前々から気になっていた『神と共に』を軽い気持ちで見たら沼だったというのが今月のハイライト。久しぶりにトキメキが止まらん映画に出会ってしまった。他にも韓国の映画やミュージカルを見る機会が多かったのと鎌倉殿を筆頭に源平関連作品との出会いが多かったです。
- God's Own Country (2017)
- 『夏の夜の夢』(井上優訳)
- Doctor Strange in the Multiverse of Madness (2022)
- 『リア王』(小菅隼人訳)
- Moon Knight (2022)
- 신과함께-죄와 벌『神と共に 第一章:罪と罰』 (2017)
- The Princess and the Frog (2009)
- 『生きる』主演: 鹿賀丈史 (2020)
- Jesus Christ Superstar: Highlights From the All-Female Studio Cast Recording (2022)
- 『フエンテオベフーナ』 (田尻陽一訳)
- 신과함께-인과 연『神と共に 第二章:因と縁』 (2018)
- Promising Young Woman (2020)
- Jersey Boys (2014)
- PARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」5/14 S
- 웹뮤지컬[킬러파티](ウェブミュージカル『A Killer Party』) (2020)
- [프랑켄슈타인]『フランケンシュタイン』Original Musical Soundtrack (2019)
- 『フランケンシュタイン』柿澤・小西 version (2020)
- ブロードウェイミュージカル「レント」25周年記念 Farewellツアー来日公演 5/18 S
- This Is Going to Hurt (2022)
- 신과함께-인과 연『神と共に 第二章:因と縁』(2018)
- ノートルダムの鐘 (1996)
- 여신님이 보고 계셔『女神様が見ている』
- 白狐魔記 源平の風 (2014)
- 劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」オリジナル・サウンドトラック 東京初演キャスト カジモド役:海宝直人 (2018)
- 『タルチュフ あるいはぺてん師』(大谷理奈訳)
- 偽義経冥界歌 (2020)
- 암수살인『暗数殺人』(2018)
- 신과함께-죄와 벌『神と共に 第一章:罪と罰』 (2017)
- 犬王 (2021)
- 『愛と偶然の戯れ』(奥香織訳)
- 플란다스의 개『ほえる犬は噛まない』(2000)
- 🌟
- 【私的ヒットチューン】
God's Own Country (2017)
恋愛がメインの映画は刺さりにくいんだったというのがありつつも結構楽しめた。アレック・セカレアヌの「こいつ、信じられんのだが」っていう目の演技がとても好き。普段の私ならジョニーに甘くない?って言い始めるのですがジョシュ・オコナーの表情が良すぎて飲み込まざるを得ない。あと羊のあかちゃんがかわいい。
『夏の夜の夢』(井上優訳)
超有名作品ですが今回がはじめまして。娘は父親の所有物であり、父親に従わなくてはならないとするイジーアスらとそれを不服とするハーミアやヒポリタ。夫に歯向かうことを許さないオベロンに歯向かい続けるティターニア。家父長制に対抗する女性たちが序盤では取り上げられたのに最終的にその辺の話を拾うことがなく終わっていったのが解せぬ。さらってきた男の子を巡る話でもティターニアと男の子の母の友情が描かれたにも関わらずあっさり男の子はオベロンに奪われて話題にも上らない。ハーミアとヘレナの友情についても、花の汁でめちゃくちゃになったが夢だったと思い込んで万事解決となるのが勿体ないと思ってしまった。家父長制への抵抗と女性たちの連帯を描くための要素が提示されたのに結局婚礼で締めるみたいなところが肌に合わない。
Doctor Strange in the Multiverse of Madness (2022)
※ネタバレ含みます
近年のMCUと気が合わない~が継続中。良かった部分もあるんだけどね。とにかく映像としてはとても面白かった。悪霊を使って千手観音状態になるゾンビストレンジ先生とか、別世界を旅するときの描写とか、水面からワンダが襲ってくるホラー描写とか。ただストーリーがあんまり面白くなくてそこにやりたいことをしっちゃかめっちゃかに突っ込んだみたいな印象を受けたわ。イルミナティのシーンとか、はいはいこれやりたかったのね。って冷めてしまう自分がいる。エターナルズのエロス登場シーンとかでも思ったけれど飛び道具の使い方が私的にしっくりきていなくて。。。コミックスも追っている人には楽しいかもしれないけれど、こちとらなにも知らんところにドヤァって初見キャラ出されても戸惑うしそれなら既出キャラクターを丁寧に描いたり、ストーリーを練る方を頑張ってほしいというか。。
色々書きましたが、ワンダが別世界のワンダ自身を攻撃し、最愛の子供たちに恐れられてしまうシーンはとてもよかった。ものすごく心が締め付けられた。でもあれよねよく考えたら別世界ではみんなヘックス放置してるんか。あの町の人たちを犠牲にしておけばワンダは今作のような行動に走らないんだもんね。これまた残酷。
『リア王』(小菅隼人訳)
なんか、何も感想がない。夏夢は好きじゃないなりに思うところはあったがリア王に関しては特に何も感じなかった。これは一体どういう状況なのだろうか。。。自分でもちょっと戸惑ってる。
Moon Knight (2022)
オスカー・アイザックを思う存分堪能できる作品。前半は逆にオスカーの演技だけで押し切っている印象だったけれど、4話終わりの精神病棟シーンから一気に物語が動いて楽しかった。空想のように思える神々の戦いこそが現実とわかるところや臆病なスティーブンを強いマークが守っているのかと思いきやマークを守るために生まれたのがスティーブンだったと分かるシーンなどひっくり返しが面白かった〜。
タウエレトとレイラのチームかわいいー!レイラのコスチュームかっこよかったな。コスチューム作っといたタウエレトめっちゃかわいい。
신과함께-죄와 벌『神と共に 第一章:罪と罰』 (2017)
ハ・ジョンウがいいですねー!!!『お嬢さん』でもよかったし。出演作追いたい俳優さんの1人だな〜。
あとねみなさんのお衣装が天才。
話はそこまで刺さっていないが、第二章の評判が良かった気がするので見ようと思う!!(とか言ってた私に今すぐ2を見ろと声をかけたいですね。それから毎日ヘウォンメクのことしか考えられなくなっちゃいますよ。)
The Princess and the Frog (2009)
劇場公開時ぶりに見た。当時小学生で10年以上経った今ファシリエのFriends on the Other Sideしか覚えてないなーと思いながら見ていたが、今見てもそのシーンが1番好きだった。映像も楽曲もとても面白い!そして私はシャーロットがティアナのためにナヴィーンとキスするのが好きなんだよね。シャーロットとティアナが経済的に大きな格差がある中でもそれにとらわれずに友情を育んでいるのが推せる。ナヴィーンの弟(8さい)と踊りながら「大人になるまで待つわ〜」とか言ってるシャーロットも好き。かわいい。
あとレイが死ぬのが衝撃的だったのを思い出した。ディズニー映画って既に親が死んでいるとかはあるけれど劇中で主人公サイドのキャラクターが死ぬことは滅多にないような気がして。とても悲しいけれどエヴァンジェリーンと結ばれるんだもんね。ちなみにレイの吹替は駒田さんらしいです!歌唱シーン見てみよっかな✨
『生きる』主演: 鹿賀丈史 (2020)
小西小説家のビジュが強すぎて出てきた瞬間1回停止ボタンを押しましたね。(友人も全く同じことしてたし😂)それ以降も話に集中できないレベルで視線泥棒された。配役が天才すぎる。お話はよく言えば分かりやすく、悪く言えば意外性がないけれど、長い漫画原作を2時間半にギチギチに詰めるよりはゆったりしたストーリで登場人物の心情を丁寧に描いてくれる方がいいなとは感じた。市井の女たちの描かれ方も好き。強い。ふうかちゃんもとても良かった。
Jesus Christ Superstar: Highlights From the All-Female Studio Cast Recording (2022)
これは最高!女性版JCSは過去にも聴いていたけれどこのアルバムは楽曲も増えているし、私的にしっくりくる歌声の配役ばかり。中でもShoshana BeanのユダとOrfehのピラトがドストライクでして。Superstarは音源化されているものの中で1番かもしれない。
女性JCS来日コンサートやってほしいし、日本人キャストでもやってほしい。というか年1でジーザスコンやって!四季はジャポネスクやって!
https://music.apple.com/jp/album/jesus-christ-superstar-highlights-from-the-all-female/1620095556?uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
『フエンテオベフーナ』 (田尻陽一訳)
面白かった~!!!蹂躙されてきた村人たちが領主を殺すという筋書きなんだけど、領主を殺すように人々を扇動するのが、ラウレンシアという女性なんですよね。彼女は領主から自分を守ってくれたフロンドソという男性と結婚式を挙げるも、その途中で領主が乱入し、フロンドソは捕まり、彼女自身も捕らえられて凌辱されてしまう。しかしそこから逃げかえってきて、自分の父親である村長に対して言い放つんですよ。「あたしはまだフロンドソの妻じゃなかった。だから、フロンドソに夫として復讐をしろというのは、お門違い。新婚初夜を終えるまで、父さん、父さんの義務よ。」って。この時代の女性はまだ、結婚するまでは父の言うこと、結婚したら夫の言うことを絶対として生きなけらばならないというところがあったと思うのだけれど、その悪しき家父長制の枠組みにありながらも、父に義務を突き付けたというのが印象深かった。
それ以降の彼女も素晴らしくて、村の男たちが領主の館を襲撃するように扇動し、加えてこれまで領主に辱められてきた女たちに武器を取らせ女だけの部隊も作って乗り込むんですよー!かっこよかった。素晴らしかった。
例のごとくゼミで議論をしたんだが、領主は完全なる悪だが殺すまではすべきではないのではみたいな意見が多くてびっくりしてしまった。殺人や窃盗の背景にはなにかのっぴきならない事情があることが考えられるけれど、レイプは何の背景も存在しない完全なる悪でしかないじゃん。万死に値するにきまってるじゃん????って戸惑いを隠しきれなかった。しかもこの領主は何人もの女性を踏みにじってるんですよ。1回殺されるだけなんて罰が軽すぎるところだぞ。
신과함께-인과 연『神と共に 第二章:因と縁』 (2018)
ヘウォンメク〜🥺💕ってなってしまった。いやずるいよ設定がずるい。1000年前の自分がかっこよかったと知って調子に乗ってんのもしょんぼりすると前髪ダウンになるのもかわいすぎるなにあれ。1000年前のヘウォンメクとドクチュンの関係もーだーーー好きーーーーーーー😭😭😭
カンニム様あんなに憎かった聡い弟が記憶消えたらぱやっとした感じになっててどう思っただろうか。。。。カンニム様視点で3人の使者デビューからの日々を追ったドラマ作ろ。
Promising Young Woman (2020)
やっと見られた!女性たちの怒りがギチギチに込められた作品。キャシーの行いは決して全肯定できるものではないが(マディソンへの復讐が特に)、彼女が最後に送ったメッセージは劇中のクソ男たちだけでなく現実のレイピストたちに対する反撃の狼煙だと思った。震えて待つがいい、私たちは泣き寝入りなんてしないと。
それにしてもキャシーの最期のシーンが見ていてものすごくしんどかったー😭 私も息苦しくなってしまった。あんなに長く人間は死なない、足掻きがものすごくリアルで怖かった。あそこまで惨く描く必要はあるのかと一瞬考えもしたけれど、あのシーンの恐ろしさは爽快な復讐劇として消費させないという意思表明のようでもあるなと思った。
Jersey Boys (2014)
なるほどーこれは舞台が先に作られてるのよね!?早く舞台でみてみたい作品だな。映画としては悪くないけれど期待したほど盛り上がらないなという印象だったので。映画で1番楽しいのはエンドロールだったから、これはつまり舞台で見ろってことだと思う。
PARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」5/14 S
深夜のムカデ撃退撃によるストレスと寝不足、生理痛に悪天候と万全の状態で見られていないのも要因としてはあるかもしれんが私には刺さらなかったなー。マイケルの細かい発言は興味深かったのだけれど、着地点にもっと衝撃が欲しかった感。あっけなく終わった。
観劇後ふと湧いた感想が「スリルミーってなんであんな面白いんだ」なんだったんだよな。今作とスリルミは全然似ていないような気もするんだけれど、出来事そのものを描かずに会話で話を紡いでいくところは似ているはず。スリルミはもちろんミュージカルだし中毒性の高い素晴らしい楽曲が大きな魅力だけれど2人の人間の会話であそこまで緊迫感と観客を引き込む力を持っているのがすごいなと突然スリルミを褒めて終わる。
웹뮤지컬[킬러파티](ウェブミュージカル『A Killer Party』) (2020)
ロックダウン中にBWで誕生したウェブミュージカルを即輸入して韓国版を製作できるEMKすごいよな。そして歌がうめぇええええ。
https://m.vlive.tv/product/ds00u00u00000333
[프랑켄슈타인]『フランケンシュタイン』Original Musical Soundtrack (2019)
なーんとー!一時はSpotifyから消されていたフランケンOSTが戻ってきてたんです🥺💕💕💕 それからというもの毎日お世話になっております。今まではWhy Do I、君夢、偉大なる〜、お前は怪物ばかりヘビロテしてたんですが、一度消されたことでありがたみを実感して他の楽曲ももりもり聴くようになりました。カトリーヌ鬼強くて闘技場の住人全員殺せる歌唱力だよなーって思うけれどエヴァちゃんも鬼強いから厳しいか。
Frankenstein (Original Musical Soundtrack) - Compilation by Various Artists | Spotify
『フランケンシュタイン』柿澤・小西 version (2020)
案外、3~4か月ぶりに見る。やっぱりものすごく好き。
最近はこに怪物さんに感情移入しながら見ることが多くて、ラストシーンに関しても、怪物さんとしてビクターの名前を口にし、怪物さんとして対話したかったのにそれが伝わらず、ビクターは目の前にいる怪物さんをアンリだと思ってしまい怪物さんの叫びが届かなかった悲しみを感じていたの。でもなぜか今回は初見時ぶりに、アンリを再び殺してしまった(と思っている)ビクターの絶望に気持ちがリンクしてこちらはこちらでしんどかった。
いつも考えているのが、怪物さんにはフランケンシュタイン城で幸せに暮らす未来はなかったのかってことなんだけど、ルンゲさえ殺さなければとか。でも柿ビクターは怪物さんをアンリとしてしか見れないよな。。多分。そしたらどちらもつらいよな。なんにせよ地獄展開しか待ってないよな。って今回見てそれをまた感じた。
それはそうと、フランケン公式Twitterのbioが書き変られたの本当に心臓に悪い。。。
ブロードウェイミュージカル「レント」25周年記念 Farewellツアー来日公演 5/18 S
来日公演ラッシュで嬉しい~!!
This Is Going to Hurt (2022)
ウィショーさんのドラマだーわーいって見始めたら、めちゃくちゃ面白いんだけど悲しくて辛くてちょっと痛みますよどころではなくて。シュルティのこと大好きだからさ。もう本当に辛くて。
でもいいドラマなので見られる機会がある人は是非見てほしい!
신과함께-인과 연『神と共に 第二章:因と縁』(2018)
私はどんなに面白い映像作品に出会っても、劇場公開時以外はすぐにリピートしないタイプなんよ。なんだけど1週間もたたずに見始めてしまったよね。どうしてもヘウォンメクのことが頭から離れなくて。全て知った状態で見ると愛おしさ倍増。表情筋がかわいくてずっと見てしまう。あとまじで、ぱやっとしたヘウォンメクと初めて会った時のカンニム様の気持ちを教えてくれ。もう表情だけでもいいから。あんなぱやっとしていてどう思ったんですか!テジャン!!!
私も3使者様たちに弁護されたいーーーってなったけど確実に怠惰地獄で弁護の余地なく5000年とかになりそうだからやめとく。走るの苦手だからすぐ海に落ちて人面魚にしゃぶられる最悪🙃
考えるだけで悲しいからあんまり考えないようにしつつ、3使者が一緒にいられる時間って限りがあるわけじゃないですか。転生したら記憶なくなっちゃうだろうし。そんなんしんどすぎませんか?3人はお互いのこと大好きなのにそれに耐えられるんですかね!?メクも財閥2世とか宣ってるけどもぜっったい2人と別れたくないと思うんですが。第三章以降その辺も描かれたりするのかな。しんどい。一生使者やってるか転生先でも記憶ありでずっと縁者であり続けてほしい。
ノートルダムの鐘 (1996)
来月のKAAT鐘に備えて日本語で見よっかなーーって。石丸カジしか把握してなかったからきーよいたのにビビるし、フィーバスから壮麻さんみたいな声がするなって思ったけど調べたら芥川さんで初めましてだ〜と思ってwikiのリンク飛んだら鈴木壮麻って出てきて!?!?保坂エスメめちゃくちゃかっこよくて惚れました。
ノートルダムを好きになったのはかなり大きくなってから。改めてやっぱり好きだな。フロロー大嫌いだけれどディズニーヴィランは素晴らしいソロ曲をもらえるからなかなか憎み難いとこありますよね。
いつも字幕で見るが吹替で見ると映像に集中できてからそれもまたいい。カメラワーク?アングル?というのかな映像がものすごく凝っているのに気がつけたのも収穫。それこそHell Fire 終わりとかすごい。
https://www.imdb.com/title/tt0116583/
여신님이 보고 계셔『女神様が見ている』
韓国観光公社の配信で。とても好きでしたーーー。朝鮮戦争中に韓国の兵士2名が北朝鮮兵4名を船で移送していると捕虜による反乱が起きて形成が逆転する。しかし船は嵐に遭い、6人は無人島に取り残されてしまう。船を修理することが出来る唯一の北朝鮮兵スンホは戦争によるダメージで何もかもに怯え、上官が詰め寄ってもただただ怯えるだけで修理に乗り出さない。ある日スンホがヨンボム(韓国兵)の見張りをしているとヨンボムは誰もいないところに韓国に残してきた娘への気持ちを語り掛ける。そんな中でヨンボムは女神様の話を作り上げ、スンホはこれをすっかり信じ込む。女神様を利用してスンホに船の修理をさせようとみんな女神様を信じているかのように振る舞いはじめて。。
という感じのお話。強面の北朝鮮兵の上官チャンソプを筆頭に皆が真面目に女神様を信じるフリをするところが面白いのと、目先の目的のために創られた女神様が、それぞれの兵士が国に残してきた女性(母、娘、妹、想い人)を重ねることで本物の神様のような存在になっていくのが面白かったです。
改めて、自国の戦争の話(それも休戦中とはいえ継続中の)をお話のベースに、平和への祈りを込めたこのような素晴らしい作品を生み出すことができて、それを無料で配信してたくさんの人に届けることができる韓国ミュージカル界の力に圧倒された。
白狐魔記 源平の風 (2014)
ちょうど今週末、鎌倉殿で義経が退場したので、同じ週に2回も落ち延びる義経を見たことになる。今作では佐藤忠信と白狐魔丸の関係がメインになっているけどね。
成河🦊がかわいくて続きも再放送してくれーっとなる。岡さんとか禅さんとか玉置さんとかも出てくるらしいし気になるよ!
劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」オリジナル・サウンドトラック 東京初演キャスト カジモド役:海宝直人 (2018)
曲が強すぎる。そして歌がうますぎる。合唱部の厚みと迫力。海カジ、阿部クロパン、芝フロローは意味がわからない上手さ。これライブ録音版て本当ですか??というか音源なのに鳥肌が立つ臨場感は一体。芝さんのHellfireやばすぎる😳 来月観に行けるのが今から楽しみで仕方がない!
BGMとして流していると突然の「僕はどんな女の子でも好きだよ」に毎度爆笑する羽目になるから注意が必要です。
『タルチュフ あるいはぺてん師』(大谷理奈訳)
コロナ禍で続出した、親が陰謀論者になってしまったみたいな話に近くていつの時代も変わらんなーと思った。お話にあまり興味がわかなかったこともあってかゼミの議論は過去1退屈で辛かった。
偽義経冥界歌 (2020)
斗真義経がひたすらにいい奴でひたすらにかわいい。ずっと見ていられる。2幕の白塗りはどこぞの黄泉の帝王みたいだし、1人だけ隈取りないんだなーと思ってたらラストよ〜。
大河の田中秀衡に続いてさとしさんの秀衡もかっこええー!そして早乙女牛若の剣捌きがえぐい。スピードが段違いだし型も美しいしで、普段から戦ってらっしゃる感じですか??ってなりましたね。鎌倉時代に転生しても即戦力だと思うよ。
作品としては面白かったし楽しめたんだけど(特に1幕が楽しすぎる)、重要なはずの歌のシーンがちょっと弱いなという印象。死者を送る歌だからゴリゴリ歌い上げてほしいとかはないんだけれど、歌声と演出含めてもう少し心に響く何かが欲しかったなと思う。静と次郎が歌って義経応援するところはなんかヒーローショーみを感じてしまった。
암수살인『暗数殺人』(2018)
同じ作品を短期間に何度も見るのはーでもメクのことしか考えられないーとなった結果ジフンさん出演の別作品を見るというところに落ち着いた。いやー俳優さんってすごい。同じ顔なのに殺人鬼だーーーー。
複数の殺人を犯した犯人が捕まった時に、いくつかの事件に関して警察を惑わすような自白をする。それをもとに警察は捜査するけれど物的証拠は上がらず、証拠不十分で無罪になる。それを繰り返すことで捕まった時の罪状についても無実なのではないかという流れを作る。こんなことを実際にやった人がいると。どこまでも頭がいい人間がいるもんだな。
신과함께-죄와 벌『神と共に 第一章:罪と罰』 (2017)
いや結局見るんかいてね。第一章はまだ2回目だから。ウソ地獄で嘘ついたカンニム様に対して不満を露わにするドクチュン、メクに何も考えないことを真剣に頼むカンニム様、100通まであと2通足りないからブチギレるメク。全員愛おしすぎますよ。3使者かわいいがすぎる。
ウソ地獄で判決出たあとに太々しい顔で笑うドクチュンは完全にカンニム様。そのあとドクチュンとメクがハイタッチ→ドクチュンぶっ倒れるってなるわけだけど、ぶっ倒れる時にカンニム様が抜けるとすればメクとハイタッチしたのはカンニム様?って思ったり。いやでもカンニム様は絶対ハイタッチとかしないと思うわ。あそこはドクチュンだったんだろうな。そうじゃなかったらカンニム様かわいすぎて耐えられない。それはそうとジャホンさんの家で泣き演技するとことかスホンの運命を見守ってる時の顔とかものすんごいかわいいんだよな。でもキリッとして立ってるとひたすらにカッコいい。ドクチュンはもちろん天使は天使なんだけど意志が強いし、ある意味頑固さが垣間見えるところもあってより一層好きになってしまうよ。天使で可愛いだけじゃない月直差使イ・ドクチュン強い。メクは何してても可愛いよ。ジャホンさん羽交締メクとかもうずっと見てられる。そしてメクが謎発言謎行動しでかすたびにテジャーンねえどう思ってる?ねえねえ!?テジャン!ってなるよね笑笑
3使者の好きなところを永遠に書き連ねられてしまう。いやほんとラブ💕
ミュージカル化してほしいわけではないけれど、ミュオタとしてはやっぱキャスティング妄想してしまう。ヘウォンメクはWフェリペだと思う。かわいい。ドクチュンはふうかちゃんと屋比久ちゃんかな。かわいい。カンニム様はさくっと思いつかないんだけれど、メクとの年齢の兼ね合い考えると和樹さん伊礼さんあたりに任せとけば安心かな。かわいい。
犬王 (2021)
楽しかった〜!見終わった後、私も子供たちみたいに犬王ステップ真似しちゃったよ😂
とにかくアヴちゃん無双だった。台詞も歌もあらゆる声色を使い分けて「犬王」という異次元の存在を描き出す所業はアヴちゃんの他に誰にもできないと思う。歌唱シーンは圧巻。ロックスターの出立ちになっていく友魚もよかったね〜。彼の歌唱パートは同じフレーズの繰り返しなので、私的にはもうひと超え歌の圧が欲しかった感はありつつも。あと、平家物語の予備知識が古典の教科書止まりなので字幕を出してくれーーとなった。頑張って聞き取ったけれど語られたお話については6割くらいしかわかんなかったわ。字幕ありで改めて見たい。
あと、公開前の記事などで言われていた「オペラロック」というよりは「音楽劇」かなとは思った。
『愛と偶然の戯れ』(奥香織訳)
喜劇は好きじゃないのだが、タルチュフに比べて断然面白さを感じられた。
플란다스의 개『ほえる犬は噛まない』(2000)
ポンジュノ監督の作品。笑っていいのか微妙なラインのブラックな笑いに満ち溢れていてじわじわ面白かった。追いかけっこのシーンだったり画的に楽しい場面も多い!
犬が好きな人は見ちゃだめよ😉
🌟
【私的ヒットチューン】
陽ざしの中へ -『ノートルダムの鐘』
海宝先生うますぎるよ😭😭😭
La Vie Boheme - "RENT"
「この楽曲、この場面のためにこの作品はあるんだよな」って思う瞬間があって、RENTにはそんな部分がたくさんあるけれど、私が1番それを感じるのはやっぱりLa Vie Bohemeなんだなと来日公演見て実感した
A Summer in Ohio - "The Last Five Years"
ほぼ毎日聴いてたんじゃないかな〜やっとおおかた歌えるようになった〜!So I smiled like Mona Lisa and I lay my Visa down! の韻の踏み方が天才的すぎて泣ける。
ふるさとの赤い丘 -『パレード』
いやー強い。めちゃくちゃいい。民衆も激アツだった。
禅さんのサブスク解禁に湧くTL。ホリプロも四季みたいに日本版CDとかサブスクに入れてほしいな〜🥺 アリス猫曲聴くためにSpotifyからiTunesに切り替えるのめんどくさいんよ。