Mind Palaceがない代わりに

来年には大学生じゃなくなるのでタイトル改めました。

VS ブリリアな「ブロードウェイ・ミュージカルライブ 2021」11/13 M 感想

安定の3階手すり席だったけども、かなりの曲でブリリアちゃんに打ち勝ってた。音響さんの力も大きそう。前からしっかり音が飛んできてたし、バンドに負けないようにマイクがしっかり調節されていて、逆に音圧勢力が強すぎて耳がやられそうになってた笑

【追記】

どうやらTL見てる感じ、今回は音が上向きに飛ぶようになっていたらしく?3階席の音響が良かった説が浮上中。逆に1階は音が下に降りてこなかったとのこと。難しい。2階席の感想求む。

 

第2部、出演者のみなさんがそれぞれ1番歌いたい!って曲を選んで歌ってたんだけど、みんな思い入れがあったり熱意がすごかったりで1曲1曲の完成度が高すぎてめちゃくちゃ楽しかった!!!!

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セットリスト

第1部

  1. オン・ブロードウェイ -『スモーキー・ジョーズ・カフェ』(全員)
  2. All That Jazz -『CHICAGO』(湖月わたる
  3. ヘロデ王の歌 -『ジーザス・クライスト=スーパースター』(藤岡正明
  4. So in Love -『キス・ミー・ケイト』(鈴木壮麻&紫城るい
  5. 夜のボート -『エリザベート』(北翔海莉&佐藤隆紀
  6. Lucky To Be Me -『On the Town』(湖月わたる
  7. 世界が終わる夜のように -『ミス・サイゴン』(小野田龍之介&大原櫻子
  8. あんな人が -『ジキル&ハイド』(紫城るい
  9. 愛せぬならば -『美女と野獣』(鈴木壮麻)
  10. 星から降る金 -『モーツァルト!』(北翔海莉)
  11. こいつはサーカスだ -『エビータ』(小野田龍之介)
  12. もしも -『リトル・マーメイド』(大原アリエル&竹内エリック&佐藤セバスチャン&鈴木トリトン

第2部

  1. A Million Dreams -『グレイテスト・ショーマン』(湖月わたる藤岡正明
  2. スキンブルシャンクス~鉄道猫 -『キャッツ』(竹内將人)
  3. 私だけに -『エリザベート』(紫城るい
  4. 彼を帰して -『レ・ミゼラブル』(佐藤隆紀
  5. 闇に生きる -『ウィキッド』(大原櫻子
  6. カフェソング -『レ・ミゼラブル』(藤岡正明
  7. Luck Be a Lady -『ガイズ&ドールズ』(北翔海莉)
  8. 君の歌をもう一度 -『ラブ・ネバー・ダイ』(小野田龍之介)
  9. 42nd Street -『42nd Street』(湖月わたる
  10. 見果てぬ夢 -『ラ・マンチャの男』(鈴木壮麻)
  11. Tomorrow -『アニー』(全員)
  12. ブロードウェイの子守唄 -『42nd Street』(全員)

 

竹内くんのスキンボナンバー🚃🐱がもう、ほんと、最高すぎて!!!!本役の壮麻さんも希望してたらしいんですけど譲ってもらったみたいで笑笑 この件については散々藤岡くんにイジられてた〜笑 曲目出た時から似合わないわけがないと思ってたけど、きらっきらしながら踊りもたくさんいれて歌っていてほんと素晴らしかった🥺💕💕 赤い蝶ネクタイもぽさがあってよかったです〜!!

 

BW縛りかと思いきや、しゅがさんの夜のボートが聴けてしまって・・・沁みました。BHHも最高に優しく響き渡りあれはブリリアちゃんへの勝利宣言。ファルセットの美しさはもちろん「月日の〜」からの力の込め方が天才的でにっこにこになってしまいました。

しかもね、櫻子ちゃん竹内くんしゅがさん壮麻さんでリトマのもしもを歌っていてですね、しゅがすちゃん🦀が爆誕してたわけだけど、なんて優しいんだ。アリエルをもうそれはそれは優しく支えてきたしゅがすちゃん素敵すぎましたよ。

 

小野田もやばやばでしたね。さすが。Last Night of the Worldはもう美しすぎて溶けた。音色が澄み切ってるから実際の音程よりもなんか高く感じるのよね。そこがすごい好きなんですよ。夏が楽しみで仕方ないやつ。

エビータの曲?かなも歌っててちょっとセトリ見ないと確認できないけど、そっちもものすんごい上手かったなんかもううますぎて何!?

後半バンドが盛り上がりすぎて若干歌詞聴き取れなくなったから、ブリリア×激しめバンドサウンドは相性悪いかも。

Till I Hear You Sing は後半のキー高くなってからがエグすぎてもうスコーーーーんって飛んでくるのが爽快。天才がすぎる。

それはそうと北斗効果でスーツがはち切れそうだった。これ1ヶ月がどうなってるんだ笑 上が緑でだんだん紺になるグラデのスーツで可愛かった。しゅがさんと小野田は楽屋が一緒だそうで、たくさんおしゃべりして仲良ししてたみたいです☺️ そして小野田は藤岡くんのボケにも果敢にツッコミまくってましたね笑

 

ここ数日の私フランケンのDVDの養分で生きてるからさ、もう壮麻さんが元気に喋ってるの見るだけで感極まっちゃうのよ笑 ルンゲ〜!!!ってなる!本役の愛せぬならば聴ける幸せすごいそして壮麻さんも高音すこーんで流石すぎる。ただ低音はブリリアとの相性悪めかもですね。

 

藤岡くんしょっぱなからヘロデぶちかましてて流石すぎる!盛り上がり具合が気に入らなかったのか一旦はけようとして「止めてくれよ〜」とか言い始めてほんと藤岡くんって感じですね笑 ああジーザスコンに戻りたいな〜って毎日思うよ🥺

今回は歌いたい曲にカフェソング選んでてこれがめちゃくちゃ衝撃だったんだよね。私が聴いた今までの藤岡くんってもちろんめっちゃ上手いけど軽めに歌うのが多くて、だからなんというか絶唱?というのでしょうかを初めて聴いたんです。声量と圧のすごさ。圧巻。

 

女性陣は初めましての方がほとんどだったんですけどみなさんものすごいお腹から爆音な方々で素敵出した〜!

湖月さんの声と歌い方が特にかっこよくて好きだったー💕

あと櫻子ちゃんがNo Good Deed歌ってたんだけど私の中の櫻子ちゃんの印象がまるっきりひっくり返った。荒れ狂う高音がばちばちにかっこいい人だったんじゃん。優しめの楽曲歌ってるイメージ強いけどもっとバキバキに強い曲たくさん歌ってほしい。イディナが歌うようなやつ。

 

 

 

10月の鑑賞記録(ぶっ刺さる初見作品に出会うのは難しい)

先月、好みドストライクな作品にたくさん出会いすぎたのよね

それから最近感想とか書くときに、あーこれ身内に読まれてたらなめっちゃ恥ずかしいな〜とか思って自制心がすごい働いちゃうんだよねー。

私の2人のいとこへ

もし見つけても絶対に読んでるよとか言ってこないでね。恥ずか死ぬからそっとしておいてください。

私より

Diana: The Musical (2021)

楽しい!美術が煌びやかで演出も素敵〜!だけどなんかあっさりしてて揺さぶられはしないという何だろう理由はわからない。ダイアナの曲はもちろん、記者に扮したアンサンブルがメインのナンバーがとてもかっこいい。コンサートに連れて行かれたダイアナが退屈するってシーンがあって楽しさがすごい。

ダイアナを主演として美しくカッコよく描いているし、王宮がいかに地獄であるか、プリンセスの仕事がいかに過酷かについても語りつつ、チャールズをただただこき下ろすこともできたろうにそうはなっていなくて、そのバランス感が心地いいなと思った。ダイアナのエイズ患者訪問については詳しく知りたいから調べてみると思う。

私自身ダイアナについての知識が0に等しいし史実とか当時の空気感はわからないから、私の中のダイアナはこのミュージカルのダイアナになる。その点で言えばまさにwe have no control, who lives, who dies, who tells our story 、誰がその人の物語を語るのかの重要性を感じる。

No Time to Die (2021)

007シリーズ、ダニクレ版は全部追ってるんだけどQのために追ってる感じ。今作も大活躍だしグミ食べたり料理したりかわいい〜!

ただどの作品も見ている最中はアクションとか楽しいし好きな俳優さんたくさん出てるからその面でも楽しいけど琴線に触れることはないのよな〜。

きっと過去作もっと見たらダニクレのボンドがいかに現代的ボンドであるかとかもわかるんだろうけど!

オリバーな犬、(Gosh‼︎)このヤロウ (2021)

キャストが豪華すぎて驚きまくっていたら気づいたら3話終わっていた。ノリノリで前髪を切りまくる麻生久美子かわいい。

松竹『ゴヤ -GOYA-』(2021)

アンサンブルの方々がものすごい生きてる。たくさんの役を演じているけれどそのどれもにバックグラウンドを想像したくなるし、想像できる。フランス革命のシーンが熱すぎてこの作品で1番心掴まれたし、ヴェルサイユ行進の可知さんソロばり上手い。

サパテールは首にならないアンリデュプレという噂を聞いてから見なくては!と思っていたのです。アンリとは思わなかったけどサパテールはいい奴。ただ「ゴヤ」というタイトルの割には宮廷のあれこれの比重が多く、その話はその話で面白いしテバ伯爵とアルバ侯爵夫人愛おしすぎるけど、もっとゴヤの物語であってほしかったなとは思った。そうなると主演はばちばちに歌える人がいいかな。

向こうの果て (2021)

ゴヤのためにWOWOW入り、なんか見たいやつあったかな〜と思ってたら柿澤さん出てるドラマ見れるじゃん!となりまして。面白かったです。舞台が原作なんですね。言われてみるとそんな感じがする。まだ自分の解釈が定まらない〜。しばらく考える。

ゴツプロ!『向こうの果て』(2021)

こちらもWOWOWで配信されはじめてたので。はじめは同じセリフだ!とかドラマでこの役の方がそっちの役なのか!とか思いながら見てたのですが、後半は少しずつドラマと違いましたね。同じ作品を違う媒体で見る楽しさを存分に味わった〜☺️

梅田芸術劇場『ファントム』BLACK Version (2019)

ファントムは登場人物みんなに「何故なの〜それでいいの〜?」となってしまうし、POTO派ではあるんだけど雪組といい梅芸といい演者が強い。REDに晴香ちゃんもいるでしょ。強い。演出とセットと衣装もうちょいなんとかしてって思うけど演者でねじ伏せられた。めっちゃ楽しかった。あと可知さんを見つけてはしゃぐ。

ミュージカル『オリバー!』10/9 M

子役さんたちが素敵な分、脚本が残念。

NHK オーディオドラマ【ソラのスケッチブック】(1)「自宅飛行」(2021)

成河先生!なんでそんなに素敵なんですか?

Portrait de la jeune fille en feu (2019)

久しぶりに見たけどやっぱ好き😭😭😭 エロイーズとマリアンヌの物語としても面白いけど、ソフィー含めて3人のパートがとてもいいの。Blu-ray買おっかな。オルフェウスとエウリュディケの話についてはじっくり考えていくと思う。

燃ゆる女の肖像(字幕版)
 
 
 
 
 
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劇中で語られたオルフェウスとエウリュディケの話について考える時間がほしくて絵を描いてた。ちょっとずつ固まってきたかも☺️

Dune (2021)

静かな砂の海とハンスジマーの音楽が重なると美しさがすごい。主要キャラクターがビジュアル凄すぎるけど、その中でもオスカーアイザックとモモアちゃんの役どころが好きすぎる。かっこよすぎる。

Dune

Dune

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ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』10/17 S

NTLアマデウスとかM!とかモーツァルト関連作品のストックが溜まってきた。

The King (2019)

ティミー繋がりで。王子ってそんな泥まみれになって戦わなきゃいけないの?とかツルツルパティンソンとか史実に忠実なのかそうじゃないのか気になるわー。一応シェイクスピアをベースにしてるぽいけどなんとなくホロウ・クラウン先に見た方がよかったかなと思ったり。

ホリプロジャック・ザ・リッパー』複数アングル付き SwipeVideo 配信 木村・加藤・堂珍チーム

配信映像が異次元のカクカクさで笑っちゃった😂 もうちょいどうにかなんなかったのか、マルチアングルで映像重くなるならマルチアングルいらん!けど配信のおかげでアンダーソンの白目などなど細かい表情見れてありがたいです〜

それはそうと今回、ミュージカル普段見ない母と一緒に見たら色々率直な意見や文句が聞けて面白かったですね。SNS上でもリア友でもミュージカル好きな人ばかりに囲まれて生きてるから新鮮!そしてそんな辛口な母も、エリアンナポリーの歌はベタ褒めでしたね。さすが。ポリー😭😭😭 

切り裂きジャックを扱った作品だと御手洗シリーズの短編?が傑作だそうなので冬休み中に読むことにする。

信じてはいけない 民主主義を壊すフェイクニュースの正体 (2017)

授業の課題図書で久しぶりに紙の本読んだ。私はいつもTwitterで自分の見たい情報ばかりを得る環境にいるから、いい戒めになったかも。

星組ロミオとジュリエット』パターンA (2013)

タイトルの通り、礼真琴のベンヴォ―リオが見たくて笑 案の定ベンヴォの概念だったわ!好きすぎる。今年配信で見たロミオも素敵だったから両方好き。

The Fall (2006)

久しぶりに見たらやっぱりこの映画好きなんだなって再確認できた。

アレクサンドリア役のカティンカさんがコメント付きのストーリーをあげてくださってそれもまた嬉しい😆

 
 
 
 
 
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The Matrix (1999)

はじめて見たんですけど面白かった☺️ 人間が生産される世界の衝撃。

それはそうと最後に恋愛ばーんなのが昔のハリウッド!って感じでちょい萎える。

海宝直人 CONCERT 2019「I hope.」

ミュージカル初心者なのでとても勉強になるコンサートでした。ミーマイの曲はじめて聴いたけど素敵だったな~。そして昆ちゃんとのトーク楽しすぎ。

海ジャベ絶対かわいいから勝手に楽しみにしてる。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【今月の私的ヒットチューン】

Santa Fe from "Newsies "

ジェレミーのももちろん好きでめっちゃ聴くけど海宝さんのサンタフェほんとに好きなんだよね〜😭😭😭 でも本編見たことないから話わからないの!広大くんの評判がすごいよくてチケット取ったからよかったかなってちょっと後悔。

サンタフェ

サンタフェ

  • 海宝直人
  • J-Pop
  • ¥255

偉大なる生命創造の歴史が始まる from『フランケンシュタイン

YouTubeの歌唱披露動画を寝る前に見て眠れなくなるのがもはや日課と化しているし、移動時間とかは韓国版CDを聴きまくってる。日本版キャストCDもどうしても欲しい。なぜないの!😭

The Great History of the Creation of Life Begins

The Great History of the Creation of Life Begins

  • Minsung Park
  • ミュージカル
  • ¥204

Where is the Justice? from "Death Note Musical"

Spotifyにジェレミー・ジョーダンが月役の音源が載ってるんだけど、うますぎて笑えてきちゃう。ワイルドホーンの作る現代的な曲ってこんな感じになるんだ!っていう楽しさもある〜

Angels in the Snow from "The Story of My Life"

ネタバレダメって言われたからバタフライとこれの2曲だけを永遠に聴いてる。ついにホリプロCDを手に入れたので日本語版も聴けるようになってしまって、英日韓を無限ループ中〜

Angels in the Snow

Angels in the Snow

 

まこっちゃんのベンヴォが見たくて

今年の配信の感想をヅカオタの友人に送ったら

まこっちゃん愛やってたんだよ」って返ってきたから

「そうなんだ!ベンヴォくんとかも絶対似合うよね!」って伝えたら

「ベンヴォもやってるよ」って教えてくれてそそそんな神キャスティングある?って震えてたんですよ。

それで貸していただいたのをやっと見ました。

【宝塚超ライト層なので色々と悪しからず】

 

初ロミジュリミュが仏2001版だったんですけど、グレゴリー・バケさんが演じてるベンヴォが可愛くて、この作品における推しと化しておりまして。星組の配信でもやっぱりベンヴォくんという役が好きなんだ!って思ったんです。

 

というわけで、2013年星組パターンAを見ました。ヅカオタの友人に送るために書いた感想ですけどせっかくなので載せとこうかなと思います。

 

まこっちゃんがベンヴォくんの概念すぎて私はひれ伏すしかない。とんでもなくかわいい役をとんでもなくかわいい人が演じる奇跡。ありがとう。しょっぱなヴェローナとかオラオラしてんのにかわいさ隠しきれてないのが愛おしいし、ロミオママと話してるところは可愛さフルスロットで五体投地。そして歌がうまい。ロミジュリ楽曲はヅカも外部もシャウトに苦戦してるイメージあるけどまこっちゃんのシャウトは安定感がものすごい。さすが。そしてかわいい。舞踏会行く前とかマキュに乗っかって悪ぶってるけどほんとに女遊びしてるとは到底思えない。かわいい。そんなところが好き。

2幕も歌の安定感が素晴らしい真琴ベンヴォくん。ロミオともマキュともハモるとこあるけどまこっちゃんがハモリに入ると歌がぐっとよくなる天才か。あと「みんなくるって〜る↑↑↑」が最高すぎて最高でしかない。うまい〜!!!!やっぱ歌上手い人好き。そしてかわいい。「どうやって伝えよう」はまこっちゃんの歌唱が1番好きだな。

 

柚木ロミオは歌の安定感が半端ない。私の中の柚木さんてショーブランなので濃い色が似合うし闇属性が似合うイメージなので、薄い金髪に薄い水色の衣装で光属性を演じてるのになかなかなれなかったわ。2幕あたりから慣れ始めた〜。全曲上手いけど「僕は怖い」がとてもハマってて音域もぴったしぽくてすごいよかったわ。素敵だった。

ねねジュリエットはビジュがばりかわですね。ジュリエットキー高いから声ざらついちゃうところもあるし歌ちょい弱いなってとこもあるけど、歌声が完全に大切に育てられたお嬢様って感じだったので役にあってました。とにかくかわいい。眠りから覚めてからのロミオが死んでることに気づくまでの幸せそうに歌ってるところがとても素敵だった。

あと個人的に、真風さんの死が思ったよりかわいい系なのが衝撃的だった。私の中で真風さんは神々の土地のイメージが強くて、ダンディ!って感じだったからそれがなくてなんかかわいい感じでびっくりしちゃった!目の動かし方がすごい可愛い。


今年のロミジュリ配信見た時、パリス好き〜とか言ってたんだけど今回もパリス好き〜ってなったのね。私はパリスという役もそこそこ好きなのかもしれない笑


この前古川ロミオ版見たのよ、あれの演出もイケコだけど信じられないクソさだったから同じイケコ演出なのにヅカ版はまともだし結構好きだからなんかイケコどうしたんだろ何があったんだろって思うわ。謎の携帯設定とか思い出スライドショーはもちろんだけど、「綺麗は汚い」の美術とかもどうしたって感じだったよね。

 

大人キャスト(大人キャスト?専科?)の皆さんうまいー!!!!やっぱママsの「憎しみ」がゴリゴリに歌えてるとテンションぶち上がる。神父さんもよかったし、ジュリエットパパの方もかっこいいしうまい!


フィナーレで紅さんが「バルコニー」歌うのおもろすぎてなんでティボ役者が歌うのそこなん😂って面白すぎた。最後はアップテンポな「世界の王」歌うの最高に楽しい。

JtRが珍しくフィナーレ付いてたんだけど、せっかくフィナーレするならアップテンポで明るいアレンジで銀橋!とか余計なこと思っちゃったわ笑 そんくらい、幸せになるよね😊

あとまこっちゃん見たいのに番手がまだあんまり高くない?から?全然カメラで抜いてもらえなくてまじもどかしすぎたわ!ちょうど映らん。


あとこれは本当に私の問題。どのバージョンでもロミジュリ見てていつも思うけど、追放→神父様のとこ行く→神父さまと乳母に「予定通りの初夜を」って言われる→ヒバリ

までの流れがなんかあんま見たくない。別に直接アレなわけじゃないけどなんかひいちゃう。最後に一晩だけしか会えなくてもっと他にすることないわけ?ってなってしまう。。と言いつつミュのロミジュリは結構好き。

行かないでくれと言えるサリエリさん『マドモアゼル・モーツァルト』10/17 S 感想

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作品の感想

私がサリエリウォッチャーになってしまっていたがために拾えてない要素が多くて作品を考える材料が足りてない問題が発生しているから、映像として残ってくれたりしないかな〜と思いつつ。

まず、セットと衣装がとても良かった〜。コンクリ打ちっぱなしみたいなセットは、シンプルだけど美しくて、窓にアンサンブルの方々が立っているところも好き。あれ登場シーン終わるとさっとカーテン閉めていてそこもまた面白い。アンサンブルの衣装もとても素敵でしたね〜。モーツアルトのオペラの登場人物イメージで、色味も素材感も綺麗でした!コンスとフランツの影のシーンも好きだし、演出も好きかも。

 

女に生まれたから音楽の道を志すチャンスすらないと嘆くM!のナンネールが強烈に残ってるので、女だと音楽家になれないとパパが言い始めたところでもうあああ😭ってなってしまった。

ただ、明日海モーツァルトは常にカラッとしていて楽しそうで、髪を切られる、結婚させられる、コンスに迫られる、家出コンスが帰ってくる時でも信じられないくらい陽気。それによって、モーツァルトがどんな人なのかいい意味で掴めない。彼女に共感しにくいのが、圧倒的天才だから掴めないのかなと思わされたり、モーツァルト自身も自分の人生に向き合っていないから観客にもわからないのかと納得させられたり。さらに、心が軽いまま作品に向き合わせてくれるなってのもあって、とても心地よかった。

 

あなたのせいで周りが苦しんでるってコンスが怒るシーンが好きだったー。あんだけ振り回されて残酷な扱いを受けてるのに、モーツァルトをただ責めるのではなく、最後には、あなただって苦しんでるってところに目を向けてあげられる心の広さ。そこに、自分の人生に向き合ったことがないってモーツァルトの台詞がくるのがまたよかったー😭😭😭 ここうろ覚えなの辛いー!

 

ヴォルフガングでもエリーザでもモーツァルトであることに変わりなく、音楽とのみ結ばれるっていうのも(私はそう感じた)いいなーと思いました。

 

サリエリさん!!

メリリーを見た時は作品自体に感動して、元基くんスーツ似合うな〜かっこいいな〜って感じだったんですけど、6月にDVDでフェリペ見て突然やばい!って思って急いで王家買い足して、王家見てさらに平方!!ってなってMMを買うに至ったというね。それにしてもなかなかに苦しむ役ばっかりですね笑 

1幕サリエリは、突然モーツァルトのこと好きになるしどうしたって思ってたらおうちサリエリが来て😳😳 謎柄ガウンでピアノを弾くという天才の所業からの寝転ぶーー

おうちサリエリ思ったより大人の余裕でサリエリさん〜って感じだった。しぶかっこよい!

視覚的には大人だけど、よく考えたら、手が柔らかい!⇨人気もあって嫉妬するし気になる!困る!⇨あいつはゲイだって思考回路崩壊しすぎてて全然大人じゃないかも今思うとw

2幕エリーザに一目惚れしてからのサリエリさんは完全に調子狂っちゃってて、花持って家に押しかけてくるところとか歩き方からしサリエリくん!って感じでしたね。かわいいかよ。エリーザに一目惚れってあんたモーツァルトに最初に会った時点で一目惚れしてたんでは?けど、俺はゲイじゃないはず!って心大混乱でモーツァルトがゲイって思考に走ったんでしょうねー。女に作曲は出来ないって台詞とか、マスキュリニティに首を絞められる平方の演技!好き!

ニコルカテリーナの「男の人って自分より才能のある女を愛せるの?」って台詞が最高すぎた。からの「尊敬することはできる」ですけども、ここでyesでもnoでもなくこの答えを出すサリエリさんねー。

 

そして

 

出て行け!!!・・・行かないでくれ

このシーンほんとすごかった。

エリーザのために作った曲をエリーザ自身がとんでもない才能で塗り替えていくのを見せられるサリエリさんほんとにしんどすぎて、やめてあげてください、どうか、お慈悲を!!!あああああ!!!ってなってたら、爆発なさってしまい、怒り狂い、出て行け!となったわけで、ああ、決裂か😢と思ったらその数秒後に「行かないでくれ・・」って呼び止めるんですよね。平方の真骨頂だったー!!!!切なすぎるからー!!!!

蛇足だけど、ミュージカル界の男たち「行かないでくれ」が言えなくてやきもきすることが多いんですよ。だから、今回のサリエリさんには感動しちゃった笑笑

 

サリエリさんの恋について考えたこと

これについては、恋愛わからない芸人20周年クオリティなので、鼻で笑われるかもですが

 

サリエリはヴォルフの手の柔らかさが気になっていて、エリーザがピアノを弾くこともその手から読み取ったわけで、そう考えるとコンサートでエリーザの手を握った時点でモーツァルトが女である可能性、あるいはヴォルフの手が少なからず頭をよぎったと思うんですよね。だから家に押しかけた時ヴォルフとエリーザの両方に会えるかと思ったって言う。2人が別人だと思いたいから。

カテリーナは「才能のある女〜」の台詞から察するにエリーザ=ヴォルフと感じてるのかなと思うのと、それに対するサリエリさんの返答が難しくて、モーツァルトという才能のある女を愛することはできないが尊敬することはできる(エリーザ=ヴォルフとして見つつある)でとって大丈夫かな。一般論として言ったとは思えないのよ。

エリーザを引き止めた後のサリエリさんの心情は推察が難しい。宮廷楽長になる上でそばにいてほしいみたいなことを言ってたと思うのですが、大きすぎる才能を持つ女への愛と一緒にいる苦痛の板挟みといったところでしょうか。ただ、彼がエリーザと?モーツァルトと?どういう関係になりたかったのかはわからない。

「エリーザによろしく」のところは、音楽と共にあるモーツァルトを称える、自分の愛したエリーザに別れを告げる、モーツァルトを今まで通りモーツァルトくんとして扱うからねとか色々な意味合いが込められていそうな一言だと感じました。

ヘルシーなサリエリさん

私、サリエリについて知ってるのがNTLのアマデウスでだけなんだけど、もっとモーツァルトの天賦の才への嫉妬と、その才能を感じ取る才能だけを持って生まれた自分への落胆みたいなイメージがあったから、今作のサリエリは自分の音楽の実力も信じてるし、だいぶ健康な精神を持っている感じですね。毒されてる平方サリエリも見たい。原作wikiチラ見した感じ原作サリエリは闇深そう、気になる!

今回のブリリア評

3階サイド最後列でした〜ナビザでもぎ取った希少なB席ね笑笑

手すりはやっぱり死ぬほど邪魔で、1つ前のE列(宝塚だと売り止めしてるよね😭見えないもんね😭)の方がちょい前のめってたのでその状態で私が背中ぴっちりつけると舞台右前はほぼ見えないなという感じ。そこは最後列の長所を利用して私も少し前のめらせていただきました。

音響は呟いたけども今までのブリリアとは違う!マタハリのときのように、歌詞がぜんぜん聞き取れない!とかはなく、オケも真下からではなく前から飛んできて、音響さんが3階席のことも考えてくれたんだな〜というのを感じました。山本浩一さんという方です。井上芳雄の「日本版トニー賞への道」の音響部門1位の方だそうです。箱がヤバくても音響は技術で乗り越えられることがわかりました。逆に言うと、ここまで調整できることがわかった今、音が悪いまま上演するってのは許されないよ。

Sirマッキントッシュでも刺さらないことはある『オリバー!』10/9 S 感想

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結構渋いこと書いてしまうと思うので、それでもという方だけ読んでいただくようお願いします。

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まず、子役のみなさんめちゃくちゃキラキラしてました!特に臣くん!手持ちのフランケンDVDでリトルビクターをやっていて、なんだこの子!上手い!って思ってたので元々楽しみにしてたんです。やっぱり上手ですね〜そして存在感があってセンターで歌うとバシッと舞台がしまる感じがしました。多分変声期差し掛かりぽくて高音若干出にくそうだったんだけど、台詞歌っぽく調整していてそれがまた上手いしドジャーの役にも合っていて素敵でした〜。オリバー役の越永健太郎くんは澄み切った歌声で綺麗でした☺️ 子役のみなさんほんとによかった。そういえば、臣くんドジャーの帽子がオケピに転がり落ちたのびびったけど動じずに演技続けててさすがでした。


ドジャーやキッズたちのナンバーはとても楽しいですね。セットは全体的に好きかも。オリバーが走って逃げるシーンとかで後ろの街の背景がどんどん動くところとかよかった。あとギャング団の寝床もかわいい。


ここから渋めの感想いきます。


作品自体にあまりいい印象が抱けませんでした。あの物語から何を受け取ればいいのかわからない。DV男を愛しているが故に離れなれない女が勇気を出したら殺されてしまう物語?スリをして生きる術しか知らないオリバー以外の少年たちはあのあとどうなるの?ドジャーは?別に全ての物語が幸せなことばかり起こらなくちゃいけないなんてことはないけれど、なんで言えばいいんだろう、惨たらしい世界を描くだけ描いてほっぽりだされた感じ。伝えたいことはなんなんだろうか。そこが全く見えてこなかった。ただ、この世はそんなもんさってことを伝えたいのだろうか。


歴史のある作品のようだし、2011年にUKツアーがあったり、2016年にもワシントンで公演があったりしたようだけど、今この時代にこの演目を上演する意味を私は見出せなかった。


それぞれの役を見てみても美味しい役がほぼないなという印象。これは私がソニン好きで楽しみにしてたからナンシーの役どころに不満たらたらなのもあると思うんですけど。フェイギンはソロもしっかりあるし老後とか生き方への不安が感じ取れて役の背景を感じられたからよかったかな。他の役は内面が掘り下げられるような箇所がない分ひととなりがよくわからないまま終わった印象がある。


刺さらなかった作品ほど、どうして刺さらなかったのか、どの部分がどうだったら好きだったかとかずるずる考えるんだけど、この作品に関しては題材そのものから肌に合わないのかもしれない。

9月鑑賞記録(ロールモデルにたくさん出会った!)

1848のユリシュカ、The Greatのエカチェリーナ、Come From Awayのビバリー・バス機長の3人は私がこれから生きる中で指標になるような人たち。こんな素敵なロールモデルに一気に3人も出会えるなんて、幸せな月だった☺️💕

PAT Company『眠れぬ森のオーバード』配信 (2021)

可知さん、演技も歌もバロメーターがふり切れてて最高。サカヤコール!作品自体もテンポが良くてぐいぐい引き込まれたしとても面白かった~

Cinderella (2021)

アマプラのシンデレラだよ🦋 洋楽の知識が少ないのが悔やまれるやつですね〜まあSomebody To Loveイディナが歌うMaterial Girlが聴けたんで幸せですけどね💕 ミニー・ドライヴァーが演じてる王妃とタルーラ・グレイヴェのグウェン王女がとても好きでした。CG、街並み、エラ自作ドレスのちゃちさとか本質はわかってないまま突如いい人化した父王とかグウェンの扱いの雑さとか気になるところは多々ある。ただ。舞踏会の女性陣と継母、姉たちの衣装はものすごくゴージャスで素敵だったわ〜✨

シンデレラ

シンデレラ

  • カミラ・カベロ
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NHK オーディオドラマ「1848」(2021)

最高。お話もキャラクターも演者さんも素晴らしすぎて最終話までまとめて3話聴いてたら泣いちゃったよ。革命とそれに伴う死に責任を感じる文学者たちを描いているのがとても面白いです。ペテーフィやヨーカイさんは自分も共に死ぬことを考えるけどユリシュカは革命の炎を絶やさないことを選ぶのがとても好きです😭😭😭希帆ちゃんユリシュカは可憐さと思慮深さのバランスが素晴らしくて、最終話の首領ユリシュカでの声の変え方も天才でもう大好きです。がうちエデもいいやつで素敵で、ロマンスに寄らない2人の関係性もまた好きでした。海宝さんのカーロイお兄様は中盤やばかったですね。ナターリアに策略がバレるところとか最高すぎましたよ。あの動揺っぷり笑 

あーほんともういい話だったな。最近触れた作品で1番刺さってます。1848のこと考えると心がほくほくします。ミュージカルでもストプレでもなんでもいいからまたこの作品に触れる機会がありますように。

Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings (2021)

話自体はあまり刺さらなかったけど踊るような手合わせが素敵すぎたのと、ピューちゃんに引き続きMCUオークワフィナが今後参戦するというだけでもう最高。

Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings (Original Score)

Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings (Original Score)

  • ジョエル・P・ウェスト
  • サウンドトラック
  • ¥2343

Frozen Ⅱ (2019)

アナ雪ミュに備えて復習。確かに設定が1しか見てないと?ってなるとこあるかもというシーンがミュージカルにある。

Frozen 2

Frozen 2

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ミュージカル『アナと雪の女王』9/7 S

見に行けてよかった!!!毎日BW版のMonster聴いてます。

 
 
 
 
 
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Aaron Tveit LIVE! (2021)

アーロンの歌声はやっぱり1番好きな歌声だな~と再認識。レミゼ映画の時、エディとアマンダがA Heart Full of Love 歌ってるところにThere are words he'll never say~からエポとして乱入したりしてたらしい。かわいい。

The Great (2020)

大変素晴らしいドラマ😭😭😭 前半はニコラスピョートル3世を中心にクソの極みな宮廷に中指を立てるエカチェリーナに爽快感!って感じなんだけど後半、特に最終話はピョートルもまた、、いやクソなんだけど、でも!とにかくエルのエカチェリーナ素晴らしいです。1848とThe Greatはほんとにぶっ刺さった作品。

 
 
 
 
 
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Come From Away (2017)

人種・宗教を超えた人々の繋がりムスリムへの差別等美化されすぎずリアルに、かつとても希望を見出せるように描かれている素晴らしさ。ハイテンポな音楽に合わせて島民と乗客をはじめとするたくさんの役を演じるかっこいい演者さんたちとシンプルなセットと照明で場面転換する演出のかっこよさ

なにより1番鳥肌が立ったのは、Me And The Sky 女性初の機長Beverley Bassのソロ曲。彼女のおかげで今の時代、私はなろうと思えばキャプテンになれる。私たちへのエンパワメント

Come from Away

Come from Away

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ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』9/12 M

ネタバレを踏み抜かずに初見を迎えたかったってずっと思ってる。。。

Schmigadoon! (2021)

面白くて1日で全部見ちゃった☺️ 私はめちゃくちゃ最近になってミュ沼転がり落ちたので古典作品の知識がなくてね、これを機に見るぞ!ってなりました。知識なくてもこんなに楽しかったんだからあったらもっと面白いんだろうな。

最近アリアナ・デボーズに夢中よ😍かわいい。ホットすぎる。アーロンは安定に好みドストライクボイスだし役も可愛くてハンサムで素敵だったわーい!クリスティンはかわいい。意地悪な役でもかわいい。

ディズニー・オン・クラシック 〜まほうの夜の音楽会〜 2021 プルミエ・コンサート 9/17 M

久しぶりのオンクラ!全編フィーチャーはリメンバーミーでやっぱいい作品だなとしみじみ。音楽はいつまでもが名曲。

Everybody's Talking About Jamie (2021)

結構舞台版からの改変はありつつも、そのほとんどが作品に深みを持たせていていい感じの映画化でした。特にロコシャネルの物語を、フレディの死、エイズの蔓延、抗議運動などの回想に切り替えてドラァグクイーンが戦士であること描いていく流れがとてもよかった~。映像もかっこよかったし、あそこでオリジナルキャストのジョン・マックレア使うのも好き!

Skyfall (2012)

新作に向けて久しぶりに復習

やっぱりQ課長大好き。

Spectre (2015)

前回見た時の記憶が断片的で改めて見るとCがアンスコでびびる。

ダニクレ版の4作しか見てないし性愛描写がそもそも好きじゃないのもあるし007シリーズとしては進歩してきたのかもだけどやっぱりボンドと女性たちの描写は見ていていい気はしない。NTTDでは変わってくるのかな?

それはそうと序盤の死者の日パレードが楽しいし、ウィショーさんとアンスコ共演ってのがいいから4作だと1番好き!

ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』9/25 M

2回目の方が楽しく見れました〜!!!

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 (2019)

昔漫画で読んだことあるはずなのによく覚えてなかった。必殺技的なものがある戦闘シーンはアニメの方が見やすいからいいな〜。

かげきしょうじょ‼︎ (2021)

とても、とてもよかったです😭😭😭私自身、歌舞伎と宝塚はその両方が存在することで今の時代と折り合いをつけられていると思っている節がもともとあって、なので助六になれなかった少女がオスカルを目指すというストーリーがこの世に存在することに感動しました。毎話とても深くて面白くて続きを知りたい。漫画買いたいと思います。

TBS/ホリプロ東宝梅田芸術劇場『ロミオ&ジュリエット』BLACK Version (2019)

仏版と星組版に続き3バージョン目のロミジュリミュ。噂には聴いてたけど本気でアレンジがひどい。携帯?思い出スライドショー?キャストがいいだけにもったいないどうしたんだいったい。何があったんだ。

古川ロミオは出てきた瞬間から死のオーラを放っているし、歌声に悲しさ成分が常にあって全て叶わないんだろうな〜となる。ハマり役だな。わかなちゃんジュリエットは歌が丁寧で聴いていて安心感。達成ベンヴォはシャウトめちゃくちゃ頑張ってて応援したくなるからベンヴォとして適任だな〜と!ロミジュリは基本ベンヴォくん推してる。あと今回初見だった平間くんのマキュがとてもよくて、これまでマキュにいまいち共感できなかったんだけど平間マキュはまじでよかったな。過去一刺さったマキュ。

全体にみんな素敵だけど今やったらもっと上手いんだろうな〜って勝手に悔しくなる。作品自体好きだから若手登竜門じゃなく実力付いた人で上演してほしいなーって思ったり。

【今月の私的ヒットチューン】

The Wizard And I from "Wicked"

YouTubeにアリアナ・デボーズが歌ってる動画が上がっててそれを見て好きになった。So I'll make good〜のところの歌い方が好きなの!イディナのも安定にうまくて最高だから毎日聴いてる。友人の所属してる学生団体の見た感じお話は好きじゃないのだけど曲が好きだから日本でもやはく再演してほしい。

The Wizard and I

The Wizard and I

  • provided courtesy of iTunes

Me and the Sky from "Come From Away"

WWⅡ退役軍人との攻防も痛快で聴いていてとても元気になる。私も51歳になったときにこんな歌を高らかに歌えるような人間でいたいな。

Me and the Sky

Me and the Sky

  • Jenn Colella & 'Come From Away' Company
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

Monster from "Frozen"

ラストのI cannot be a monster. I will not be a monster. Not tonight! っていう歌詞がとても好き。この1曲でかなりエルサの内面が掘り下げられていてぐっとエルサのことが好きになる。

モンスター

モンスター

  • Caissie Levy, John Riddle & Original Broadway Cast of Frozen
  • ミュージカル
  • ¥255

 

 

Wキャストの印象と『ジャック・ザ・リッパー』9/25 M 感想

観劇予定が詰まっていないから感想を書くのを怠けてしまう。内臓の鮮度が落ちる。

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これが1回目の感想。ほんとはタイトルを「なるほどアンダーソンじゃねえの」にしようかと思ったけどテニスについて全く知らないし各所から怒られそうだからやめました笑

前回見たときは、結構間延びとか場面ごとの繋ぎの悪さを感じたのだけど、今回はあまり気にならなくて1回目よりも楽しめた!私自身見るのが2回目で展開を把握できているからか、韓国版のCDを聴いていたので楽曲に慣れてきてそうなったのか、はたまた公演回数が積み重なって作品自体のテンポ感が良くなったのかどれが原因かはわからないんだけど。

あと前回は1階席後方センターで見たらかなり両端(特に下手のアンダーソンのテーブル周り)が見えづらくて大変だったから、今回Yシートで2階席から全体が良く見えたのも楽しめた要因かもしれない!背が低いから結局どの劇場も2階席の方が安心して見れる。

ただ見ている最中は普通に楽しいのだけど作品として好きかと聞かれると好きではないかもってのはある。衣装も美術も好きなんだけどお話自体が私には上手く刺さらん。

Wキャストの感想

全体として、前回の木村加藤堂珍チームは私の贔屓てんこ盛りキャストだから楽しいけど作品としてはごちゃっとしていてアンダーソンを主役にしたらすっきり描けそうだけどな~と思ったけど、今回の木村松下加藤チーム群像劇っぽく見れて作品としてはすっと入ってくる気がした。

アンダーソンs

アンダーソンがカオス後に、ダニエルの悲劇が語られて同情を集めたら殺された娼婦たちが浮かばれない的なことを言うのがとても好きなんですけど、あれポリーが殺されなかったら絶対そんなこと考えもしないと思うんですよね。そう思わせるところも含めて好きですねー。

松下アンダーソン、松下くんは今回初めて見たのだけど歌唱力の安定感がすごくて高音部も余裕があって安心して聴けるし心地いい。韓国版フランケンの動画をYouTubeで見ていた時、演技<歌って印象を受けたんだけど松下くんもそんな感じで作品自体韓国で盛り上がっただけあってとてもこの作品に合っていてよかったです!松下アンダーソンは事件後、それなりにちゃんと生きていける感じがする。理由はわからん。

和樹アンダーソンは壊れすぎていて修復不可能。多分事件後もだめだめ。ラドゥー大佐の時も思ったんですけど、和樹マンは見た目がかっちりしていて健康そうなのに内側が・・って演技うますぎますね。何を思っているのかや過去について想像を掻き立てられるけど掴めない感じ。歌い方にもそれが乗ってて私はジャックよりアンダーソンの方が好きでした。Aチーム見た時のバランスの悪さも和樹アンダーソンの存在がデカすぎてみんな良かったけどそれでもさらに良すぎて、ダニエルの物語としては受け取りづらかったのがある。

達成ダニエル

カルメンで達成よかったから2回達成で取っちゃいました。眉毛も好きですけど、歌ががっつり歌えるところが好きです。音程も外さないし高音もロングトーンもきっちり決めてくれるし。カテコのオクターブ上げー!!!!ヴォルフ待ってます。

1回目は達成が放つプリンスファブリーズ的な爽やかオーラであんまり感じなかったんですけど(ネタバレは踏んでたのに)、2回目はなんとなくダニエルって役自体に結構気持ち悪さを感じてました。なんだこいつって。エゴがすごい。グロリア<臓器をものすごく感じる。多分彼は最初からどこかおかしいしグロリアやジャックに出会ってなくても自分の中の殺人鬼にいつか出会ってたと思う。

関係ないけど達成ダニエル、床を叩く勢いが凄すぎて毎回上着の裾が捲れ上がって肩にかかっちゃうのかわいい。

万里生モンロー

Wキャストと題してたけどモンローについては書きたいなと。歌声だけでなく台詞の声まで普段とは全然違った潰すような出し方をしていて初見時衝撃でした。下品ワードも高らかに歌い上げるし笑 金にがめつく悪どい表情をして、頭をガシガシしていてもどこか清潔感があってなんとなく憎めないモンロー。和樹アンダーソンとの時は犬感すごいのと案外いいバディ感ある。松下アンダーソンはあんだけダル絡みされてアンダーソンが気の毒になってくる笑

今年フェルセンで初めて見てから私→ラドゥー→モンローと来てるのですが役の幅広すぎてビビります。アルヴィンもまた系統全然違いそうだし楽しみ。

ジャックs

2幕の赤いケープがとても可愛くてとても好き。

堂珍ジャックは歌い方はロックで他のキャストとの違いがあるけどその異質さがジャックの役と楽曲にピッタリでした。音圧もあるし歌うまくてテンションあがる。ひょこひょこした動き方に浮遊感と気まぐれさが感じられて、2幕は可愛いらしいイマジナリーフレンドに見えてくる。

加藤ジャックダニエルを導くメンターのように感じた。あと、とても人間としてそこに存在してるって思わされるジャック。アンダーソン派って書いたんですけどジャック役もイキイキしていて見ていて楽しいです。

入れ替わりナンバーは達成ジャックも見たいしお二人のダニエルも見たいして目が足りなくてどうにかオペラグラスを傾けて同じ画角に入るように調整するの大変だった。

 

2回目観劇の感想というか覚書

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曲名は韓国版CD準拠で

冒頭、下手でポリーが頭に花を挿す→奥に歩いて行ってジャックと向かい合う→雷鳴って流れだったんですね。初見時には気付かなかった。しょっぱなから辛すぎた。ポリーーーーー!

遮られた真実 このあたり前回とても見えづらかったからよく見えることにまず歓喜。松下さんは煙草の火と報告書焼く火は別なんですね~。

最初の事件現場、万里生声でか!いつものことだけど毎度驚いてしまうやつ。最初の事件に限らずだけど、娼婦の亡骸に別の娼婦が泣きついていたり、死を悲しんでいたりする描写がとても好きです。グロリアソロ曲でも花を渡して寄り添っていたり、娼婦同士の関係性が垣間見える。

捨てられたこの街に しんどいポリー。いい曲。今回下手がオケピの上までセットが張り出していて、上手に立つポリーのシルエットが下手に伸びて全部舞台上に収まるのがとても綺麗でした。2階席の楽しみ~。

ショーパブシーン。前回長いとか書いちゃったけど今回は全くそんなこと感じなかった。ショーガールの衣装はかわいいし、動きも見ていて楽しくて、偽ジャック役の方の歌もうまいしでかなり楽しめた。あとこのシーン、最初テーブルに1人で座ってるアンダーソンの様子が前回も今回もよく見えなくて詳しく見たいので何卒配信でもBlu-rayでもよろしくお願いしますね。

達成ダニエルの登場シーンは相変わらず足が速すぎて見えない。オペラで追えない。気づいたら居る。

ロンドンの夜に菅谷さんが大好きすぎるもっとソロとかたくさん聴きたい。作品1声が大きい気がする。本当に大好き。

グロリアの「素敵。あなたの顔」って台詞おもろすぎて好き。わかる。めちゃくちゃわかる。特に眉毛。

和樹ジャック、めちゃくちゃ人間ですね!この辺の話はあとで書くから飛ばすけど、堂珍ジャックの浮遊感がすごかったからとても人間としてそこに存在している感が強い。「じゃあな〜ダニエル」のところ良すぎ!

もしかしたらの達成ダニエル、前回はグロリアの「揶揄わないで」を聴いて「は?」みたいな間抜けな顔してて、ああ本当にグロリアがなんでそんなこというのか理解できないんだろうな、思いもよらなかったんだろうなって感じだったんですけど、今回は「え?」みたいな捨てられた子犬フェイスしてて強いなと思った。相変わらず「あああ心臓があ」的なやつは唐突で一旦腹筋耐久になる。

7年前の回想からダニエルが取調室に戻ってくる演出がとっても好き。

惚気話にキレてダニエルの椅子を蹴り飛ばす松下アンダーソン結構ガッツリ蹴り飛ばしてて良かった。前回ほど長いとは感じなかったけどやっぱりここの椅子蹴りでちょっとスッキリしてしまう私がいる笑。

ダニエルの研究室、ハエと戦うモンローとダニエルに撮影を許可させるようアンダーソンに促すモンロー可愛い

この夜が俺は好きだの最後の和樹ジャックオクターブ上げすごいですねなんだあれ!上げる最中の中間音で一瞬不安になったんですけどそのままゴリ押して上まで上げ切ることに成功していて、勝負に行く感じめちゃくちゃカッコよくてわわわわわってなってました。和樹氏音域どうなってるの。

ダニエルソロ止めることができなくて、後半の音のアップダウンがあんまりないところ、前回見た時よりめちゃくちゃ上手くなってて感動した。最後の音のところの表情に若干古川さんを幻視した。

ポリーとアンダーソンのシーン、アンダーソンが後ろ向きに座るのずるいよね。どんな顔してるんだろうか。ポリーの「オーケー」はやっぱり最高にカッコよくて本気で悲しい。

カオスは2階から見れてマジでよかった。前回は自分で手当てをするモンローとか起き上がって拳銃を撃つアンダーソンとか上手く見れなかったので!ナイフ持ってるところをモンローに撮られまくるところの達成ダニエルの目がすごい。実際には見えないけど血走ってるように見える。