Kon Natsumi Concert 2024 - moi @よみうり大手町ホール
セットリスト
- 李香蘭メドレー(蘇州夜曲〜夜来香)
- 魔法使いと私 -『ウィキッド』
- Somewhere That's Green -『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
- 私が生きてこなかった人生 -『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』
- あんな人が -『ジキル&ハイド』(回替わり)
- Journey to the Past -『アナスタシア』
- あなたは私の星 -『マリー・キュリー』(昆アンヌ&愛希マリー)
- その目に -『ジキル&ハイド』(昆ルーシー&愛希エマ)
- この命の最期に -『マタ・ハリ』(愛希ソロ)
- Naughty -『マチルダ』
- My House -『マチルダ』
- 未来が見える -『トッツィー』
- 端っこ -『この世界の片隅に』
- 夢やぶれて -『レ・ミゼラブル』
- アンコール: この世界のあちこちに -『この世界の片隅に』
感想&レポ
共通セトリの部分は14日の感想&レポでだいぶ書いたので、他の部分を中心に書いていきます。でもコメントの違った箇所はなるべく拾いたい...と思っています!
「『ブギウギ』で李香蘭を演じたときの中国語の指導が元劇団四季の李涛(リ・タオ)さんだったんです。『ウィキッド』のCDでたくさん聴いていた『フィエロだ~!!!』って!思いを伝えたら、『CDを聴いてくれていた子と一緒に仕事ができるなんて、時代の移り変わりを感じるね』とおっしゃってました」
「『ウィキッド』の曲って特別で、前奏がかかると「来るぞ!」って客席がざわっとするじゃないですか~。あ、今私完全にミュオタ目線で話してますけど笑 それに耐え切れないな、歌うの怖いなと思ってきたんです。でもこの前海宝直人さんのファンクラブイベントで、度胸試しだ!って歌ってみて。あれ、私今すごい失礼なこと言ってるかも笑笑 人様のイベントで度胸試しってすごい失礼?」
今回の日替わり楽曲はジキハイからSomeone Like Youでした!前回の昆コンで笹本玲奈ちゃんがゲストのときにIn His Eyesを歌って、「2人でエマとルーシーやりたいよね」と話していた半年後くらいにジキハイの上演発表と玲奈ちゃんのルーシーでの出演が発表されたのを思い出しました笑 昆ちゃんのルーシーは濱田めぐみさんの雰囲気も感じつつ、玲奈ちゃんのような感情があふれ出るような感じもあってとっても良かったです。玲奈昆の共演も各所、頼みますね。
ちゃぴのコーナー
昆「本日のスペシャルスペシャルスペシャルスペシャルゲスト、愛希れいかさんです~」
事実上の共演はしたけど...
昆「今年頭にね、一応『事実上の共演』はしましたけど...」
愛希『トッツィー』で『事実上の共演』はした。でもほんとにごめんだけど、舞台上の思い出が全くない」
昆「うん、ないね。ほんとにごめんだけど」
愛希「カテコでは無理やり目を合わせに行ってたけどね笑」
昆「あとプライベートでは本当にずっと一緒にいた! 同い年なんですよ。33歳。だからこのキャンドルはちゃぴちゃんのものでもあります。あと共通点は~」
2人「ジュリエットを演ってたこと?」
すみれコード破り昆ちゃん
昆「共演前から勿論ちゃぴちゃんのことは存じ上げていて」
愛希「私こそです」
昆「私、2015年にあるツイートをしていまして。。。『宝塚好きの友達と鑑賞会!愛希れいかさん、可愛すぎる!ファンになりました!同い年なんて信じられない!って書いてあるんですよ。でも当時ちゃぴちゃんは在団中で、年齢は非公開。すみれコードを思いっきり破ってしまいました!!!すみません」
愛希「笑笑笑」
昆「ほかにすみれコードって何がある?」
愛希「ん~・・・・でもやっぱり年齢が1番かな笑 フェアリーなのでね」
昆「たいっへん失礼いたしました」
愛希「あ、あと霞を食べているみたいなイメージなので、あんまりご飯バクバクとかは駄目かも!笑」
昆ちゃんのデビューを目撃
愛希「私も昆ちゃんのことは昔から知っていて、それこそ昆ちゃんのデビューを見てるんですよ!ジュリエットを」
昆「梅芸のメインホールで?」
愛希「そう!あのときは2階席から見ててよく覚えてる。なんて上手い人だ!と思って調べたら同い年で。同い年でこんなに歌える人がいるんだって衝撃を受けた。当時私はぜんっぜん歌えなくて」
昆「いやいやそんなこと」
愛希「いや、ご存知の方はたくさんいると思いますけど、当時私はほんっとうに全然歌えなくて、歌うのが苦手だったんです。それで同い年の昆ちゃんの歌を聞いて、ああ、私はもっともっと頑張らなきゃいけないと思った」
休演日も一緒
昆「2人の共通点は、ジュリエット・同い年・・・」
愛希「それだけ?🥺」
昆「あ、韓国が好き!」
愛希「『トッツィー』の福岡公演のときも韓国スーパー行ったよね」
昆「休演日だっけ?」
愛希「そう、休演日だ」
昆「私が韓国のヨーグルトを食べたいって言って」
愛希「そう、いちご味の!」
昆「マイピックっていうヨーグルトがあるんですよ。それを買いに行ったんだけど売ってなくて・・・確か2回行ったんだよね。別の日にご飯を食べに行ったときに、ちゃぴちゃんがあのスーパーここから近いんじゃない?って言ってくれて、行ってみたらあったの!それで、これ美味しいんだよって勧めて」
愛希「そう、私も買って食べました」
デュエット①
昆「ちゃぴちゃんと何を歌おうかなと思ったときに女性2人のデュエットってあんまりないなと思って。今回は『マリー・キュリー』からあなたは私の星を歌います」
まさかまさかの選曲で客席が「はわわ!」ってなったのを感じました。かくいう私も!『マリー・キュリー』は本当に熱い女女ストーリーだったので、その中からマリーとアンヌのデュエットがこうしてコンサートで歌われる状況も、それが大好きなちゃぴ昆で叶う状況も嬉しすぎました。顔をくしゃくしゃにして聴きました。
歌い終わってすぐのちゃぴ「あ〜泣かずに歌い切れた。この曲を歌おうとすると泣いてしまって歌えなくなるんですよ。この曲を初めて聴いた時、アンヌ役のくるみちゃんとも女子2人のデュエットって珍しいし嬉しいね〜なんて軽く話してたけど、実際には役が入り込んで泣かずには歌えなくて。今回は泣かないように、iPadに昆ちゃん写真を表示してそれに向かって泣かずに歌う練習をしてきた」
昆「そう、ちゃぴちゃんにこの曲を提案したら『ちょっと練習させてほしい』って言われてて。まさかiPadに向かって練習してたとは笑笑」
愛希「しかももちろん役としてのアンヌへの気持ちがっていうのもあるんだけど、昆ちゃんのことを知っている身としては昆ちゃんのこれまでの人生とかを思っても泣けてきてしまって。前奏を聴いて、うっちょっとすみません。って1人でなりながら練習してたの。今日もちょっと危なかった」
昆「でもさこの曲は前奏からしてずるいよね。私も『マリー・キュリー』観劇させていただいたんですけど、泣かせにくる曲だし、泣かせにくるメロディだし」
愛希「そう!もう泣かせにきてるの!」
壮絶な人生歩みがち
昆「ちゃぴちゃんはほんとすごいよ。マリー・キュリーの壮絶な人生を生きて」
愛希「昆ちゃんもいつも壮絶じゃない?」
ガン泣きちゃぴ
昆「ちゃぴちゃんは本当に感受性が豊か。iPad見て泣く人いないよ? この前『この世界の片隅に』を見にきてくださった時も楽屋に来てくれて、もう目を泣き腫らしたまま」
愛希「そう、もうずーっと泣いてた。昆ちゃん頑張ってる!って思って始まった瞬間にもう泣いちゃった。そこからだんだんお話にのめり込んでいってまた泣いて」
トマトジュース差し入れちゃぴ
昆「ちゃぴちゃんは本当に気遣いの人で優しい。今も水飲む?って聞いてくれたけど、小さいことを覚えててくれる。コンビニで『このトマトジュースが好き』って話をしたんですよ。そしたら『この世界の片隅に』の初日にちゃぴちゃんから差し入れがドーンて届いてて。『ちゃぴちゃんからだ!悪いな〜』と思って開けたら、そのトマトジュースが1ダース入ってた!」
日本の宝昆ちゃん
愛希「昆ちゃんはね、本当に『日本の宝』だと思いますよ。リスペクト。皆さんが1番知ってると思いますけど。昆ちゃんにはずっと歌い続けてほしい。私も頑張りますけど」
へにゃちゃぴ
昆「ちゃぴちゃんって結構スってした感じに見えるけど、喋るとへにゃへにゃって感じなのがかわいい。でも役もスってしたのが多いよね?」
愛希「確かに賢い役(頭に指)とか多いかも。私には全くないものだから難しい」
昆「そんなことないよちゃぴちゃん賢いよ。でもそうだよねマリー・キュリーもだよね」
愛希「ノーベル賞取ってるっていうのはね、難しかったよね」
昆「専門用語とかもあるもんね」
愛希「スっと見られることが多くてスっとした役が来ることが多い。しかも私人見知りなんだけど...昆ちゃんはイケると思って話しかけた!」
昆「人見知りだと思ってなかった!私も人見知りなんだけどちゃぴちゃんはいけた」
愛希「え?そっちこそ人見知りには見えない!」
デュエット②はジキハイのIn His Eyes。ちゃぴ昆の共演を見たいと思いつつ、せっかくならエマ&ルーシーよりもがっつり絡みのある役で見たいですね~。
昆「憎しみの瞳もいいかな〜と思ったけどキャラもあるじゃん?お昼にソニンさんと歌ったんだけど」
愛希「まあコンサートだからこそチャレンジしてもいいのかもしれないけどね」
昆「そう、それも思ったんだけどまあ一応考えるじゃん?キャラは。それにちゃぴちゃんの伸びやかな声が好きだからエマを歌ってほしいなと思って」
愛希「今度こそ共演したいから、どなたかお願いします!」
昆「昆夏美さんと愛希れいかさんの共演が見たいです!とアンケートに書いてください!!」
ちゃぴのソロ曲は『マタ・ハリ』からOne Last Time。
愛希「昆ちゃんがジュリエットだし乳母の歌にしようかな〜とか思ったけど、私にはまだ難しかった」
この感想&レポを書き終えられずにいる間に、『マタ・ハリ』の再再演が発表されていました。もちろんちゃぴマタもいます。
パワーアップしたちゃぴマタ楽しみですね〜!
イヤリング落下
昆「かっこよかったです〜」
愛希「ありがとう!あのイヤリング落としちゃって!」
昆「大丈夫?つけよっか?」
自分でつけ始めるちゃぴ
昆「イヤリングを付ける愛希れいかさんです。レアです。やっぱりマイク持つよ!」
韓ミュあるある激ムズ楽曲
昆「韓国の曲って高いよね」
愛希「そうなの。『マリー・キュリー』のときも作曲家さんが『難しい曲を作った作曲家です〜』って自己紹介された。ご自分で難しい曲っておっしゃるほどの難しさ・・・」
昆「しかも最後のところで高い音になるじゃん。大変なんだよね。聴いてる分にはかっこいい〜って思いながら聴いてたけど」
愛希「でも昆ちゃんなら余裕じゃない?」
昆「そんなことない。つらいです🙂」
『トッツィー』でちゃぴ昆の組み合わせ良すぎ!!!ってなってたところだったのでこのコンサートは本当に幸せすぎました!ありがとう!!各所、事実上じゃない共演を、昆夏美さんと愛希れいかさんの共演を待っております!
え、子役・・・
「ロンドンに行った友達から『昆ちゃんにぴったりの役見つけたよ〜』って言われたのがマチルダだったんですよ。気になって調べてみたら『え、子役・・・』」
「そのあと日本公演をやるってときにオーディションがあって、あれはみんなオーディションだったと思うけど、そのときMy Houseの音源を初めて聴いて、思わず泣いてしまったんですよ。こんなにいい曲をハニー先生として公演で歌うことができて幸せでした」
昆ちゃんがトークの中でオーディションの話を結構してくれたのが面白かったです。そのあたりは観客側からは全くわからない領域なので。
「『この世界の片隅に』をアンジェラ・アキさんの曲でやりますっていうのを聞いた時に、『そんなに面白そうな企画があるんだ!』ってすごくわくわくしたので、オーディションを経て作品に参加できて嬉しかったです」
最後には「この公演をまだ楽しみに待ってくださっている方がいらっしゃると思うので、最終日が終わるまではセットリストは『お口ミッフィー』でお願いします。ゲストコーナーの感想はたくさん書いてくれたら嬉しいです!」と言っていたのが可愛すぎました。何?お口ミッフィーて!かわいすぎ!!😆🫶
小野田さんゲスト回の感想でも書きましたが、昆ちゃんのソロコンは本当に最初から最後まで大大大満足。もちろん昆ちゃんの圧倒的な歌とミュージカルスキルの高さ、お人柄っていうところもあると思うけれど、やっぱり昆ちゃん自身がミュオタで私たちオタクの気持ちをよくわかっているからなんだろうなと思います。
前回のソロコンから3年?年1回くらいのペースでやってもらいたいです!!
【昆コン】