コロナ禍でミュージカルに沼った大学生

10月にYouTubeでオペラ座25周年見てから一気に転がり落ちた

良きWキャストだったミュージカル『メリー・ポピンズ』4/30 S 感想

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ヒカリエの2階かなポスターとか展示してあったところ、今日行ったら撤去されていて悲しかった。。写真は前回撮ったやつ。

そして本日のキャスト~

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めぐさんメリー素敵だったー😭 歌がうまい!!とにかくうまい!高い音にいっても歌声に水分たっぷりって感じでどこまでも滑らか。常人ならざる歌声でまさに「何もかもパーフェクト」を体現している。音色や音の切り方、動きの端々に、私の思うところの「メリーらしさ」が感じられて好きでした〜💕 動きでいうとスパカリの本をめくる動きがメリーすぎてきゃー!!!ってなりましたね。めぐさんってほんとすごい。

玲奈メリーが厳しめで自分と他者への線引きが明確だったのに対して、めぐメリーはかなり優しめだったな。親しみやすくそれでいて特別。

大貫さんバート、バートそのまんまー!映画の中から飛び出してきたみたいな表情、腕の角度、足さばき。そして重力なぞ存在しないかのような軽やかなジャンプ。カブリオールが美しすぎましたな。なんというか関節がバートだったんよ。

Wバートは踊りの大貫バート、歌の小野田バートでそれぞれの個性が光っていてよきWキャストだったな〜。Wメリーもキラキラ可憐でダンスが美しい玲奈マリー歌が異次元でお茶目かわいいめぐメリーで個性出てたよね。みんな良かったうえで、さらに今日のペアは私の中にある「メリー・ポピンズ」のイメージに近かったのでとてもしっくり来たんだよな。元の「メリー・ポピンズ」像によって、見た人それぞれどの人がしっくり来たか変わってきそう。

イメージというところで、深町ようこちゃんのジェーンがとっても好きだった。ジェーンはハキハキ自分の思うところを述べるんだけれど、語感が強くなり過ぎず愛らしいジェーンを確立していて素晴らしかった。私的ジェーン像にぴったりはまっていたんよな。カテコでようこちゃんと駒田さんがお互いをくるくる回し合っていたのが愛おしすぎました。かわいいの渋滞。

 

いわゆる「メリー・ポピンズ」らしい部分(A Spoonful of SugerやStep in Time)が楽しいのはもちろん、メリーがウィニフレッドに「どんなことでもできる」と声をかけるところだったりジョージが幼いころ大切にしていたジンジャ―ブレッドを見つけるところだったり、見た人の心を救うような場面がしっかりしているのが魅力的な作品ですね。

 

と、いい感じのことを書いて終わりたいんだけれど、1点気になっちゃったことがあって。。ジョージは「いいアイデア」ではなく「いい人」を取り、金儲けの機会を逃したとして停職になった。でも他行に持ち込まれた「いいアイデア」は結局うまくいかず、間接的に勤め先を救うこととなったジョージは高い報酬の約束と共に職場復帰する。これは「いい人」を見抜いて信じたジョージが報われるシーン。でも今回はたまたまうまく行ったから報われたけれど、結局銀行側の方針は「お金が全て」スタイルのまま変わっていない、というのが少しだけモヤっとするんですよね。「いい人」を見るジョージが重役になることで変わる部分もあるとは思うが。ジョージのスパカリを受けて銀行側の姿勢がもっと変わっていったらいいのになって。私が気にしすぎなのかもってのはある。