先日、劇団四季の『ライオンキング』をみてきました。
その帰り道、ふと、昔のマーメイドラグーンシアターが恋しくなりました。
ここに入ってる「アンダー・ザ・シー」っていうショーですね。みる手段があるのがわかってよかった。
私はディズニーシーと同い年なのもあって、幼いことからたくさん連れて行ってもらってました。母は、ディズニーの特にシアターで行われるショーのレベルの高さを気に入っていて、高いチケット代もその分のお金と考えたらお得なのでは!と考えていたということを最近教えてくれました笑 子供時代の私の中でもディズニーに行く=ショーをたくさんみにいくっていう認識がちょっとあった気がします。
母は「ミスティックリズム」がお気に入りだった。
私は旧バージョンの「ビッグバンドビート」が好きでした!これに関してはまた別記事で書こうかな〜
そろそろ本題に戻る
四季のライオンキングの感想記事で、動物の表現、デザインがカッコとすぎるって話をたくさん書いたんですけど、ライオンキングと「アンダー・ザ・シー」のデザインに共通の魅力があると感じました。
ライオンキングは工芸的?であってるのかな、アンダー・ザ・シーは骨組みをそのままみせるスチームパンク調でそのデザイン自体どちらもとてもかっこいいんだけど、そのどちらも「動かす人間」をみせるデザインになっているのが特徴的。
そう、そこが旧バージョンが無性に恋しくなった理由なの!
セバスチャンはティモンの動かし方に近い、演者が大きなパペットをつけて操るスタイルですね。魚は、大きな扇形に描かれたものをダンサーさんが宝塚の羽みたいに背負って踊ることで表現されたり、アリエルみたいに腰に棒がついていて演者が回ると外側の魚の仕掛けが回って魚が前転しているようになったり、とにかくかっこいい仕掛けを人力で動かすという迫力と感動、美しさがありました。
フランダーも新バージョンだと小さなお人形になってしまったのだけれど、大きな仕掛けを人が操縦していてそのデザインもまたとても可愛かったのだよね。撮影禁止だから公式写真を探してるけど見つからなかった😭 この記事にちょっと写真出てる!
あとね、アースラの表現。これはやばいよ。私は小さい頃このシーンがとてつもなく怖くて毎回泣いてたし、場面が始まる前にさっと母の背中と座席の間に頭を埋めて耳を塞いでた。今考えると勿体無いことしてんなやって感じなんですけどね。このシーンが1番かっこいいのに笑。
まずね、アースラって黒と紫じゃないですか。それを金で表現している時点で天才です。なんてゴージャスなんだ。契約のシーンが金の光だから金で作ったのかな。この作品のデザインは誰が担当したのかさっきからずっと調べてるけど出てこない。もし知っている人いたら教えてください!口が動く大きな顔のパーツ(多分私はこれが怖かった)が正面に出現、大きな手のフロートが左右から飛んできてそれを演者が操っている。シアターの上方からはタコの足が続々と垂れてくるの。かっこよかったよなー。
今は、2015年にリニューアルして「キング・トリトンのコンサート」が上演されています。
これはこれで、スクリーンをうまく使ってアリエルのお姉ちゃんたちが出現したり、パートオブユアワールドの場面転換というのは面白くもあるのだけど、どうにも他の魚たちとかが機械仕掛けだと無機質で、あんまり見に行かなくなっちゃった。
今思えばあんな素敵なショーをいつもみてた私って贅沢だったよな。やっぱり旧バージョンみたくなっちゃたからDVD買おうかな。
パーク関係ないけど、このCDめっちゃかっこいいからみんな聴いて!
Under the Sea、Kiss the Girl、Part of Your Worldのパンクアレンジが収録されていてとてもおしゃれでかっこいいです。ディズニーの楽曲は原曲が好きでカバーはあんまり聴かないのだけど、これは別格。
モッシュ・ピット・オン・ディズニーE.P.No.3アンダー・ザ・シー(CCCD)
- アーティスト:DOPING PANDA,Cubismo Grafoco Five,TGMX,YOUR SONG IS GOOD,YOUR SONG IS GOOD
- 発売日: 2004/02/25
- メディア: CD
そういえば、この前、全くミュージカル界を知らない時にこのコンサートで芳雄さんとはじめましてしていたことが発覚して笑った。贅沢かて。