ミュージカル『ゴースト&レディ』@JR東日本四季劇場[秋]
初日ぶりの『ゴスレ』でした!
作品そのものについては初日の感想で結構真面目にレビューっぽく書いたので、今回はキャスト感想寄りになりそうです。
前回の↓↓↓
キャスト
フロー(フローレンス・ナイチンゲール): 真瀬はるか
グレイ: 萩原隆匡
ジョン・ホール軍医長官: 野中万寿夫
デオン・ド・ボーモン: 宮田愛
アレックス・モートン: 寺元健一郎
エイミー: 町島智子
ウィリアム・ラッセル: 内田圭
ボブ: 平田了祐
+18人
グレイ、ウィリアム、ボブ以外が前回と反対のキャストでした〜。私と友人にしてはいいバランスで取れてます(開幕前に複数公演取ると、同じキャストで被りがち)😌✨
感想
初見時は「1幕で物語の動きが無さすぎる・・・」という感想を持ちましたが、それを踏まえて改めて最初から見てみると「ミュージカル作品としての完成度の高さ」が見えてきました。
初見時に圧倒されたイリュージョンや回想の演出、強い演出に加えて、場面転換や振付、特に1曲の中での時間や場所の経過の表現の巧みさにも気が付きました。
初見時と印象が(というよりかは自分の中での評価が)ガラッと変わる作品は久しぶりだったので、個人的に驚きでした。1度見た作品は、(無意識レベルですが)ある程度緩急をつけて観劇できるので、そういった私側の問題、3ヶ月の上演を経たことによるパフォーマンス面での「慣れ」が合わさった結果でしょうか。
あともう1つ大きい理由として考えられるのは、真瀬さんのソプラノです。1幕のフロー楽曲はとてもキーが高いのですが、それを表情豊かに歌い上げる真瀬さんの歌声が素晴らしかったことで、楽曲がしっかり作品の盛り上がりになっていたと思います。
谷原さんの歌声も勿論大大大好きですが、地声張り上げ強強ボイスを楽しめない1幕はデバフがかかっているように感じてしまって・・・その分2幕にはとんでもない絶唱が待っているので本当にどっちも素晴らしいんですけどね〜。ずっと交互に見たいやつですね。
唯一前回と被りキャストだった萩原さんグレイはチャーミングさは増し増しになって見えました。かわいいしかっこいいし誰もが好きになってしまうキャラクターです😌✨
宮田デオンは華奢で動きの切れ味がスパッとしているので少年っぽさが強く、岡村デオンとはまた違った魅力で好きでした〜。デオンも2人ともとんでもなくハマっていてナイスキャスティング!!
あと今回とても心を掴まれたのがエイミー役の町島さんの歌声。エイミーという役は正直あまり美味しくない役だな、と思っているのですが、町島さんの可愛らしくて美しい歌声が聴けるのが楽しみでエイミーの出演シーンを楽しみにしてしまうほどでした。アナを演ってらっしゃるんですね。絶対いつか見たいです!!
【劇団四季関連】