、それが運転中のギリスの表情を写す車載カメラになったところで完全にノックアウトでした。
しかもスクリーンのギリスの映像の上にはクレジットタイトルが被さってきて、客席はもう大盛り上がり。私の心もお祭り騒ぎでした。マイケル・アーデン演出の『ガイズ&ドールズ』でも思ったけれど、舞台を見に来て、映画スタイルのクレジットタイトルを見せられるとこんなにも心躍るのはなんでなんでしょうね。
私が見た回はギリスが本役のTom Francis(トム・フランシス)ではなくアンダースタディのJimin Moonさんだったわけですが、彼の名前がギリス役としてドーンと映し出された瞬間にひときわ大きな歓声が上がっていたのが印象的でした。「やったれー!!!」みたいな激励にも感じて思わず目が潤んでしまいました。
手持ちカメラはノーマの前では映画撮影のカメラに早変わり。Salomeでジョーに映画の構想を語るノーマは、マックスが持っているカメラに向かって度々キメ顔やキメポーズを披露します。その様子はリアルタイムで背景の大スクリーンに映し出され、観客はノーマの頭の中にしかない映画を見ることができます。
ちなみにシャージンガーのキメ顔はかなりオーバーで、時代に取り残されている滑稽さというよりかは単純に顔芸として面白いという感じ。観客もドッカンドッカン笑っていました。ただ、このシーンに限らず、どれだけ愉快な顔・動きをしていてもシャージンガーのイケイケレベルがやたら高く、爆美魔女であることに変わりはないため、私は普通に魅了されてしまっていました。
「エネルギッシュで活力と生命力が湧き出るノーマ・デズモンド」というのは新鮮かつ意外で、このプロダクションの肝でありオリジナリティが最も出ている部分なのではないか、と思っています。(それが作品の根幹を壊しかねないという問題もあるな、とは思いますが。その辺りはまた後ほど)
劇場を飛び出すSunset Boulevard
それから手持ちカメラの演出で1番の「飛び道具」だったのはやはり、2幕冒頭のEntr'acteから表題曲Sunset Boulevardです。
Entr'acteで手持ちカメラが映し出すのは楽屋にいるギリス役者ムーン(このパートで映るのは皆○○役の俳優だと思います)。ギリス役者はカメラを引き連れて楽屋を出て、他の出演者たちの楽屋などを通りながら舞台袖に向かう階段を降りていきます。楽屋は実際に使用しているもののようで、The Jamie Lloyd Companyのマグカップなんかも映ります。もちろん観客は爆笑。
ムーンがシャージンガーの楽屋に来ると、そこにはもちろん彼女がいます。鏡に口紅で落書きをするシャージンガー、鏡台の上には拳銃が置いてあり、カメラがそこをクローズアップすると観客はまたもや爆笑(これは後の展開を観客が知っているからだろうと思ったのですが、いま考えるとそうでもないんですかね🤔)。
ギリス役者が最後に会いに行くのは、ロイド=ウェバー卿のカードボードパネル。ここが1番の観客爆笑ポイントだったみたいです。カードボードALWは、オリヴィエ賞のパフォーマンスで見たことがあったものの、あの場限りのおふざけだと思っていたのでびっくりしました!
そしてSunset Boulevardではギリス(半分ギリス役者?)が歌いながら劇場の外に飛び出します。ステージドアから出て、劇場前の通りを渡り、『ヘルズ・キッチン(Hell's Kitchen)』を上演しているシューベルト劇場(Shubert Theatre)の脇を通ってシューベルト通り(Shubert Alley)を練り歩き、またセント・ジェームズ劇場に戻ってきます。劇場前に戻ってきたギリスの後ろには、他のキャストたちも合流し、 セント・ジェームズ劇場の前を練り歩いたのち、ギリスはメインドアから劇場内へ、1階後方の扉から客席に入り、舞台に上がります。
一瞬、この映像は収録なのではないか、という考えが頭をよぎりましたが、ムーンさんのマイクに風が吹き付ける音が入っていたので「これ、生だわ」と確信しました。ムーンさんは茶目っけたっぷりに劇場前のトム・フランシスのポスターにキスをぶちかましていました。観客大喜び。
(終演後、私も真似っこ写真を撮ろうと思いましたが、全然身長が届かなかったし、トム・フランシスのガチファンみたいな構図になってて笑いました)
ちなみにステージドアで仲良くなったご婦人によると、プレビュー初日ではSunset Boulevardを歌うタイミングと向かいの『ヘルズ・キッチン』の幕間が被ってしまい大変だったようです。
Sunset Boulevardというナンバーを愛している私的には、そんな飛び道具演出を使わずにしっとり丁寧に聴かせてくれてもいいんだが・・・と思わなくもないのですが、これはこれで楽しかったし心躍りました。
マイクセットを外して「ステージ」から降りる
Too Much in Love to Careでジョーとベティが心を通わせる間、例の手持ちカメラは舞台上にはいないアーティを映し出します。
アーティは撮影のためにLAを離れていて、2人の接近を知らないはずですが、彼は目から涙を流し、マイクセットを頭から外して、カメラの前から立ち去ります。LAでは一瞬にして噂が駆け抜けるのかもしれません。もしくはジョーとベティが見ている心象風景?
そんなベティもWhat's Going On, Joe?のSunset Boulevardリプライズでこっぴどくジョーに振られるとマイクセットを外して舞台から立ち去ります。そしてもう1人、ヘッドセットを外すのはノーマのサロメを見届けたマックスです。
この演出は「オンステージで生きるか否かの選択」を表現しているのだと思います。ベティとジョーの関係を悟ったアーティは怒りに駆られて2人の間に割って入ることをしないし、ベティもジョーとノーマの関係を断ち切ることはしないわけで、マイクセットを外す彼らは劇的な展開から身を引いたように見えました。
メインキャラクターでマイクを取らないのはジョーとノーマだけ。ジョーはベティを屋敷から追い払った(逃がした)あと、自らも「舞台」である屋敷を後にしようとしますが、ノーマの弾丸でそれは叶いません。屋敷にも舞台にもノーマだけが残り、現実も忘れたようなサロメを見せつけます。舞台から降りない、降りられない、そういった狂気のようなものに囚われて、完全なスターになったノーマのサロメを見届けたマックスは、自分の役目が終わったことを理解してマイクセットを取ったのではないかと思います。
オンステージに囚われたノーマは、観客の笑いをドッカンドッカン取っていた愉快で風変わりながらも魅力的な女性からはかけ離れた、観客を恐怖に陥れる奇妙で恐ろしい化け物になっています。これが「降りられなかった」人間の末路だということでしょう。
ちょうどこの作品を見た数日後に映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(Joker: Folie à Deux)』を見たのですが、作品のテーマとして通ずるものがあると思いました。アーサーはオンステージで生きるのに耐えられなかったわけです。
血まみれのクライマックスに向けて爆走
クライマックスに向けた疾走感は物凄かったです。
ベティが屋敷を目指す場面では再び手持ちカメラが車載カメラの役割を果たします。Sunset Boulevardのリプライズでは、アンサンブルが全員(男性も)ノーマが着ているキャミソール型の黒いドレスを着て現れて踊り始めます。「That's Norma Desmond, That's Norma Desmond, That's Norma Desmond, That's Norma Desmond」では、彼女たちがギリスに指されるたびにビチビチと魚のように跳ねてそれが絶妙に気持ち悪く、また面白くもありました。
ノーマがジョーに発砲する場面では、銃声に合わせて劇場が完全に暗転、視覚的にも聴覚的にも刺激的でした。ノーマはジョーの遺体に泣きながら縋りますが、しばらくすると立ち上がって凪いだ表情になります。舞台の上からは血が降ってきて、それを自分の手に受け止め、身体に塗ってノーマはサロメになり、一生オンステージで生きることが決まるわけです。
私は舞台上で血のりをふんだんに使った演出が大好物なので大変興奮しましたし、照明と静寂の効果で一気に劇場内の緊張が高まる、ヒリヒリした感覚には痺れました。
私は2階から見下ろすように観劇していましたが、最後血まみれになって観客に語りかけるノーマは本当に恐ろしく、1階席で見ていた人たちは「取って食われるんじゃないか」という恐怖を感じるレベルだったのではないかと思います。こういう劇場ならではの恐怖を味わえたのも楽しかったです。
新演出『SUNSET BLVD.』の立ち位置を考える
『サンセット大通り』は一般教養なの...か?
ここまでにも何度か書きましたが、この新演出版は明らかに『サンセット大通り』という作品が一般に浸透していることを前提に作られていると思います。
ナンバーの大きなカットは、ノーマがお金をつぎ込んでジョーをドレスアップさせるThe Lady's Payingと、サロメの撮影が始まると信じ込んでいるノーマが美容に力を入れ始めるEternal Youth Is Worth a Little Suffering。どちらも愉快なナンバーではあるものの、本筋にはそこまで関わってこないナンバーです。
気になったのは舞台セットや衣装が物語を伝える役割を全く果たしていないことです。
ジェイミー・ロイドが好むようなミニマルな舞台表現は、古典作品など多くの人が時代背景や物語をよく知っているものに新たな息吹をもたらす効果がありますし、完全新作ならばシックな舞台を活かしつつ欠けている情報は台詞等で補うこともできます。
では『サンセット大通り』はどうなんでしょう。ロンドンの初演は1993年。1997年までロングラン上演していて、ブロードウェイでも1994~97年の期間、上演されています。その後もロンドンでは2回、ブロードウェイでも1回、リバイバルプロダクションの公演がありました。
製作陣が「シアターゴアー・ミュージカルファンならば当然知っていて当たり前」と思っていても、まあおかしくはないかもしれません。20年も前の作品であることを考えると(話自体は更に古いわけですし)、そろそろ新しい切り口で見せていかないとウケない、みたいな事情もありそうです。
しかし、ブロードウェイの観客の65%は観光客だといいます(少し古いデータですが)。この中にももちろん遠方から来るシアターゴアー(私もそうです)はいるわけですが、このゾーンのうち「大半が『サンセット大通り』に触れたことがある」という状況は私には想像できません。
私にとってこの新演出『サンセット大通り』は刺激的でとても面白い公演でしたが、多くの人にとって適切であったのかどうかはわからないな、と思いました。これを書き終えて、他の人たちがどのようにこの新演出を捉えているかを読むのを楽しみにしています。
圧倒的な生命力のシャージンガーasノーマ・デズモンド
このプロダクションは『サンセット大通り』という作品を知っている前提で作られている上に、「とにかくニコール・シャージンガーのパフォーマンスを見せたい」という想いで作られているのだろうとも思います。
それは広告からも伝わってきます。「NICOLE SCHERZINGER IN ANDREW LLOYD WEBBER'S SUNSET BLVD.」ですからね。
私は洋楽に明るくなくて、恥ずかしながら彼女のことを全く知らなかったのですが、プッシーキャット・ドールズ(The Pussycat Dolls)というガールズグループで1990年代から2000年代初期にかけて活躍されていたアーティストなのですね。
シャージンガーのパフォーマンスはとにかく圧倒的でした。With One LookもAs If We Never Said Goodbyeも客席を丸ごと飲み込んでしまうような大迫力の歌唱で、私も魂が揺さぶられるような感覚に。この2曲のあとは拍手が鳴りやまず、長いショーストップになっていました。
これでもかとシャージンガーの魅力を浴び続けて思ったのは「これはノーマ・デズモンドとして適切なのか?」ということ。とにかく美しく、活力と生命力に溢れていて、人々を惹きつけるシャージンガーのノーマは「現代の」スターであって、往年の、時代に取り残された哀れな大女優には見えないのです。
あまりにも魅力的なノーマを受け入れられるかどうかでこの作品の評価は真っ二つに別れそうです。シャージンガーのノーマは新演出で見えた新たな視点(オンステージの化け物になるか否か)とも合致していて、1つの作品として1本の筋が通っていると思います。
私は「面白いものを見られた!」と感じています。
そしてこの「スターキャスティング」は前述の「『サンセット大通り』を知らない観光客」のゾーンもカバーして余りある力を持っているのかもしれないな〜とも思っています。
キャスト感想
シャージンガーがいかに物凄い迫力だったかはここまでにも書いてこれたので他のキャストの話を。
まず、今回がジョー・ギリス役デビューだったジミン・ムーン。表情と声が柔らかいので、あんまりガツガツしていない、優しそうなギリスでした。ノーマと出会ってすぐのやり取りからは、ドライな「最近の若者っぽさ」みたいなものも感じて、私的には「新しいギリスだ」と思いました。屋敷でベティを追い払うところも、彼女を逃がしてあげたように見えました。
ベティ役のグレース・ホジェット・ヤングは、私が『ハデスタウン(Hadestown)』の動画を漁っている時に何度か歌声を聴いて「いい声〜」と思ってきたエウリュディケでした。思わぬところで彼女の歌声を生で聴けて嬉しかったです。良く通る素敵な声でした!
マックス役のデイヴィッド・サクストンも良かったです!笑いを取るところは取りつつ、劇場の空気を全部掴んで揺さぶるような歌声に驚かされました。
SDの思い出(アジア系の活躍を語り合った深夜のお散歩)
ステージドアもとても楽しかったです!
キャストさんたちが積極的に出てきてくださってたくさんサインをいただいてしまいました🫶
SD待ちをしていると、隣に立っていたご婦人に「セルフィーの撮り方がわからないから、写真を撮るのを頼みたい」と声をかけられました。 彼女はハワイとアジアにルーツのあるニューヨーカーで、写真の話をきっかけにミュージカルの話を色々として仲良くなりました。
この日がギリスデビューだったムーンさんは花束を抱えて、みんなに祝福されながら出ていらっしゃいました。
仲良くなったご婦人とも話していたのですが、 シャージンガーさんはフィリピンにルーツがあり、ムーンさんは韓国系、『サンセット大通り』のような大作のメインロールでアジア系の俳優さんが活躍しているのを見るのはとても嬉しいものですね。
シャージンガーさんが出てくると、私の近くで待っていた方が「俺もフィリピンルーツなんだ!最高だったぜー!!!!」というような声援を投げかけて、シャージンガーさんがそれに応えるような瞬間もありました。
ムーンさんにもシャージンガーさんにもサインをいただき幸せでした。
ちなみに仲良くなったご婦人は相当なミュージカルファンで、あれこれとミュオタトークで盛り上がりました。
昔はアジア系が演じられるプリンシパルには相当限りがあったことを考えると、今『グレート・ギャツビー(The Great Gatsby)』のような古典をベースにした作品でエヴァちゃんが主演を張っているのは凄いことだよね、ということを話したり、「『ハミルトン(Hamilton)』は日本でも上演されてる?」「ううん、ラップを訳すのは難しいしね、でも『イン・ザ・ハイツ(In the Heights)』の素晴らしい日本語プロダクションを見たよ」という話をしたり、『きみに読む物語(The Notebook)』がとても良いという話を聞いたり。
あと、私が日曜日に見る作品を『MJ』『SIX』『& Juliet』で迷ってると言うと、「そこは『& Juliet』じゃない? ベッツィ・ウルフももうすぐ卒業しちゃうし!」と言われ、確かになと思い、私は日曜日『& Juiet』を見ましたわよ😆
はじめ、ご婦人が私をホテルまで送ってくださるとのことで(本当にお優しい方でした🫶)、そこまでの道すがらたくさんお話をしていたのですが、彼女が「美味しいニューヨークチーズケーキを食べさせてあげたい」と仰ってくれて、開いているお店を探して深夜のニューヨークを歩き回りました。
結局チーズケーキ屋さんは閉まっていたものの、「朝ごはんに食べてね」とパン屋さんでこちらを奢っていただいてしまいました👀
そのあともホテルまで送っていただき、名残惜しくてたくさんハグしてバイバイしました。ホテルに帰ったのは0時過ぎでした笑笑
素敵な出会いで素敵な観劇がさらに良い体験になりました🫶